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教会めぐりに始終した前日のヴロツワフが、私の思い出の中ではに、バロックとロココの華やかな教会がたくさんある、時々ゴシックで街歩きだけでも楽しめる街、として残りましたが、これはポズナニにもあてはまります。行く前の予想と大違い! だってポズナニって、ワルシャワに次ぐポーランド第2の商業都市で、国内最大級の国際産業見本市が開催される街って聞いていたから。……ま、観光客が歩くところといえば旧市街だけなので、確かにポズナニは大きそうな街でしたわ、第2の商業都市の名にふさわしそうな。<br /><br />というわけで、ポズナニでは街歩きはそれほどあてにしておらず、博物館がたくさんだということで、博物館めぐりを楽しみにしていました。しかし、最大の楽しみの国立美術館のポーランド美術部門が、コンテンポラリーを除いて閉鎖中だったんですよ、ぶーぶーぶー。おかげで国立美術館では鑑賞時間が2時間「しか」、かかりませんでした。<br /><br />「歩き方」には、「町なかには中世の歴史的な建造物が数多く残されており、それらを見て回るだけでも興味は尽きない」とありますが、確かにそれはうなづけました。旧市街以外でも、写真撮影意欲をそそる建造物をあちこちに見かけました。天気も良かったですしね! (天気がよいと、やはり戸外の撮影が増えます) 観光客が歩きたいと思う範囲も結構広く……大聖堂は、ちょっとトラムを使わないと行くのは大変ですし、現大のポズナニを楽しもうと思ったら、また行動範囲が広がるのかもしれません。人によって大きく印象が変わると思われる街、郊外のロリガンへのエクスカーションも行きそびれたことだし、私にとって、ヴロツワフと並んで、半日では観光が足らず、またぜひとも訪れたいと思う街になりました。

2005年夏のプラハ・ポーランド旅行20日間 その11 ポズナニ

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2005/07/19 - 2005/07/19

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まみ

まみさん

教会めぐりに始終した前日のヴロツワフが、私の思い出の中ではに、バロックとロココの華やかな教会がたくさんある、時々ゴシックで街歩きだけでも楽しめる街、として残りましたが、これはポズナニにもあてはまります。行く前の予想と大違い! だってポズナニって、ワルシャワに次ぐポーランド第2の商業都市で、国内最大級の国際産業見本市が開催される街って聞いていたから。……ま、観光客が歩くところといえば旧市街だけなので、確かにポズナニは大きそうな街でしたわ、第2の商業都市の名にふさわしそうな。

というわけで、ポズナニでは街歩きはそれほどあてにしておらず、博物館がたくさんだということで、博物館めぐりを楽しみにしていました。しかし、最大の楽しみの国立美術館のポーランド美術部門が、コンテンポラリーを除いて閉鎖中だったんですよ、ぶーぶーぶー。おかげで国立美術館では鑑賞時間が2時間「しか」、かかりませんでした。

「歩き方」には、「町なかには中世の歴史的な建造物が数多く残されており、それらを見て回るだけでも興味は尽きない」とありますが、確かにそれはうなづけました。旧市街以外でも、写真撮影意欲をそそる建造物をあちこちに見かけました。天気も良かったですしね! (天気がよいと、やはり戸外の撮影が増えます) 観光客が歩きたいと思う範囲も結構広く……大聖堂は、ちょっとトラムを使わないと行くのは大変ですし、現大のポズナニを楽しもうと思ったら、また行動範囲が広がるのかもしれません。人によって大きく印象が変わると思われる街、郊外のロリガンへのエクスカーションも行きそびれたことだし、私にとって、ヴロツワフと並んで、半日では観光が足らず、またぜひとも訪れたいと思う街になりました。

  • フランシスコ教会のマリア礼拝堂<br /><br />前日のヴロツワフの教会内部がロココ傾向が色濃かったのに対し、ポズナニの教会はもっとバロック、バロックしていました。いかにもバロックらしい、バロック祭壇です。<br />……それもいいけれど、天井のストゥッコ(浮彫装飾)にご注目ください。本当はそちらの方がメインに撮影したはずでした@

    フランシスコ教会のマリア礼拝堂

    前日のヴロツワフの教会内部がロココ傾向が色濃かったのに対し、ポズナニの教会はもっとバロック、バロックしていました。いかにもバロックらしい、バロック祭壇です。
    ……それもいいけれど、天井のストゥッコ(浮彫装飾)にご注目ください。本当はそちらの方がメインに撮影したはずでした@

