1972/09/29 - 1972/09/29
497位(同エリア542件中)
片瀬貴文さん
1961年9月29日(金)
ニースで一夜を過ごした後、今日はモンテカルロの鉄道トンネル工事現場を見る。
今回の訪問旅行で、いやヨーロッパに来て始めての生きている現場を見るので、興味津々。
フランスの現場の印象を一口で言えば、作業員の安全を非常に重く見ていることだ。
私が社会人となって初めて経験した東海道線富士川橋梁工事では、丸太組みの上に板を渡した、危なっかしい足場しかなく、毎日が転落の恐怖との闘いだった。
二度目の現場、会津の奥にある田子倉線では、トンネル工事で落盤で2人、なだれで3人、合計5人もの事故死を出した。
その頃日本のダム工事では、工事費1億円につき事故死1名が普通とされていた。
そして三度目の現場、秋田・岩手県境の横黒線工事では、丁度私がこの旅に出発する日に、一度に13人もの死者を出している。
そのような私の経験からすれば、このモンテカルロのトンネル工事は、格段に作業員の安全を配慮している。
視察を終え、夕刻モナコを一人で歩く。
モナコは、ヴァチカンに次ぎ世界第二の小さな国。
面積は2平方キロしかない。
軍隊がなく、安全はフランスが保障している。
観光業が主要産業で、モンテカルロのカジノは世界的に有名。
所得税はなく、法人税も極端に低いので、高所得の外国人や外国企業が税金逃れに集まる「タックス・ヘイヴン」となっている。
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