『初一人旅は東欧へ』クラクフ旅行記◎1日目◎古都クラクフの街並み

2005/10/05 - 2005/10/07

2005年10月5日〜7日ポーランドクラクフを訪れました。
第一目的はいわずもがな人類最大の負の遺産「アウシュビッツ・ビルケナウ」でしたが、それ以外にもクラクフには見どころが多くクラクフの街並みは素朴で名のごとく、古都の古き良き建物が数多く残っており素敵な町でした。
ただ、ちょうど私の訪れた時期が駅前の大工事などで色々交通事情などに変更が多かったりドジも多くちょっぴり迷い子な経験も数多く経験しました（＾▽＾；）たとえば・・
クラクフ観光初日で乗ったトラム、降りる所を間違い
ホテルまでの道のり（多分目と鼻の先）を2時間彷徨い歩く。
途中キオスクのおばちゃんに必死で「ホテルポロニアに行きたい、私は今どこ？」と尋ね地図を見せる。
おばちゃんは一生懸命探してくれたはよいが、嬉しそうに
「あったわ、ここよ」と指をさしたのは私の行こうとしている
ホテルだった・・。（そうじゃなくて・・）
私はホテルじゃなくて行き方を知りたかったのだが英語が通じない苦しさを味わった第一弾でした・・。
でも心意気は嬉しかった。ほんと。

見知らぬ土地での方向音痴ならではの迷子経験も今となっては
よい思い出でしょうかね。

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《全東欧旅行紀》　
・クラクフ2日目《アウシュビッツ収容所》↓
http://4travel.jp/traveler/europeomu/album/10038398/

・クラクフ3日目《ヴィエリチカ岩塩採掘場》↓
http://4travel.jp/traveler/europeomu/album/10038611/

・チェコ1日目《プラハ散策》↓
http://4travel.jp/traveler/europeomu/album/10038837/

・チェコ2日目《チェスキークルムロフ》↓
http://4travel.jp/traveler/europeomu/album/10038961/

・チェコ3日目《再びプラハへ》↓
http://4travel.jp/traveler/europeomu/album/10039249/

・チェコ4日目《クトナーホラ　骸骨教会》↓
http://4travel.jp/traveler/europeomu/album/10039270/

・チェコおまけ日記《ナイト部門》↓
http://4travel.jp/traveler/europeomu/album/10040459/

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エリア クラクフ(ポーランド)

【バルバカン】
１４９８年に作られたバルバカン。
今から500年以上もここにこうやって残ってるという
事事態すごいですね。
こんな丸くてかわいらしいお城のような建物は
初めて見ましたね。（かなり珍しいものらしい）

【フロリアンスカ門】
クラクフ北旧市街の北ゲートにあたるフロリアンスカ門。このゲートをくぐるとひとたびお洒落なお店やブランド店、お土産屋さんなどが立ち並ぶ通りに通じている。
この門をくぐるだけでなんかワクワクしました！

【路上演奏中の彼とイヌ】よく見られる光景ではありますが、こういう道端で大道芸や演奏をしてる人をたくさん見かけました。
イヌとのツーショットがなんか素敵だったので
隠し撮り。

【フロリアンスカ通りにて】フロリアンスカ通りから見えてきた聖マリア教会。
平日にもかかわらず通りは人、人、人・・
私は観光初日ということで浮かれまくり
足取りも軽い軽い★

【道路標識】子供がお父さんを「はやくはやくぅ」と急かしているようなほのぼの親子に見えて仕方ありません。
標識ひとつ取っても、ああ異国に来たのだな〜としみじみ実感する瞬間。
道路も日本と逆の右側通行のため、道路横断する際
いつも戸惑ってしまいました。。
道路の進行方向くらい世界統一でもいいのになあ・・と思ったりなんかもして。

【露天商】ヨーロッパに来るといつも大好きな風景のひとつがこれ。
露天で並べられた色鮮やかな野菜や果物、お花やさんなど、もうこんなフォトジェニックな風景ない！
日本の八百屋さんより、すごく色とりどりで美味しそうに見えるのはなんでだろう？？
やっぱ屋根がなく風景と調和してるからかなあ。

【中央市場広場】急に視界が開け、クラクフの中心「中央市場広場」
へと出てくる。
クラクフのこの時期の朝は日出が遅くまだ太陽が昇りきっていないが、朝のひんやりした空気が徐々に
ぽかぽか陽気になってくる。
もう気持ちよくて意味もなくシャウトしたい位だ。