  • フランシスコ教会の天井<br /><br />ストゥッコ(浮彫装飾)と天井画が見事でしょう。この教会内部の華やかさのほんの一端です。

    フランシスコ教会の天井

    ストゥッコ(浮彫装飾)と天井画が見事でしょう。この教会内部の華やかさのほんの一端です。

  • ポズナニ市庁舎<br /><br />今回のポーランド旅行で訪れた街の旧市庁舎コンテストをしたら、私はこのポズナニを筆頭に挙げます@<br />時点が、ヴロツワフとザモシチで悩むなぁ。<br />この日、写真撮影にこれぞ!と思うとき、ほとんど曇り空だったのが残念です。

    ポズナニ市庁舎

    今回のポーランド旅行で訪れた街の旧市庁舎コンテストをしたら、私はこのポズナニを筆頭に挙げます@
    時点が、ヴロツワフとザモシチで悩むなぁ。
    この日、写真撮影にこれぞ!と思うとき、ほとんど曇り空だったのが残念です。

  • ポズナニ国立博物館の壁画です。<br /><br />ポズナニ国立博物館は旧館・新館と併設されていますが、これは旧館の方の正面と反対側、すなわち旧市街広場方向に面した壁の一番上です。チェコ等のボヘミア地方や南ドイツでよく見られた、スグラフィート技法のように見えました。<br />なんだかこの、ちょっと暗いですが不思議な世界が、どうにも気になり、何度目かに通りかかったとき、ついに写真に撮りました。<br /><br />ちなみに、2005年7月現在、旧館はまだ中は改装中で、入口は新館からになりました。改装中のせいか、一番の目当てであった、近代ポーランド絵画部門は閉鎖中でした。しくしく。<br />私はポーランドが列強三国に分割されていた時代のヤン・マテイコをはじめとする歴史画家の、ポーランドの歴史場面の大作を一番楽しみにしていたのに。ポーランドについて下調べをして初めて知った画家であり、ポーランド人にとって、なんとかの歴史場面といえば、すぐにこれらの絵が思い浮かぶくらいなじみになっていて、そしてにわか勉強したポーランド史の復習にもなるかと思ったから。<br />もっとも、マテイコの、三国分立が成立してしまった場面の「Kejtan」という絵だけは展示されていましたし、ほかにもたくさん見どころありましたけどね。たとえば、ポズナニを中心とするシレジア地方のポーランド貴族独特の棺おけ肖像画コレクション、中世美術部門もよし。応用美術も戦後のポーランド絵画もよし。ポーランド絵画に固執しなければ、フランドル絵画、スペイン、イタリア、ドイツ絵画もたくさんありました。

    ポズナニ国立博物館の壁画です。

    ポズナニ国立博物館は旧館・新館と併設されていますが、これは旧館の方の正面と反対側、すなわち旧市街広場方向に面した壁の一番上です。チェコ等のボヘミア地方や南ドイツでよく見られた、スグラフィート技法のように見えました。
    なんだかこの、ちょっと暗いですが不思議な世界が、どうにも気になり、何度目かに通りかかったとき、ついに写真に撮りました。

    ちなみに、2005年7月現在、旧館はまだ中は改装中で、入口は新館からになりました。改装中のせいか、一番の目当てであった、近代ポーランド絵画部門は閉鎖中でした。しくしく。
    私はポーランドが列強三国に分割されていた時代のヤン・マテイコをはじめとする歴史画家の、ポーランドの歴史場面の大作を一番楽しみにしていたのに。ポーランドについて下調べをして初めて知った画家であり、ポーランド人にとって、なんとかの歴史場面といえば、すぐにこれらの絵が思い浮かぶくらいなじみになっていて、そしてにわか勉強したポーランド史の復習にもなるかと思ったから。
    もっとも、マテイコの、三国分立が成立してしまった場面の「Kejtan」という絵だけは展示されていましたし、ほかにもたくさん見どころありましたけどね。たとえば、ポズナニを中心とするシレジア地方のポーランド貴族独特の棺おけ肖像画コレクション、中世美術部門もよし。応用美術も戦後のポーランド絵画もよし。ポーランド絵画に固執しなければ、フランドル絵画、スペイン、イタリア、ドイツ絵画もたくさんありました。

