2005/08/20 - 2005/08/20
9647位(同エリア9806件中)
ダイサクさん
『出会い、そして初の下痢!』
今日一日を振り返っている今、自分はすごい運を持っていると我ながら思う。その出会いは、孤独な旅の寂しさとあわただしい移動で疲れていた自分にとって安らぎの時をもたらした。心に暖かみをもらった代わりに、下痢になってしまったのは取るに足らないことだと思う。 朝9時に起き、荷物をまとめてバス停へ。自分は急ぎすぎているだろうか。結果的には、今日の素晴らしい出会いを偶然(必然?!)アレンジしてくれたのだから、正しかったのだろう。 バス停に行く前に牛のふん(すごくでかい)を踏んでしまう。チェンナイ行きのバスは、走る度にバススタンド(乞食が今にも死にそうな気配で寝てたりする)で乗客が乗り込み、溢れかえっている。走ること2時間、チェンナイのバスターミナル(アジアで1番大きい)に着く、バスを降りる前から外から「こんにちは」「ジャパニー!」とリキシャワーラーの声がする。130Rsの申し出を100Rsに値下げ(これでも高いわけだが)て、エグモア駅へ。今日はチェンナイで一泊して、明日バンガロールに向かうことにした。お尻が度重なる移動で悲鳴をあげていたため、バスではなく列車で行くことに。エグモア駅を降りて、駅前の安いホテルを探す。と、「HOTEL HIGHNESS」という看板が。が、2階へ行きドアを開くとそこはレストラン。インドでは「HOTEL」と書いてあってもそれは食堂である場合もあるみたいだ。と、店の奥に日本人2人が座っているではないか!年は20前後で男2人だ。きっと日本人バックパッカーに違いない、という思い込みで「すみません、日本人の方ですか?」と日本語で喋っていた。が、返事は英語で返ってくる。「んっ?」と思っていると、向こうは微笑みかけてくる。店の主人が「君らは見かけが似ているからな」と言って笑っている。「旅のスタート?チェンナイは初めて?」と彼らに英語で聞かれ、「10日間くらい旅している」と言った。と同時に、店の主人に「どこかに安いホテルはない?」と聞くと、すぐ隣にあるという。男2人はにこやかに「一緒にご飯食べませんか?」と英語で言ってくれるが、まずは重たいバックパックをホテルに置いておきたかったので「荷物を置いてからまた来ます」と言ってホテルを探しに行く。「Tourist Home」という宿に決める。一泊330Rsだった。重たいバックパックを降ろし、軽装に着替えて先程のレストランへ。彼らはまだ待っていてくれた。が、そのとき自分はお金(インドルピー)が40Rsくらいしかない。TCを換金しようとすると、男2人が店の主人に説明してくれ、店の主人が店の前まで知り合いのリキシャワーラーを呼んでくれる。片道20Rs。少し走った大通り沿いにあるSBI(ソフトバンク・インベストメントではなく、ステイト・バンク・オブ・インディア)は土曜ということもありforeign exchangeはやっていない。そこで近くのトーマス・クックまで行くことにする。トーマス・クックで40ドルを1860Rsに両替してから先程のレストランへ戻る。男2人はいなかった、が店の主人が「さっきの若者2人組から」と言って、紙を渡してくれる。そこには「Tourist Home Room No217」と書いてあった。その気遣いに心が暖まる。お腹もすいていたこともあり、そのレストランでご飯を食す。ミネラルウォーターとチキンの丸焼き1/2を注文したが、チキンの半分を残す。 ご飯を食べた後で、明日のバンガロール行きのチケットを取ることに。エグモア駅からセントラルステーション駅に行き、Reservation Officeへ。が、構内のオフィスはまるで日本の元旦の福袋を買う際のような長い行列がスペースをおおっている。うんざりしながら「歩き方」を見れば、すぐ隣にでかい予約センターがあるらしい。そこに行くと、Foreign Touristと書かれた、外国人専用の窓口がある。しかも、人は2人しかいなく、クーラーも効いている。やるじゃんインド、と思う。そこで、バンガロール行きのチケットを買う。次の日の夜23時15分発のSL(スリーパー)席になってしまった。値段は195Rs。200Rs渡すが「あと5Rsない?」