【織物会館】ルネッサンス様式のだだ長い建物。
広場に面して素敵なオープンカフェも立ち並んでおり私も町歩きに疲れてほっと一息をついた場所。
ただ、注文の仕方がよくわからず、本来なら好きな席について、ウエイトレスがメニューを持ってくるのを優雅に待っていればよいのだが、品のない私はカウンターに行き「カプチーノ　プリーズ！」とか言いに行ってしまい恥をかく・・。
セルフ食堂じゃないんだから。まったく・・

【織物会館１Ｆ部分】ここには小さなおみやげ屋が
ずらりとひしめき合っている。
まだ時間も早く人通りは少ないが、ここはおみやげ選びに夢中になってるとスリの餌食になるという場所でもあるらしいので、気をひきしめつつ歩いてみる。

【織物会館のお土産屋街】ここで目を惹いたのは民族衣装を見につけたお人形屋さん。
とてもかわいいがきっと安いものではないだろう、と
勝手にタカをくくり素通りしてしまう。
結局ここで買ったお土産は
「ヨハネパウロ2世キーホルダー！」渋い★
うーんいい買い物をしたとここを後にする。

【募金箱・・？】これまた不思議な形の募金箱か何かだと思いますが
ゴミ箱と間違えた人が入れたのか
マクドナルドのごみ・・。
故意だとしたら心無い行為ですねえ。

【綿菓子おじさん】不思議な綿菓子マシーン搭載のバイク？
綿菓子と同化してしまいそうな白くて
かわいいおじさん！
クラクフで撮った写真で一番気に入ってる写真です。
なんて広場に似合う素敵な風景なんでしょう。
残念ながらこの綿菓子は食べなかったですが、あまり売れてる様子もなく、寂しそうに物色してるおじさんのまなざしが切なさをそそります。
食べればよかったなぁ。

【大道芸人。】
なんでこのいでたちなのか？この衣装なのか？
そしてなぜにこのオウム？
見れば見るほどわけのわからない、芸人さんですが
薄目をあけてこちらをしっかり凝視してるようにも
見えますね。。ヒィイ
結局どんな芸をするのかは不明でした。

【老夫婦の路上演奏】これまた通りで見かけたかわいい老夫婦？の
路上演奏風景。
2人とも民族衣装を身にまとい、なんだかほのぼの
した民族音楽ぽい演奏をしてました。
この老夫婦はこの路上演奏で老後の生計をたてているのかなあ？などと勝手な想像を広げつつ、聞き入ってしまう。

【ヴァベル城】
普段運動不足の私は大した坂道でもないのに
フゥフゥ息切れしながら到着！
見えてきたのは素朴でなんだかのどかな雰囲気のお城
色合いや緑とのコントラストが牧場を彷彿させる。
ちょうど、木々が紅葉しはじめており、とてもいい時期にきたと大満足。
こっちで見る紅葉は日本でみる紅々とはしていなく
黄色い印象でしたが空の青によく映えて見ごたえがありました。

【ヴェベル城の大聖堂】
かなり外観だけでインパクトのある建物でした。
金色のドームとか輝いてて、ちょっといろんなテイストが混合したような不思議な建物ですね。
この大聖堂は３つの礼拝堂を持つらしい。
中に入ってみる★

【大聖堂内部】
入るなり、ため息がもれるほどのきらびやかさと
天井の高さ！
あーヨーロッパの大聖堂の荘厳さ！これぞ醍醐。。
なんかキリスト教徒じゃないくせに神聖な気持ちに
なってしまう。
なんか心がスゥーーーっとするような。
うまくいえないけどこの雰囲気が大好きです。

【大聖堂内部】
少しわかりにくいですが、拡大してみると天使のような人が重そうに担いでいます。
もっと全体像を撮影するべきでしたねえ・・

【謎の巨大生首】
中央市場広場付近でなんだか騒々しい人だかり。
なんだろうと近づいてみると巨大ブロンズで作られたと思われる横たわる巨大な首。（中は空洞）
なにやら顔の前でカメラやレポーターが何か喋っているが、何のことだがなんなのかさっぱり不明・・
何か、歴史的な有名な物体なのでしょうか？
どなたかご存知の方教えてください（＾▽＾）
人ごみの中ベンチの上に立ってやっと撮影。

【中央市場広場の路上演奏】
またまたいました、かわいい民族衣装に包まれポーランド民謡みたいな演奏をしています。
日差しの下、この人達は笑顔で延々と私が知る限りでも４〜５時間は演奏している模様。。
その熱心さと素敵な演奏に感心しながら拍手を送る。
観光客を楽しませてくれる素敵なあなた達に心から
感謝です★

