2001/10/04 - 2001/10/05
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こまちゃんさん
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9月30日の2時の飛行機で上海を出て、1日の朝5時に莎車(ヤルカンド)に到着するという直行便での莎車訪問だったので、来る時に烏魯木齊もゆっくりしていませんでした。
しかし、3日の夜中、実質は今日4日の2時の飛行機で烏魯木齊へ向かったので、取り敢えず昼過ぎまで寝る事にしました。
もうここへは3回訪問している事と、上海へ戻る通過地でもあったので、特に何処へ行く目的もなく、ホテルの近所をウロウロする程度としました。
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喀什(カシュガル)空港。
3日の夜11時の飛行機だったのだが、烏魯木齊から来る飛行機がかなり遅れた為、乗った時間が4日の2時半だった。
空港には、何故か山吹色の照明が虚しく灯もされているだけ・・・
何だか淋しい・・・・・・ -
到着後はホテルで爆睡。。。
休息後、知人の公安庁の人に連れられて食事に。彼は、彼が青年時代に爺ぃが莎車で面倒を見た人。今では立派になって烏魯木齊で省公安庁勤務だ。
画像は、烏魯木齊のローカルレストラン「博盾快餐店」。
普通の食堂級レストランでしたが、ローカルの店にしては結構程度の良い所でした。
玄関口では、定番の羊肉串(カバブ)を焼いています。香辛料の香りが漂って居り、流石異国情緒を奏でる町ですね。
看板には維吾爾語、イスラム語、ロシア語、中国語の4カ国語表示があります。 -
そこで食べた抓飯(ポロ)。
流石本場の抓飯は、干しぶどうが乗っかっていて気が利いています。 -
ここのお茶に注目!
・・・って言っても、ラベルが向こう側になってしまいましたが、新疆の塊のお茶でも、中国茶でもなく「リプトン紅茶」でした。
ティーバッグが3個、中に放り込んでありました。
勿論砂糖なんて使いません。中国茶同様、お湯を足しながらそのまま戴きます。 -
この頁の一つ手前のアルバムで書きましたが、莎車から喀什へ向かう途中のレストランで話しをしてあげた修理店がココ。
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モダンで素敵な、烏魯木齊の建設銀行ビル。
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二道橋市場。
雑貨店ですね。
絨毯もお土産物も、干果類(干した果物)もごちゃごちゃしたバザーの中にあります。 -
先がないように見えますが、まだまだ奥は深くなっています。
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味見したりしながら世間話。
葡萄干、落花生、巴大木(新疆アーモンド)、干杏子、干プルーン、棗子などなど、山盛りにして置かれています。
こう言った所では、中までほじくって鮮度や品質をチェックして買いましょう。
表面に良いモノを掛けてある場合が多いですから。 -
香辛料や調味料を売っている所。
奥の台には、蛙や竜の落とし子、テントにぶら下げてある霊芝などの漢方薬の材料もあります。 -
算段する絨毯屋。
みんな、ジャケットの袖が長いのも特徴。
縫いつけてあるメーカーのタグも外さずに着るのも特徴。。。(ーー;
(注:現在、この二道橋市場はビルになっているため、この様な情緒は感じる事が出来なくなりました) -
大通りに出た。
維吾爾人に中国の国慶節は関係ないのですが、国は休日なので人出が多い。
何となく柵が傾いているように感じるのは錯覚??? -
この光景、2005年の今ではもう見られない光景でしょうね。
しかし、道路も歩道も関係ないのはどこともも同じ。。。 -
こんな感じで、どこもかしこもビル建設ラッシュ。
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夜市発見。
夜の散歩と洒落込んだ。
明日は8時の飛行機だけど、12時近くまでウロウロしてます。(~_~; -
こんなに遅い時間でも、定番の葡萄屋は居る。
夜に買うのは、有る意味勇気が要るね。
(暗いと、葡萄の程度が良く判らないから) -
沢山の店が開いている。
出店だけじゃないのが楽しさをもり立てる。
昼間何かを買いそびれても、夜市が有れば問題なし。 -
靴売りの小母ちゃんから布靴を買う画家爺ぃさん。
田舎の人が作る布靴には、結構良いものがあるらしい。
都会ではもう見られない品質だそうだ。 -
幻想的な夜市の風景。
道路脇の木々が、その演出に手を貸していますね。 -
5日の朝。
8時半に空港へやって来た。
9時半過ぎのフライト。
烏魯木齊は北京時間より2時間遅く夜が明けるので、まだ辺りはほんのり暗い。 -
フライト時間が来て飛行機に乗り込む所。
写真を撮っても暗かった。 -
5日に帰ってきたのに、もう6日から蘇州へ市場調査だ(今後の展望の為)。
こうして上海の街に身を置いていると、昨日までのイスラム系世界が、まるでウソだったように感じる・・・
この後の11月末に、更にウソのような衝撃的な事があった。
11月29日早朝未明、今回逢いに出かけた爺ぃのお母さんが、衰弱により亡くなられました・・・
急に冷えたその日の朝、誰にも看取られることなく、次男が朝食で起こしに来た時、既に冷たくなって居たとの事。
この旅は、本来「拉薩行き」を企画して進めていた日程だった。
出発の10日前のこと。こまがふと思い付いたのが、今回の莎車行きだった。
日本から電話で、
「拉薩行きは今度またいつか別の日にして、こまはまだ老羅のお母さんに会った事がないし、いっそのこと、行き先を莎車に変更して会いに行こうよ」
この思いつきにより、国慶節の最中の旅程変更と言う事で、120%強行的ではあるが、変更してみる価値のある旅行だった。
まさか、その1ヶ月後にこう言う事になるとは考えもしなかったが、爺ぃが上海へ帰る間際に、お母さんが囁いたあの言葉が思い出される…。
「頼むから、帰らないでここに居て呉れないかい・・・」
・・・・・
・・・・・
・・・・どうしよう。
待ってて欲しかったよ、もう一度会える時まで。。。
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