2002/10/29 - 2002/11/01
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こまちゃんさん
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義烏に行き始めて1年目。
丁度国際小商品博覧会に出くわしました。道理で部屋代がディスカウントされずに倍になっていたし、人も多くて可笑しいなぁ・・と思った次第。
博覧会の方は、国際の方ではなく国内の開催日に出くわしただけなので、少しはマシだったそうです。
画像は、義烏で有名な大型卸売市場、福田市場の正面です。
博覧会がある事を知らされたのは、今回の義烏行きででした。来年我々が参加する事が出来るなんて、これっぽっちも考えませんでした。
あと、中国で有名な木彫りのメッカと言えば「東陽木雕」。その木彫りの里が、何と義烏の隣町だったんです。
早速タクシー飛ばして見に行きました。目当ては当然、大好きな鍾馗像の物色です。
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行きの列車内で。
朝7時20分発のK809の軟座。(現N509)2階建て列車の代表格です。 -
我々が宿泊している商城集団経営の商城賓館脇にある、これ又商城集団経営の「小商品市場」内。
今はこの様子はなくなり、もっと綺麗なブースになっています。 -
この商場内で、ひょんな事から知り合ったキャリーカー専門店の郭小姐。
今でもお付き合いは続いている。中国人らしくない人で、実直で気配りやさん。
まぁ、そう言う人としか長くは付き合わないんですけどね。(^^ -
「博覧会のチケットあげる」・・・って何の博覧会なの???
全く知らなかった我々は、小郭からそう言って手渡された切符を持って、会場の博覧中心へやって来ました。
当然、書画にしか興味がないので、こう言う所しか見ないのですが・・・
これはバーニングアートのブース。 -
彼らの作品。
こまはすぐに判ってしまった。。。ここの作品は全て「印刷」
レーザーではなく、プレスして仕上げているものだった。
こんなコトしているから、中国工芸界は廃れ荒んで行くんだ。。。プレスなら「プレス作品」と正直に言え!このバカ者どもが〜!! -
こうやって沢山並んでいるので見ていて気付いた事は、画面のヘリになると、絵が薄くなっているのが不自然な感じだった。
しかも、サンプルカタログを見せられて、「コレ頼んだら、同じものは無いでしょ?」と尋ねると、「いいえ、大丈夫ですよ」と言いながら同じ作品を見せてくれた。
早速比較すると全く同じ「印刷」だった・・・
焼き付ける機械が売られている事も、この博覧会のブースで見付けて確信を得た。
濃淡が出ているだけで、イレギュラーな焦げがないのもおかしいですよね。 -
会館内のブースの様子。
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淡水真珠のネックレス。
隣町の諸曁市が、華東地区ではかなり有名な淡水真珠の産地で、幾つかの日本の企業も通っている所。
その安さに驚愕!!(@@;
え!?幾らかって?それは企業秘密と言う事で・・・ -
何でやねん?そこのおねーちゃんとツーショット。
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今晩は、小郭の招待で、彼女の義理の兄貴が勤める、「銀都賓館(義烏では当時最高峰のホテル。4星)」でお食事。
お食事もそこそこに、爺ぃの作画実演が始まった。。。 -
みんな、不思議そうに見入っている。
爺ぃは相変わらずマイペースで。 -
傍にいる人が、小姐の義理の兄貴でこのホテルの財務主官。
このあと、カラオケルームでカラオケして、彼らが急に、「クラブで歌え!」と言うので断るも、しっかりエントリーしてしまったよ・・と言う。
無理矢理に面子をつぶすなと言う事になった感じ。(ーー;陰謀だ・・
クラブでは、ゴージャスなショーの真っ最中で暫く待ったが、ディスコタイムが済んだ頃に、ステージホストから紹介が始まった!
「ええ〜い、ままよ!」と言う事で、ワンパターンの謝謝你的愛(劉華:アンディ・ラウ)をエントリー。
演奏は生バンドで、何故かもの凄くスローリーだった。一応バラードソングなのでそうしたんでしょうね。
ただ、心配だったのは「打ち合わせ無し」。コーダはそうするのか、、、カットは?