【カジミエーシェ地区】
おなじみ「シンドラーのリスト」の舞台になったユダヤ人ゲットーがあった場所。
この地区にはユダヤ教会シナゴークがいくつかあり
今回非常に興味があった場所のひとつだったのですが
夕刻でしかも道に迷いまくり、結局シナゴークにたどり着いた頃には、閉館しておりました・・。無念
カジミエーシュ地区の街並みは、華やかさはなく、一転して寂れた雰囲気で老朽化した建物がかなり多く、独特の雰囲気でした。

【同じくカジミエーシュ地区】
窓ガラスは割れており、廃墟と化した建物も
多く目につきました。

【カジミエーシュ地区】
１階部分にはお店が入ってるようですが、２階から上は窓の部分にビニールが張られていてとても部屋として機能してるとは思えない雰囲気でした。
ここで起こった悲しい歴史が詰まっているようなそんな悲しげではかなさを漂わせる建物をこの地区では
たくさん見かけました。

この旅行記へのコメント （12）

• リータさん 2007/04/03 16:14:40

  はじめまして。

  ６月にクラクフへ行くことになり、いろいろ調べてます。
  
  このイヌとのツーショット、素敵ですが、
  それをはとが眺めているというところが、またいいですねぇ〜
  
  リータ

  おむさん からの返信 2007/04/03 18:00:41

  RE: はじめまして。

  コメントありがとうございます。
  鳩が見てるのは言われるまで気づきませんでした（笑）
  ほんとに見てますね〜
  
  リータさんの旅行紀ちらりと拝見しただけですが
  私が今後行きたいと思ってる所に行かれてるようなので
  またじっくり参考にさせてもらいますね☆

  リータさん からの返信 2007/04/03 21:26:15

  RE: RE: はじめまして。

  あ…そうなんですか…
  是非またいらしてください。
  お返事ありがとうございました。
  リータ

• まみさん 2005/10/23 14:31:36

  駅前のトラム停留所、わかりにくいですよねぇ。

  おむさん、こんにちは。
  
  おむさんもホテルポロニアに滞在されたことはクチコミで知りました@
  内容を拝見する限り、本館の方に泊まれたようですね。お部屋にかまどなどなかったでしょう（笑）。
  
  私もクラクフの駅前のトラム停留所はわかりにくくてうろうろしました。
  というのも、クラクフ滞在中に、ヴァヴェル城で、オペラの野外公演があったので、ポーランドの数少ないナイトライフの機会を逃したくなかったのです。
  しかし、オペラ開演は夜の九時。きっと帰りは夜中近くなるでしょう。
  クラクフの旧市街は、とくにあの周りを囲む木々のところは、浮浪者などがうろうろしているので治安がよくないとあったので、オペラを見たいなら、ホテルまでの帰りはタクシーかトラムで、歩くのはよそうと思ったんです。
  だから、ホテルからヴェヴェル城へはまずトラムで行ってみました。
  そのときに、トラム停留所を見つけるのにえらく苦労して、私も１時間以上さまよった気がします。自分の方向音痴が悪いのか、いったい何やってるんだろうなぁって思いながら。
  
  結果は……。いずれ旅行記に書きたいと思ってますが、まだ今年の分は全然まとめてないので先に書いてしまいますが、ヴァヴェルと駅前をつなぐトラムは夜の10時頃には最終便がでてしまうようであきらめ（もしかしたらあっかもしれませんが、時刻表の見方がわかりませんでした）、タクシーもつかまらず、歩いて帰りました。はっはっはっ〜〜。

  おむさん からの返信 2005/10/23 21:11:06

  RE: 駅前のトラム停留所、わかりにくいですよねぇ。

  まみさんこんばんは★
  そのヴェベル城の野外コンサートって素敵そうですねえ、私もあわよくば
  見てみたかったですねえ（＾▽＾）
  まみさんはポロニアの別館？だったんですよね、ポロニアの立地は工事さえなければもっと文句なしの条件でしたね。。
  朝は工事開始のドリルの音と共に素敵な目覚めといったかんじでした（笑）
  あの目の前の公園もたしかに夜になると物乞いのホームレスさんがうろうろしていて、あまり治安はよさそうではなかったですね。
  さすがにクラクフの夜は知り合いと夕食に行った以外は出歩けませんでした。でも、まみさんのナイトライフは無事満喫できたようでなによりです。
  そういう野外コンサートとかの情報はやはり日本であらかじめ下調べしていかれるんですか？
  

