水祭り（カンボジア:プノンペン）

2005/11/15 - 2005/11/17

カンボジアでは水祭があります。
こちらの、水祭はタイ等の近隣諸国でおこなわれている
水かけ祭でなく、ボートレース大会なのです。
各州の予選を勝ち抜いた選りすぐりの選手がボートを
漕ぐ姿は圧巻です。
3日間かけて行われる、水祭はレース会場周辺に出店やステージも設置され、多くの人が国中から集まります。
陰暦で設定されるこの水祭、今回は11月15日〜17日の期間に行われました。
私が16日まで旅行へ行っていたので、最後の1日間だけですが、見てきたものをお届けします。

エリア プノンペン(カンボジア)

水祭はプノンペンの東側にながれるトンレサップ川で行われます。たくさんの出店が出て観客もあつまります。

3日間のレース前から、準備はされます。
夜のための電飾船を事前に作っています。出店の設置も始まります。

レースは2艇のタイムレースで競われます。
一糸乱れぬ、漕ぎ手の動き見ものです。
でも、よく見えるのはTVからでしょう。

ゴール地点は、王宮前のトンレサップ川とメコン川の合流地点です。

土手に座ってレース観戦楽しみます。

レースが終わった船は、上流のスタート集合場所までもどります。レースは3分で終わり、戻るのに30分以上かかります。お疲れ様です。

疲れた体に鞭打って、上流にもどります。

出番が終わって、観客と共に観戦する選手達。

外国人むけのカフェだと、観戦に穴場です。

2階からの眺めは、向こう側もよく見えます。
対岸には夜のための電飾船が。

レースも終わり、暗くなったきました。人ではますます多くなっていきます。

電飾船は18:00から深夜まで川を上ったりくだったりします。各省のシンボルをあらわしています。
この船は、王家の紋章。

様々で電飾船の光が川面を照らします。バックに古典音楽が流れています。

いよいよ花火があがります。川の対岸の中州から打ち上げられます。

電飾船と花火。

川に浮かぶ電飾船。この光景だけだと、厳かな雰囲気が漂っていますが、土手や道はたくさんの人で埋め尽くされています。祭りの夜は更けていきますが、人々は深夜遅くまで、祭りの雰囲気に酔いしれていました。