やっぱりフルコーラスでは無く、これ又バンド演奏に耳を傾けながら、何とか切り抜けた。
でも、演奏が見えるとこまの独断場。ああ、凄く気持ちよかった。
みんなの視線を感じたが、実はこま、歌では絶対にあがらないと言う特技を持っているのだ! -
翌日、義烏市内の五金店(金物屋)へ。
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ネジを買いに出掛けた。
ここは濱江中路、川沿いの公園近く。 -
ここは義烏で大規模な、福田市場の総合問屋センター「国際貿易城」
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同じく正面左側。
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同じく正面玄関。
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同じくエントランスホール。
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幾つかある玄関のウチ、大きな所から入ると、こう言う吹き抜けのホールになっており、周囲にお店のブースが詰まっている。
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こんな風な路地が沢山あって、入る時に意識していないと、次に中々目的の店に行けなくなる。
一応店番が有るので問題ないのだけれど、それでも一発で到着するには熟練を要する。 -
2階の搬入道路。
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中国結のお店。
中国の赤い房の専門店。 -
この様に、種類毎に固まっているので、目的のモノが何処ら当たりに在るかさえ掴めれば、結構何でも見つかる所だと思う。
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小さなアクセサリー系の中国結。
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翌日、とうとうやって来ました、聞いて久しい「東陽木雕」で有名な、浙江省東陽市。
列車の駅もないこの町。しかし、考えていたよりも整然としていた。
建っている所が、木彫りストリートだ。全部かの有名な東陽木雕ばかりなり! -
反対側はこんな感じ。
やっぱりぜーーんぶ東陽木雕。(当たり前やっちゅうの) -
亀だって?
ノー・ノー・ノー。コレが判らないなんて、中国に何年居てるの?
え?行った事がないって・・・失礼しました!(~_~;
コレは幼少期の龍です。 -
観音菩薩に関羽、動植物や花鳥類・・・みんな手が凝っていて、「いやぁ〜、いい仕事してますね」って言って仕舞いそう。
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鷹に金魚に弥勒佛。
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ここの店だけは、他と違ってサッパリしていました。
しかし、その門前には巨大鍾馗が鎮座していた!
なんとデカイ・・・・ -
お店内部。繊細な仕上げの小物が多い店。
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ウインド内には、もう一つの鍾馗発見。自然木の情景を生かした仕上げのモノで、この系統も有名。
石などが絡み込んだ根っこで彫ったモノもあり、愛好家の間でも結構重宝される。 -
鍾馗のソロ写真。
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顔のアップ。
誰かに似ているなぁ〜・・・ -
顔の俯瞰図。
所々の白い部分は、木目や生地の目地修正跡。失敗を隠すモノではありません。
この鍾馗、未完成なんですね。 -
後から見た所。
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関公像。所謂関羽ですね。
これ、ちょっとおデブ過ぎです。 -
こうやって見ると、中々素晴らしいかも。
でも、細工は丁寧なモノでした。
50cm高で2千元也。 -
足の感じが違うモノ発見。
流石に作者が同じなので、顔もさっきのと殆ど同じ仕上がりだった。
この店の作品は、他より少し高いですが、モノが良いので好きな店です。 -
コラコラ、水飲ますな!
ピノキオを思い出す感じ。 -
ホテルに戻ってきました。
こんなプチ旅行も良いですね。
ホント手軽で疲れないし。
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この旅行記へのコメント (2)
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- 多良さん 2015/09/10 10:05:56
- 本物?ニセモノ?(^_^;)
- こまちゃんさ〜ん^^
昨日はワタシの拙い旅行記をたくさん読んでいただいたばかりか、いいね!までもいただきありがとうございました〜<(_ _)>
4トラ大先輩のこまちゃんさんの2002年当時の旅行記を拝見しました^^
今も昔も雰囲気はほとんど変わりませんね〜(^_^;)
それにしても、沢山中国に行っておられたのですね〜(^_-)-☆
正直、告白しますが、ワタシ、初めて中国に行った2005年当時に比べて、興味が無くなってきちゃているって言うか、中国の「本当の姿」を徐々に知るにつれて、愉快に行けない気分になってきています(苦)
海外旅行も、夢見て憧れて行く分には楽しいですが、行きすぎは良くないのかもしれませんね〜(^_^;)
夢は壊さない程度、海外旅行もほどほどに・・・って事かも知れません(>_<)
ではでは、
また、お邪魔させていただきます〜♪
(とは言え、「本物の中国料理」は大好きな) 多良
- こまちゃんさん からの返信 2015/09/10 13:35:03
- RE: 本物?ニセモノ?(^_^;)
- こんにちは♪
ご丁寧な書き込みを頂きまして、どうもありがとうございます!