と言われる。「ない。」「私も5Rsない。」という流れで5Rsおつりが少なくなってしまった。すごい国である。 【こっからは21日の午前に書いている。→】 部屋に戻り、一息ついてからせっかくなので「217room」へ行くことに。部屋に入ると先程の2人組の若者が満面の笑みで歓迎してくれた。日本人だと最初はややぎこちないだろう。「シット シット」と言ってベッドに座るように気遣ってくれる。お互いの名前や住んでいる場所や今後の日程について喋る。彼らはどうやらインドの北東の「ナガランド」という地域出身(バングラディシュの右上)みたいで、年は19才と20才(名前はチチャモ←すごい大人で紳士!Backstreet Boys 好き と マトゥン←やんちゃ。人懐っこくてまじ優しい)。2人も明日からCHENNAIの南にあるエンジニアリングの学校に行くみたいだ。話したり写真を撮ったりした後、ドアのブザーが鳴りイケメンのプーが!プーもインド人には見えず、話すところナガランド出身みたいだ。彼は「日本の1円は何ルピー?」「君はいくらくらい持ってきているの?」「それは自分のお金?」とかいっぱい質問をしてくる。彼はすごく愛嬌があり、楽しい、いい奴である。すると、今度は彼のお母さんが登場!これまた楽しく優しいマミーだった。「今夜の予定はどうするの?」と聞かれ(17時頃)、「19時までインターネットする予定だよ。19時から一緒にご飯食べない?」と言うと、「おれらは18時からマリーナ・ビーチにサンセットを見に行くんだ!」「良かったら一緒に行かないか?」と誘ってくれる。「インターネットは明日にして一緒に行こうよ」と皆が言ってくれる。「お~、もちろん行くよ!」。すると、チチャモが「まだ友人がいるから」と言って隣の部屋に。ついて行くと、そこにはタリ(少し照れ屋だがやさしい)とジャミール(包容力があるややおやじ顔)、アジング(ウインザーの高山さん似のいい奴!※ウインザーは大学のテニスサークル)が。彼らとも自己紹介し合い仲良くなる。チチャモが「俺はいいから、お互い話して仲良くなって」と気遣ってくれた。と、ルームサービスのチャイが3人分到着。するとタリやジャミールが「飲んで飲んで」とチャイを勧めてくる。「わるいよー、これは君達のじゃん」「気にしない気にしない、さあコップを持って」チャイをご馳走になる。それからチチャモの部屋に戻り、デジカメに保存されているこれまでの旅の写真を見せているとドアが開きタリやジャミール、アジングと共に女の子とおばさん(その女の子シヴィのお母さん)がいる。女の子は日本人っぽくてすごくかわいい!この面子で出発!皆でホテルの外に出て、チチャモやジャミールがリキシャワーラーと交渉していると、プーが売店でキャラメルを買ってきて皆に一つずつ配る。自分ももらう。計3台のリキシャでビーチへ向かう!自分が乗っているリキシャには、チチャモとマトゥンとジャミールと計4人。体のちっちゃいマトゥンがジャミールのひざ上に乗っかって出発。普段はいつも一人で乗っていたが、インド人は皆家族4,5人でリキシャに乗るのは当たり前の光景である。他の2台のリキシャと並走したりする時もあり、楽しい。チチャモとマトゥンがすごく優しくしてくれ、ジャミールも話しかけてくれる。 ビーチに着くと思ったら、地下通路の前で下車。が、この地下通路を抜けると、目の前には広大な砂浜といくつもの屋台があった。雰囲気はまるで日本の夏祭り。インド人もすごく多くて、家族連れやカップル、友達などでサンセットを見に来ている。ジャミールいわく、マリーナ・ビーチは(砂浜かな)インドで一番大きいみたい。砂浜を歩き、皆で海へ!すごい良い雰囲気である。ビーチには人がいっぱい来ていて、時たま薄緑の制服を着たポリスや馬に乗ったポリスが波に入ろうとする人を大声で注意していく。皆で海に足を浸かっていたら大きな波がきて太ももの付け根までが水で濡れたり、とそうゆうことで皆で楽しんでいた。彼らは心が透き通っている。ピュアなのだろう。皆で順番で写真を撮りあったり、そうゆう時間がすごく居心地が良く、一人旅で疲れて寂しさで乾いていた自分の心に暖かい水が注がれたような気分だった。しばらく水遊びなんかを楽しんでから、暗くなってきたので(残念ながらサンセットは見れなかった)帰ることに。