しまなみ海道をガイド

2005/10/24 - 2005/10/24

茅ヶ崎に住む知人（ご夫婦）を今治＆しまなみ海道の旅へお連れしました。
その日は晴天に恵まれ、珍しく一日中空気が澄んでいました。
移動は車で。ルートは朝倉タオル美術館、来島海峡大橋（行きは車）、大島（能島を見てから亀老山）、帰りは下田水港からフェリーで今治港まで。
写真は大島・下田水（しただみ）港。

エリア 愛媛

タオル美術館は１F〜３Fはショップ、４F、５Fはタオルの製造工程やミュージアムを見ることができます。原綿、綿糸、タオルまでの工程を見学したあとは、そのままタオルアートの世界に入っていきます。見ごたえあり。

時間があれば、イングリッシュガーデンを散策すると気持ちがいいです。お庭で作業をしている方が何人かいらっしゃいました。毎日お手入れしているから、お花がこんなに綺麗なのでしょうね。

あちこちまわり疲れてたので、１Fのカフェでフォーションの紅茶を戴きました。ご一緒した奥様は大の紅茶ファンだそうです。私もおいしい戴き方を少しだけ教わりました。ちょっとセレブな気分で１杯の紅茶を戴きました。香りが良かったです。

今治側の海岸から来島海峡を眺めました。来島海峡大橋（世界初三連吊橋）を目前に眺めるなら、サンライズ糸山というサイクリングターミナルがおススメです。大橋は勿論、来島海峡の急流も見ることができました。
それから、私達は大橋を車で渡りました。高速なのに車道の左側には歩道があり（安全は確保されています）歩くこともできます。サイクリング、原付もOK！なんです。大島まで４キロほどです。いつか歩いてみよう！と思っています。

大島に入りました。吉海町、宮窪町をドライブし、かつての村上水軍の本拠地だった能島城跡を見ました。小さな島です。それから亀老山（きろうさん）展望台へ。映画のロケ地としても有名です。写真は尾道方面。瀬戸の島々のず〜っと向こうに本州が見えました。
１８０度向きをかえると、来島海峡大橋が見えるのですが、あまりに綺麗な景色でシャッターを切るのをすっかり忘れてしまいました。想像してください・・・来島大橋、波方、今治市街、そのはるか彼方に石鎚連峰までくっきり見えました。

ちょっと角度を変えて、眼下に広がるのは吉海町の町並み。綺麗なバラ園があり有名です。以前５月頃に行ったことがあるのですが、バラの香りが立ち込めてやさしい気分になりました。今回はここから眺めただけ。
ご主人が展望台のベンチに座り、暫く趣味のスケッチをされていました。日差しも穏やかで、実にいいひと時を過ごしました。

下田水（しただみ）港へ降りてきました。道の駅「よしうみいきいき館」が隣接しています。今回はちょっと休憩しただけでしたが、ここではとれたての新鮮な魚介類をバーベキューして楽しむことができます（レストランもあり）。
以前食べたことがあります。サザエの壷焼きや瀬戸貝、ホゴもおいしかったです。鯛めしや味噌汁もオーダーできるし、お野菜なら（肉、魚以外）家から持ってきて焼いてもいいそうです。

下田水港からのフェリー料金は車一台（普通車）につき、９５０円。同乗者の料金はいりませんでした。このフェリーは３０分ごとの運航で、また今治まで２２分という速さで着きます。大橋が架かっても今なお、島民の重要な交通手段のようです。（ちなみに大橋の通行料金は１７００円。）
乗船してから下船するまで、上階のロビーで休憩してもよし、車内に留まっていても良いようでした。ご主人は上階でスケッチを、奥様と私は車内に留まり暫くおしゃべりに花を咲かせていました。

ご主人が来島海峡のスケッチをされているところ。以前、絵手紙を戴いたことがあります。心のこもった素晴らしいお手紙でした。

来島海峡大橋の描かれた絵葉書がいつかポストに届くことを楽しみにお待ち申し上げております。
又いつか遊びにいらしてください。