  • ポズナニの市電<br /><br />大聖堂のあるオストロフ・ツムスキ(中州)へは、前日のヴロツワフと違って、歩いて行くにはちょっときついです。市電を利用しました。

    ポズナニの市電

    大聖堂のあるオストロフ・ツムスキ(中州)へは、前日のヴロツワフと違って、歩いて行くにはちょっときついです。市電を利用しました。

  • ポズナニ大聖堂<br /><br />ポズナニの大聖堂のあるオストロフ・ツムスキ(中州)は、大聖堂へ訪れる観光客がぽつぽついる程度で人通りがほとんどなく寂しかったで、写真はせめてバラと一緒@<br /><br />右手の木陰の下の彫像は、前ローマ教皇ヨハネ・パウロ2世の彫像がありました。

    ポズナニ大聖堂

    ポズナニの大聖堂のあるオストロフ・ツムスキ(中州)は、大聖堂へ訪れる観光客がぽつぽついる程度で人通りがほとんどなく寂しかったで、写真はせめてバラと一緒@

    右手の木陰の下の彫像は、前ローマ教皇ヨハネ・パウロ2世の彫像がありました。

  • マルチン通りの建物<br /><br />ポズナニ観光の日は、夕方遅く(7時すぎ)になってよく晴れました。食事も終えて、あとはホテルへ戻るだけだったのですが、ホテル近くまで来てもすぐにホテルへは戻らず、ホテルが建つ目抜き通りマルチンド通り付近を少し散策しました。<br /><br />写真の建物は現在は銀行ですが、古めかしさが気にいりました。れんがの色が違うのは、模様ではなく、修復の際、瓦礫から使えるものは使って、足らないところは新しく埋めたせいではないでしょうか。

    マルチン通りの建物

    ポズナニ観光の日は、夕方遅く(7時すぎ)になってよく晴れました。食事も終えて、あとはホテルへ戻るだけだったのですが、ホテル近くまで来てもすぐにホテルへは戻らず、ホテルが建つ目抜き通りマルチンド通り付近を少し散策しました。

    写真の建物は現在は銀行ですが、古めかしさが気にいりました。れんがの色が違うのは、模様ではなく、修復の際、瓦礫から使えるものは使って、足らないところは新しく埋めたせいではないでしょうか。

  • ポズナニ暴動記念碑<br /><br />半日とはいえ盛りだくさんの観光に疲れていましたが、夕食をとった後、天気がよくなったせいもあって、気持ちも体も元気が戻って来ましたので、少し足を延ばしました。といっても、ホテルから数分のところにあるんですけどね。<br /><br />ポズナニ暴動は、社会主義体制崩壊のきっかけとなるポーランドにおける最初の大規模暴動です。労働者のストライキに始まり、70人以上の死者、900人以上の負傷者を出すまでに大規模化しました。1956年6月のことです。この記念碑にはその後の年代も刻まれています。

    ポズナニ暴動記念碑

    半日とはいえ盛りだくさんの観光に疲れていましたが、夕食をとった後、天気がよくなったせいもあって、気持ちも体も元気が戻って来ましたので、少し足を延ばしました。といっても、ホテルから数分のところにあるんですけどね。

    ポズナニ暴動は、社会主義体制崩壊のきっかけとなるポーランドにおける最初の大規模暴動です。労働者のストライキに始まり、70人以上の死者、900人以上の負傷者を出すまでに大規模化しました。1956年6月のことです。この記念碑にはその後の年代も刻まれています。

  • ポズナニ市庁舎と旧市街広場<br /><br />翌日、トルン行きの直行列車の出発時間が遅めだったので、朝食後、もう一度旧市街広場まで散歩して、美しい市庁舎との別れを惜しんできました。よい天気だったので、また写真を撮りました。市庁舎に連なる「漁夫の家」と呼ばれる家並みもファインダーに入れました。<br /><br />ちなみに、ポーランドのこういうメインの広場って、クラクフしかり、ヴロツワフしかり、広場のど真ん中に市庁舎だの、こういう家並みがあるんですよ。広場がいわば、ドーナツ構造なんです。

    ポズナニ市庁舎と旧市街広場

    翌日、トルン行きの直行列車の出発時間が遅めだったので、朝食後、もう一度旧市街広場まで散歩して、美しい市庁舎との別れを惜しんできました。よい天気だったので、また写真を撮りました。市庁舎に連なる「漁夫の家」と呼ばれる家並みもファインダーに入れました。

