九十九里の旅?七福神巡り

2005/11/13 - 2005/11/13

房総九十九里に七福神巡りのコースがあるのをご存じですか？
私が最初に九十九里七福神巡りを知ったのは、９年前の１９９６年のことでした。
その時は丸々１日かけて２０キロ強を徒歩で歩きました。

今回は、夫婦で車で七福神巡りを行いました。
参考：　http://www.chiba4u.com/narutokanko/info/page_7.htm

エリア 千葉

?宝積寺　福禄寿　（松尾町大提449）

松尾駅より１．５ｋｍ　国道１２６号線からちょっと入った場所にある。駐車場完備。

表紙の用紙は１枚５００円
朱印は各お寺さんで２００円です。
七福神ですので一回りすると１９００円になります。

【福禄寿・ふくろくじゅ】
　中国出身の神様で南極星の化身で、短身、長頭というのがそのお姿です。年齢も数千年を越し、長寿の神だが、一般には人々の幸福と、人々に授かる財物、即ち俸禄と、人々の寿命を司どる神様として親しまれている。参拝荷に限りない長寿の源を授け、限りない幸福を授けてくれる。

※七福神の説明は九十九里七福神巡りのパンフレットを参考にさせていただきました。

静かな境内にある松尾六地蔵尊。

?真光寺　布袋尊 （松尾町借毛本郷1238-1）

ここは広い敷地の大きなお寺です。
トイレ完備のお寺です。

【布袋尊・ほていそん】
　中国出身で福禄寿と似ているが、こちらは老人星の化身です。不老不死の言葉を所持しているといわれ、人々の難を払い、安全と健康を守り、日常の生活が明るく、楽しく清々しい毎日である円満な家庭を築いてくれます。昔から健康と長寿の神様として広く崇敬されています。

境内のイチョウの木の下にはギンナンが落ちています。

このお寺には秋の気配、自然がいっぱいです。

赤とんぼがお寺の看板に留まっていました。

秋らしいコスモスの花が咲いています。

?海巌寺　弁財天 （成東町木戸432）

道路が大きくカーブしているここから入ります。

住宅地の奥にあるお寺さんです。

【弁財天・べんざいてん】
　神道では、古事記に出てくる水の神様です。農作物にとって最も大切な水を供給してくれる田畑の守り神、すなわち五穀豊穣の神様です。また、七福神の中で唯一の女性の神様であるため、江戸時代においては富貴の神様として庶民の信仰を集めた｡現在も福徳のあらたかさを示しています。

こちらもお地蔵様がひっそりと…

境内の片隅に…

お寺の参道の入口近くの空き地にいた犬。

犬小屋があってこの犬はここに飼われているようです。

?慈広寺　恵比寿 （成東町小松726）

【恵比寿・えびす】
　日本古来の神様で、海の守護と商売繁昌、庶民救済の神として崇敬されています。鯛は古来より福を表わし、釣竿がその福を釣るということから、人は何もしないでいては幸福や安楽は得られない。智恵を働かせ、体に汗を流してこそ真の幸福、安楽は得られるのであるという事を示されています。

境内で見つけたミノムシです。
まだ冬眠前なので頭を出してのそのそと動いていました。

?観音堂　毘沙門天 （成東町新泉）

ここは無人です。
ここには駐車場がありませんが、すぐ隣の光明寺の駐車場が利用できます。
朱印も光明寺で一緒に貰うようになっています。

ちょっと小高い民家の裏山のような場所にあります。

【毘沙門天・びしゃもんてん】
　インド出身の神様で福徳、知恵、美貌、力、能弁など十種のご利益があると「毘沙門天王経」の中にあります。また、毘沙門とは多聞と訳し、多くの人々の願いをかなえるという。一般には眼光するどく夜叉羅刹を調伏するということから、病魔退散、財宝来福の神として広く親しまれ信仰されている。

境内に忘れられたようなカラスウリの実がひとつ、黄色く色づいて残っていました。

栗の実も誰にも拾われずにありました。

?光明寺　寿老人 （成東町富田1715）

街道沿いの境内では大勢の子ども達が遊んでいました。

【寿老人・じゅろうじん】
　中国出身で福禄寿と似ているが、こちらは老人星の化身です。不老不死の言葉を所持しているといわれており、人々の難を払い、安全と健康を守り、日常の生活が明るく、楽しく清々しい毎日である円満な家庭を築いてくれる。その昔より健康と長寿の神様として人々から広く崇敬されている。

マラソンの碑が境内にありました。

高橋尚子さんと小出元監督の足形と由来が書いてあります。

小出元監督が学生時代このお寺で合宿したとかのことが書いてあります。

こちらのお地蔵さんはこんな感じ。

境内の花です。

なんという名前でしょうか？

イチョウの葉が黄色く色づいています。

記念にお一人様１０枚までは持ち帰ってもいいそうです。

?月蔵寺　大黒天 （成東町早船1417）

ここは、境内の中と本堂にそれぞれ大黒天の像があります。
また、御朱印はセルフサービスで自分で押す方式で、本堂にある大黒天は遠くから覗くだけでしたので私のカメラではよい写真が撮れませんでした。

【大黒天・だいこくてん】
　インド出身の神様で、貧しい人々や難民の救済をします。肌の色は黒いが、心はとてもやさしく大きいので、大黒天と呼ばれています。この大黒天は古来より仏法の守護神であり、福寿開運の神として尊ばれ、広く一般には商売繁昌、除災裕福、大願成就のご利益があると親しまれています。

さあ、九十九里七福神巡りの旅、如何でしたでしょうか？

徒歩で廻るとたっぷり一日かかります。
車で廻ると半日コースです。

皆さんも、七福神の御利益にあやかりませんか？

この旅行記へのコメント （2）

• enyasuさん 2005/11/25 15:47:51

  七福神

  七福神について勉強になりました。謝謝！
  
  食虫植物が虫を捕まえる所も見てみたいですね。写真を見た感じではその場所までたどり着くのが大変そうですね。
  
  

  ajiajiroさん からの返信 2005/11/26 12:20:28

  RE: 七福神

  enyasuさん、你好！
  
  ネットで、検索しますと千葉県内だけで七福神巡りと称するものは１０箇所以上あるようです。
  最近は、インターネットのおかげで情報の入手が簡単になりましたので助かります。
  暇を見つけてぼちぼちと、あちらこちらを訪ねてみたいと思っています。
  
  では、また。　　　　　再　　見　　　(^_^)/~