帰り際、チチャモがファンタをおごってくれる。リキシャ代も全て(この後のご飯代も)おごってくれた。悪いから毎回お金を出そうとすると、「いいからいいから、これは自分達の気持ちだから」と笑顔で言ってくれる。それがまた一層嬉しかった。 宿に戻り、夕食までの時間(夕食も誘ってくれ、一緒に行くことに)、日本の携帯で写真を撮ってあげるとすごく喜んでいた。インドでは安い料金の為、携帯が急速に普及しつつあるが、ナガランドの方ではあまり普及していないのか彼らは持っていなかった。(古いデジカメは持っていたが) そして、自分のパスポートの写真でも盛り上がる(髪があるから)。プーには今の坊主のがいいと言われたが、彼の母さんには髪があったほうがいいと言われた。 また、食べかけの日本のガム(クロレッツ)とチョコレートを彼らにあげた。夕食は昼にご飯を食べ、幸運にも彼らと知り合えるきっかけをつくってくれた「HOTEL HIGHNESS」へ。計10人でわいわい話したりして楽しかった。「何か食べたいものはある?」と聞かれたので「同じ料理でいいよー!」と言う。するとジャミールが「よし、インド式の食べ方を教えるよ」と言ってくれる。まずは順番に手を洗いに行く。そして席で待っているとインドの生水がグラスに注がれる。。最初は飲まなかったが、彼らの前でミネラルウォーターを頼むのは少し気が引け、また、「少しくらいなら大丈夫」という気持ちで少し飲む。ピラフみたいなご飯料理、「ビリヤーニ」が到着。炊き込みご飯(日本のご飯の2倍はあるか)みたいなのに、卵やお肉が入っている。まずはこれを、目の前の大皿に移す!そして「カレーのルー」みたいなのを上からかけて、あとは右手でごちゃまぜにして食すのだ。「どんな感じで右手使うの?この3本の指?」と聞くと、ジャミールが(同席は他にアジングとタリ)「好きなように使ってけっこうだよ!」と言ってくれる。そして、小皿には生のトマトやキャロットが。。「ダイ、トッピングでおいしいよ」と彼らが勧めてくる。食うしかないわー。しかも、ビリヤーニは香辛料が効いているので生水を飲む、飲む、飲む。そして生野菜。 彼らは食べるのが早く、「ゆっくり食べていいよ」と気を遣ってくれる。アジングが「もし食べれなかったら俺が食べるよ」と言ってくれる。ジャミールが「タミル(※タミルとはチェンナイのあるタミルナードゥ州という意)では、食べ物を残さないのが伝統なんだ」と笑いながら言ってくる。けっこう腹が膨れていて、正直辛かったが、「郷に入っては郷に従え」だ!俺は「Just Do It!!」と答える。皆爆笑。ウェイターや周りのインド人のお客も笑顔でこっちを見てくる。ご飯をなんとか食すため、最後の方は生水で流し込む感じでもあった(苦笑)そして何とか食べ終わると、塩みたいなの(小さい石みたいな感じ)がテーブルに運ばれてくる。手を洗いに行った後、ジャミールが教えてくれる。「これはスプーン(左手)で右手にとって食後に食べるもので、口の中がリフレッシュするんだ」言われたとおり、食べるとたしかに口の中がすーすーしてさっぱりする。←ご飯は21時30分から22時30分くらいだった。部屋に戻るとすぐに下痢薬を飲む!その後、彼らの部屋に行き、彼らのホスタビリティに対し何か感謝の気持ちを伝えたいと思い、日本の硬貨をあげた。アドレス交換した後、プーが「バーに行こう」と誘ってくれるが、朝からの疲れがあったのと、下痢するだろうという感じとこの日記を書きたかったので遠慮した。彼らは今日(21日)の昼14時30分に出発するみたいだ。昨夜から今朝まで、下痢でトイレに20回は行ったかな・・・。全て水状のものが出るし。 もし明日夜までに治る気配がなかったらインドの病院に行こうと思う。インドで下痢になる旅行者は多く、日本の薬で治らない時はインドの薬が一番いいみたいだし。 なにはともあれ、こうして日記を書いていても、昨日のことが鮮明に蘇る。デジカメや携帯の写真にいくつか撮ったし。 本当に自分は嬉しかったし、楽しかったし、心が芯から暖まったし、幸せな時間を過ごせた。これが一人旅の醍醐味の一つなのだろう。
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