愉快なステップで進む北京旅行記でしたので、大うけしながら拝見させて頂きました♪
その中に書かれていた北京のご感想は、上海駐在で勤務していた時、上海と北京のギャップとしてこまが感じていた事と全く同じだったので大笑いでした^^
(当時(1996年前後)は、上海が行動しやすくて気に入っており、北京は、一つ用事をするのにも100元前後のタクシー代が必要なくらい離れてて、とにかく非効率的で嫌っていました)
そう感じながら2000年始めまで来て、会社を辞めて中国へ入り込んだ時、何かひとつ乗り越えたのか、人間性の点で上海が嫌いになり、オリンピックの関係で北京に住み着いてみたら、あの広い北京が、お金のあった駐在時代よりも狭く感じられるようになったのには驚きました。
20元でバスカードを買うと1元区間は全て4角、それ以外も割引が多くて人民に優しく(単に行政中心なので見栄張ってるだけらしいですけど。他の地方からは「北京ばっかり不公平!」との意見も多いし)、実際にウロウロしてみると、確かに「遠い」のですが、到着した場所によっては、その遠さを埋めてくれる場合も増えてきて、3年も住んでみると気にならなくなって、北京への気持ちが反転していました・・・その代わり、上海へのウザさが何拾倍にも膨れ上がり、家も処分してしまいました^^;
中国人になりすまして10年ほど孤軍奮闘(中国絵描きさんは居ますが)してみたら、全中国の人が上海人嫌いだって事が判りました。
(‥ってことは、そう言うこまも中国人?チャウチャウ!)
日本からの往来では、格安が多くて便数も多いので良い所なんですけどね。
でも今は、沿岸地域はどこへ行ってもPM2.5の巣窟なので考えものでは有りますが・・・(こまは2011年に一旦中国でのお仕事に区切りを付けて日本へ引き上げました)。
中国って政府がらみがニセモノで、一般人がらみの隠された心境が本物なのかも知れませんね。
こまは内陸へも良く出掛けてまして、沿岸地域と内陸とでもカラーが違っているので、最終的には良い面を重視し、悪い面はとことんけなすことでウサ晴らししてきたような気がします。
なので、気がついたら、沿岸地域にすんでられる中国通の日本人さんたちから総スカン喰らいました〜^^
まあ、別に中国くんだりまで出掛けて日本人と連む来も毛頭無いので良いのですけど。
幾ら紛争があっても新疆が好きなこまより。
P.S.
中国料理がお好きとのことなので、、ローカルのコテコテ店での飲食にはご注意を!99%の場所でろくな油(地溝油と呼ばれています)を使っていませんから。
(そういうのはニセモノなんでしょうね)
> こまちゃんさ〜ん^^
>
> 昨日はワタシの拙い旅行記をたくさん読んでいただいたばかりか、いいね!までもいただきありがとうございました〜<(_ _)>
>
> 4トラ大先輩のこまちゃんさんの2002年当時の旅行記を拝見しました^^
>
> 今も昔も雰囲気はほとんど変わりませんね〜(^_^;)
>
> それにしても、沢山中国に行っておられたのですね〜(^_-)-☆
>
> 正直、告白しますが、ワタシ、初めて中国に行った2005年当時に比べて、興味が無くなってきちゃているって言うか、中国の「本当の姿」を徐々に知るにつれて、愉快に行けない気分になってきています(苦)
>
> 海外旅行も、夢見て憧れて行く分には楽しいですが、行きすぎは良くないのかもしれませんね〜(^_^;)
>
> 夢は壊さない程度、海外旅行もほどほどに・・・って事かも知れません(>_<)
>
> ではでは、
>
> また、お邪魔させていただきます〜♪
>
> (とは言え、「本物の中国料理」は大好きな) 多良
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