  まみさん からの返信 2005/10/24 13:22:01

  ナイトライフ情報

  おむさん、こんにちは。
  
  >そういう野外コンサートとかの情報はやはり日本であらかじめ下調べしていかれるんですか？
  
  はい。いまはネットで情報が拾えますから、西欧のメジャーなところなら、着いて現地で観光案内所などで資料も充実していますから、そこで調べて、そしてチケットを手配してもらうのは可能ですが、東欧以東になると、英語の資料がおいてあるかどうか不明なので、情報収集が難しいですよね。それに、移動の予定次第では、あまり夜更かしできない日も出てきてしまうので、あらかじめ、候補の有無を調べてから現地で体当たり！？しました。
  
  あと、東欧の場合はまだ現地からでも充分チケットがとれそうですが、西欧はどうでしょう。いまはネットでチケット予約もできてしまうので、チケット手配にかかる現地での時間の節約になりますね。ただし、本当にその公演に行けるか不明な場合は、どうしてもみたい公演は別として、やはり現地のその場に到着してからチケットを手配して、それでもダメでしたらあきらめるというパターンをとります。

  おむさん からの返信 2005/10/24 14:32:32

  RE: ナイトライフ情報

  ＞まみさんへ
  なるほど〜やはり事前の下調べが物を言いますね☆
  私も今度旅に出るときは、少しナイトライフ情報も調べて行こうと思います！（治安のいい国に限りますが・・）
  ところで、このトラベルサイトって表紙とか写真とか後でちょこちょこ編集すると、トップページで「新着！」とかってあがってきちゃいますよね、、
  なんか申し訳ない気持ちになっちゃうんですけど、これって新着にならないように、あとからこっそり編集や更新って出来ないものなんでしょうかねえ？(;´▽｀A``
  

• デコさん 2005/10/17 19:19:18

  お邪魔しています。

  さきほど、shinesuniさんの所にもお邪魔して
  カジミエーシュ地区でのお写真を拝見して、
  背筋がゾクッとしてしまいました。
  
  いったい何なのでしょうね･･･今晩トイレに行くのが怖いかも･･･？
  
  　　　（初めての書き込みをさせてもらっているのに、こんな話ですみません）
  
  おむさんは、カジミエーシュ地区までいらしたのですね。
  私は、クラクフ3泊した間は、毎日歩きつかれて、
  そこまで行く元気が残っていなかったので、
  機会があれば、この次にはぜひ行きたいものだと思っています。
  
  

• ミネラルさん 2005/10/17 08:34:32

  クラクフ、とてもすてきな街ですね！

  　旅行記、楽しく見せていただきました！！
  
  　私の初めてのヨーロッパがポーランドでした。そのためか、ここ、クラクフの中央広場は私にとってすごくすてきな場所になったみたいです☆ヴァベル城には入ることができず、ちょっと残念な思いをしたので、おむさんの写真を見せてもらい、なんだか自分も行ったような気になりました。ありがとうございます！

  おむさん からの返信 2005/10/18 01:08:23

  RE: クラクフ、とてもすてきな街ですね！

  ミネラルさん、度々覗いてくださってほんとありがたいです★
  初めての地ってほんと思い入れが深くなりますよね〜
  私もクラクフはいろんな意味ですごく気に入ってしまい
  ポーランドリピーターになってしまいそうです！
  ミネラルさんのページもまたゆっくりお邪魔しに行かせて
  もらいますねー＾＾

• shinesuniさん 2005/10/17 02:21:09

  おむさん初めまして

  私が99年に行った時はのこぎりの刃を使ったバイオリン弾きがいました。
  アレは感動しました。
  わたあめ叔父さんははじめて見ます、今度行く事があれば1つかって見たいですネェ。
  大聖堂の地下納骨堂は行かれましたか？あそこはヤバイ伝説もあるオカルトスポットでもあります。
  あとカジミエージュ地区の写真...何回か行った事はありますが、あの廃墟には気が付きませんでした...近いうちにシナゴーグの前で撮った不思議な写真掲載しますね。その時は誰もいなかったのですが黒い服をまとった女性が四つんばいになってうずくまっているのが映りこんでいる写真です。もしかしたら私の勘違いかもしれませんが...。それではまた。
  

  おむさん からの返信 2005/10/17 02:30:06

  RE: おむさん初めまして

  メッセージありがとうございます！
  のこぎり刃のバイオリン弾きですかあ〜それは貴重なもの見ましたね！
  悔しいっ（；▽；）
  大聖堂の納骨堂、ガーン・・・見忘れました。。
  どういうオカルトスポットなのかすごく気になります！
  それと、シナゴーク前のその話、ゾゾオーっと背筋走りました！！
  すごく怖いけど見てみたいです。。
  カジミエーシュはほんともっとゆっくり見たかったです、川を渡った
  ゲットーも行けなかったし、最も悔いの残ってるところです。。