1971/02 - 1971/02
19743位(同エリア20582件中)
ソフィさん
1961年6月29日
只今啓徳空港の、薄暗く混みあったバーで、一服している。
隣に座っているのは、今日初めて出会う日本人だ。
お互いに言葉の不自由さから解放され、話題が尽きない。
しかし、言葉がよく通じることは、嬉しい反面、煩わしいことでもあると感じる。
イスタンブールに行く飛行機は、出発が2時間遅れ、0時15分発の予定とか。
昨日羽田で8時間待ったばかりなのに、又しても3時間待たねばならない。
長距離を飛ぶ飛行機には、このようなダイヤの乱れが多いのだろう。
これはどう騒いでみても自分で解決できない問題だから、成行きに任せるしか仕方がない。
さて旅行第一日。実に多くの発見があった。
多すぎて、何から話してよいのか、整理できないくらいだ。
先ず、ここには、たくさんの人種が集まっている。
このバーを見渡しても、黄、白、黒それぞれ三分の一。
このように多様な文化が入り混じることは、我々日本の社会では未経験である。
これからの国際社会に向かい、我国が越えなければならない関門が見えている。
街を歩いていて、日本人と中国人の見分けができない。
日本の街と違い、外国人が目立たないのは、旅行者にとって気楽で嬉しいことだ。
言葉の不自由には、早くも慣れたようだ。
うまく話せるようになったのではなく、言葉が通じなくても、お互いの心は通じ合えると悟ったからである。
犬と心の交流ができる人間だから、人間同士が解り合えない筈はない。と割り切っただけだ。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
0