かわいい街並みアルベロベッロ

2005/08/05 - 2005/08/16

アルベロベッロも青の洞窟と並んで、旅の最大の目的の一つでした。建物は可愛く、満足だったものの、あまりに商業化されていました。列車の窓から途中見える、トゥルッリの方が、生活感があって、良かった気がします。

アルベロベッロへは、バーリからSud-Est線（私鉄）で1時間20分くらい。とてもゆっくりな列車で、本数もあまりないので、要注意！！バーリ駅に時刻表が貼ってあったので、翌日の帰りの時刻を調べて「完璧」と思っていたら、なんと翌日、「この列車は、2004年までの時刻です」と窓口のおじちゃんに言われました。（昨年の時刻なんて載せておくことがいかにもイタリアっぽい...）次の列車まで、45分でしたが、それを待っていたのでは、バーリ発13:15(ﾌｨﾚﾝﾂｪ行)に間に合いません。同じ状態の日本人のご夫婦がいて、次の駅（バーリ駅とは反対方向に）の「マルティーナは少し大きな駅なので、バーリ行きのバスがあるかも。かけてみます」とおっしゃっていたので、私もかけることにしました。（列車よりも車やバスの方が早いんです）

結果は×。それを見越して、タクシー（オフィシャルではない）のおじちゃんが、「100ユーロでバーリまで連れて行ってやる」と言っていました。「13:15のﾌｨﾚﾝﾂｪ行のESに乗れないと、ﾌｨﾚﾝﾂｪ到着が遅くなってしまう」と思いながらも、列車で、４ユーロでいけるところを１００ユーロもかけるなんて、と思い、４５分後のSud-Est線に乗ることにしました。でも、そのおじちゃんもしつこくて「８０ユーロでどうだ？」と言ってきました。人間不思議なもので、値下げされると安い気になってしまうんですよね（＾＾；そのおじちゃんとの交渉は、マルティーナの駅の英語を話せる駅員を通して行っていたので、（おじちゃんは英語が全く話せないため）私一人だけ、タクシーに乗って、何か起きたら大丈夫かな？？？と思いつつ、８０ユーロでバーリまでタクりました。途中、かなり飛ばしてくれたらしく、寿命もかなり縮まりました。それでも、列車にのるよりかなり早くバーリ駅に到着。「景色も楽しめたし、まあいいか」と思っていたところ、タクシーのおじちゃんに払う８０ユーロがきっちりない。５０ユーロ札２枚しかその時はなく、「もしかしてボッタくられる？」という嫌な予感が。やっぱり予感的中。かなり粘りましたが、結局１００ユーロ取られました。（日本に帰国して、偶然HPで発見したのですが、アルベロベッロからバーリ駅まで、100ユーロが相場らしいです。結局相場を払ったのでした。）タクシーに乗る時は、細かいお札＆コインがあるかチェックしてから乗ろうと思ったのでした。

エリア アルベロベッロ(イタリア)

スレート屋根にはシンボル化した魚、鳥、心臓 or ギリシャ語で神を表す文字が描かれています。この屋根に描かれているのは何でしょうか？