2005/05/04 - 2005/05/04
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midnight-mamyさん
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平等院散策のあとは、橘橋&朝霧橋を通って宇治川の向こう岸へ(*^。^*) 宇治神社、宇治上神社とさわらびの道をたどります。
「源氏物語ミュージアム」では、じっくり、「宇治十帖」最後のヒロイン・浮舟を主人公にした、篠田正浩監督による映画『浮舟』を鑑賞♪ 何よりもこのミュージアムで、私の大好きなホリ・ヒロシ氏製作の人形に出会えたのが思いがけない喜びでした!
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平等院のあるがわの岸から、「橘橋」を渡って、「橘島」に向います(*^。^*)
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橘橋の上から、川下をみると先ほど渡ってきた「宇治橋」がちょっと遠くに見えます(*^。^*)
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橘橋から上流を眺めたところです(*^ー^*)
宇治橋のあたりにくらべると、この橘橋の下を流れる川の流れは別の川のようにゆるやかです♪ -
橘島からさらに、宇治川の反対岸に渡る朝霧橋が見えます。
橘橋は彩色されていませんでしたが、朝霧橋はあざやかな朱色です♪
朝霧橋の下を流れる宇治川は、本流になるのか、やはりかなり流れが速いです(^^ヾ -
朝霧橋を渡りきると、そこに宇治神社の鳥居があります。
宇治神社と宇治上神社が鎮座するこの一帯は応神天皇の皇子で、宇治十帖の八宮(はちのみや)のモデルとも言われている「莵道稚郎子(うじのわきいらつこ)」の邸宅跡と考えられていて、皇子の亡くなった後、邸宅跡にその霊を祭ったのが両神社の起こりと言われています。 -
宇治神社の拝殿「桐原殿」です。
明治維新までは宇治神社とその東奥に位置する宇治上(うじかみ)神社は一対の関係でした。宇治上神社にわく名水も「桐原水」でしたっけ(^^ -
宇治神社の本殿です(*^ー^*)
宇治神社には、本殿外陣に木造の狛犬さんがおられたのですが・・・今は歴史資料館に預けられて(?)います。
現存する木造の狛犬さんの中では、最大級に属する、「狛犬愛好家」には垂涎の一対なんです。今度訪れるときには、その歴史資料館に逢いに行きたいとおもいます(*^o^*) -
宇治神社をでて、さわらびの道を登っていくと、道端にさわらびの古跡を示す石碑があります。
源氏物語の中の「早蕨」の舞台となったところ、ということで石碑が建てられているのですが・・・「ここ!」というポイントではなくて「ここいらへん」というエリアですから石碑を建てる場所も悩んだんじゃないですかねぇ?
ガイドブックにも
「江戸時代から明治にかけて、早蕨の古跡はその所在地を転々とし、奈良鉄道(現在のJR奈良線)の工事に伴い、今の場所に移ったものと思われています。」
って書かれていました(^^ -
さらに、「さわらびの道」をのぼっていくと、宇治上神社がみえてきます。
その門前の道沿いにきれいなあやめが咲いていました♪ -
宇治上神社の入り口です。
手前の鳥居に比べると、とてもひっそりとしていて控えめな入り口ですが、ここも世界文化遺産なんです(*^ー^*) -
鄙びた門をくぐって最初に目にはいるのは、正面にある拝殿です(*^。^*)
鎌倉時代の建造で国宝です!
屋根のそりが独特で美しいですよね。
祈祷が行われる日だけ、扉が開かれて居るそうですが・・・この日は開いていましたよ(*^^)ノ〜♪ -
宇治上神社の境内にあったクスノキ(*^。^*)
クスノキは、常緑樹ですがこの季節に新しいはっぱと入れ替わってとっても若やぎます♪ -
宇治にはその昔、七つの名水が湧いていたそうですが、今残っているのはこの「桐原水」だけ。
ここも、生水はのまないでくださいと張り紙がしてありました・・・ちょっとがっかり。 -
宇治上神社の本殿です。
平安時代に建てられた檜皮葺きの屋根で覆った日本最古の神殿建築です♪
この覆屋の中にはみっつの社が並んで入っています。
真ん中が応神天皇、左殿が菟道稚郎子、右殿が仁徳天皇となっています。菟道稚郎子と仁徳天皇は兄弟で、仁徳天皇がお兄ちゃんです。
お父さんの応神天皇は生前、その才能を見込んで(?)菟道稚郎子を皇太子として立てていましたが、お父さんがなくなった後、菟道稚郎子はお兄さんの仁徳天皇に皇位を譲って宇治で離宮住まいをします。
お兄ちゃんの仁徳天皇も、お父さんの遺志を理由に兄弟で皇位の譲り合いをすること3年。
天下の政道が成り立たず「人民大いに惑い、天下大いに乱れ」がのだそうです。
その結果菟道稚郎子は、自ら命を絶ってしまいます。
なんだかねぇ、善悪の判断はむずかしいけど、死なんでもよかったのにねぇ? -
宇治上神社を見学中、ほかのバスツアーガイドさんが、ここでは「蛙股」に注目するように!って何度も叫んでいたのでわたしも注目(*^。^*)
蛙股はもともと社寺建設のなかで、荷重を支えるための部材です。
この宇治上神社の内殿は年輪年代測定法によると1060年の建築とされていますが、このころ、蛙股は構造材としても役割から、装飾用としての役割に変わっていったのです。
その装飾用蛙股の発生を示す重要な実例なんですって! -
発生の実例ってだけじゃなくて、写真に写っているみっつの蛙股が、それぞれ少しずつ装飾的になっていくのがわかるってのがここの見所らしい(^^
今度他の寺社を見て回るときには、蛙股にも注目してみよう♪ -
源氏物語ミュージアムのちかくに、マルバシャリンバイがきれいに咲いていました(*^。^*)
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同じく源氏物語ミュージアムのエントランスに植えられていたシランです(*^。^*)
こんなにリップの部分のフリンジがしっかりついているシランは初めてみたかも♪ -
宇治散策の最後は、京阪宇治駅の前にあるお茶の老舗、「通圓本店」で「宇治金時ソフトクリーム」500円をいただきました\(^。^)/
茶だんごもついてて、おいしかったよぉ♪
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