    ちなみに、ポーランドのこういうメインの広場って、クラクフしかり、ヴロツワフしかり、広場のど真ん中に市庁舎だの、こういう家並みがあるんですよ。広場がいわば、ドーナツ構造なんです。

  • 教区教会(聖母マリア教会)<br /><br />旧市街広場のすぐそばにあり、前日のポズナニ観光のときに行きそびれたので、トルンに出発する朝の名残を惜しむ散策で、この教会内部も見学しました。<br />いかにもバロックらしい外観で、内部も見事なバロック教会でした。狭い通りの突き当たりにあったので、こういう写真になりました。

    教区教会(聖母マリア教会)

    旧市街広場のすぐそばにあり、前日のポズナニ観光のときに行きそびれたので、トルンに出発する朝の名残を惜しむ散策で、この教会内部も見学しました。
    いかにもバロックらしい外観で、内部も見事なバロック教会でした。狭い通りの突き当たりにあったので、こういう写真になりました。

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  • Gruss Gott さん 2007/04/12 19:10:32
    なつかしい!
    まみさんこんにちは。
    ポズナニ旅行記見させていただきました。

    僕も一泊だけしたことがあって、とても懐かしく思いました。
    共和国広場、こんなにきれいだったのですね。
    僕は着いたのが夕方なのでホテル探しと晩飯で終わってしまったので
    こんなきれいな町だとは思いませんでした。
    ホテルはホテルヨーロッパって名前の1500円宿だったなぁ・・

    ポズナニって、現地の人、「ポズナン」って言っていませんでした??
    今でも何かそれを妙に覚えています。
    あと、クラカウも。
    ふつう日本ではクラクフって言いますよね。
    僕はポズナンっていう響きが結構好きです。

    まみ

    まみさん からの返信 2007/04/14 06:34:02
    RE: なつかしい!
    のんてぃーさん、こんにちは。書き込みありがとうございます。返事がおくれてしまいました。

    ポーランドの都市のカタカナ表記はまだ統一されていないかんじがありまよね。
    もちろん、おっしゃるとおり、優勢な表記はあるんですが、どうも最初にビビッときて、覚えてしまったカタカナ表記からなかなか抜けないみたいです。
    まるで殻を割ったヒナが初めて見たものを親と思うように!?
    というのは大げさですが。

    ポズナン!
    響きはこちらの方が可愛いですね。
    ポズナニと統一する私のこだわりは、ヒナのたとえと、それから、「〜ナニ」と発音するあたりで、スピードがダウンしてどこかしつこい響きになるところが、私は逆にツボにはまっています。

    しかし、そんな風に自分の好きなように覚えてると、現地の人には通じませんね〜〜@

    ポズナニの広場はとてもきれいでした。
    たぶん、まだ1990年代そこそこは、これほどきれいではなかったのかもれません。薄汚れていたりとか。
    ポーランドも、めぼしい都市の旧市街は、どんどんきれいになっている気がします。昔に出かけた方の感想や旅行記などを拝見してくらべると。
    こぎれいなのをいいと思うかどうかは別にしても、やっぱりきれいなのは癒されて、わざわざ足を運んでよかったなぁと思えます@

    Gruss Gott

    Gruss Gott さん からの返信 2007/04/15 09:34:37
    RE: RE: なつかしい!
    ヨーロッパの東って、劇的に変化してるのでしょうね。
    この頃はどんな風に変わっているんだろう。。
    ちょっと行ってみたくなりました。

    今までの僕のポーランド経験はだいたい「通過」するための国でした。
    アウシェビッツなどいくつか例外もありますが・・・

    メインでゆっくり回ってみたいと思いました。

    まみ

    まみさん からの返信 2007/04/16 19:12:09
    RE: RE: RE: なつかしい!
    のんてぃーさん、こんにちは。

    そうですねぇ、きっと東欧は劇的に変わっているでしょうね。
    私が東欧に目をつけはじめたのは、観光で訪れる先としてだんだん注目を浴びてきてからです。
    日本ではまだマイナーだと思いますが、旅行記などアップしたりネット検索すると、激動の時代に出かけられている方々が結構多く、だいぶ旅行しやすくなったろうなぁと感じます。
    まあ、女1人で、現地に特にツテはなく、現地での情報収集力に自信がないままに行くのですから、行けそうだなぁという感触がないとまだまだ足を伸ばす気になれなかったろうと思います。

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