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片瀬貴文さん
ところで、国際協力の原点に戻って反省すれば、外国での日本人の評判はいまいちなのではなかろうか。
これはまことに残念なことであり、わが国にとってこれからの発展のために、重大問題である。
私の海外生活経験からすると、我々のやり方がまずいと考えざるを得ない点が少なくない。
たとえば日本人は、自分だけの、しかも目先の利益だけを、追い求めているのでは・・・。
その結果、相手社会がどうなろうとも、相手の生活がどう乱されようとも、知ったことではないと考えてはいまいか。
地球上の人類社会は、皆がお互いに尊重し合ってこそ成立する。
個人間にせよ国家間にせよ、人間関係というものは、お互いのために尽くし合おうという意欲が感じられてこそ、より深く、より発展する。
もう少し深く分析すれば、相手をより深く理解しようという努力が、不足しているのではないだろうか。
と同時に、相手にわれわれをもっと深く理解させようとする努力にも、欠けているのではないだろうか。
せっかくアフリカに暮らしても、現地人との交際は仕事の上で必要な範囲にとどめ、日常生活面では、もっぱら日本人同士の交際に終始し勝ちである。
現地の人たちの生活は、経済統計上では理解しようとしても、彼らが本当に何を喜び、悲しみ、悩んでいるのか・・・。
彼らを理解する上でもっとも大切な点につき、深く突っ込んで知ろうとする人は少ない。
相手が本当に求めようとしているものは何か。
そして、我々に求めているものがあるとすれば、それは何なのか。
我々が彼らのために及ぼすことの出来るものは・・・。
そのために、どう行動すればいいのか。
このような発想が基本にあってこそ、初めて我々が国際社会に、胸を張って生き切れるのではないだろうか。
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この旅行記へのコメント (8)
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- kaz-ykさん 2005/08/12 12:26:50
- 同感です
- 片瀬貴文さん 今日は 残暑お見舞い申しあげます。
後輩へのご教示全く同感です。
人間関係とその習慣については、外部人は、簡単には理解出来ないのでは!
日本国内の大阪南部地域(泉州)は、今でも保守的です。
祖父の代より住む人と新居住者の間の関係には、差別が存在する。
岸和田のだんじり祭りでは、いまでも外様・譜代と家を差別している。
祖父の代より居住し、地域に貢献してきた者のみ、だんじりの上に、
乗ることが出来る。彼等は、祭りの都度100万円の寄付が必要と
米国では、現地に居住し、高校・大学を卒業して、すでに日本語が、可笑しくなった現地居住の日本人でも、真の意味で、白人社会には、入れて貰えないと
華僑は上手に立ち廻っているが、政治形態の変更時には、国籍が中国人で無く現地の国籍でも、やはり阻害されている。
現地で骨を埋める日本人が、沢山出ないと同調出来ないのでは、
と思っています。
-
- fkさん 2005/08/12 12:14:36
- アフリカ
- 片瀬貴文さん,
おっしゃる事が身に染みます。
むかしブラジルで黒人と一日ブラブラしました。
家に誘われたのですが,どうしても不安があり,断ったのですが,
その後ずっと頭の隅にあります。
友達の知り合いだとか会社関係の人ならば不安はないのでしょうが,
その日知り合って仲良くなっても,その人の家族・友達と環境を知らずして
家までは行けなかったのです。
出来る限り友好の輪を広げたいと思って活動してきたつもりですが,
個人の場合には,どうしても一歩踏み込めない。
家族とか友達とか会社の仲間とかいるときは,友好を広めることは
難しいことはまったくありませんが。
日本人ほど国際感覚が備わってきた国民は他にそれ程多くないと思って
います。他国の人たちに比べて(あくまで比較して,一般的に)
日本企業の活動はまだまだましだと思っていますが...
搾取・搾取を繰り返している会社が多いなかで日系はそれでもよく
現地に溶け込んでいる方だと私はみています。
ただし,日系は利益追求が急すぎると感じています。
搾取して,さっと逃げるという態度が少ないからだと思いますが,
現地企業を育てていくという精神を兼ね備える会社はごく一部
だと映ります。
片瀬貴文さんの提案は,しかし,なるべく多くの人に感じてもらいたいと
私も思います。
実は私は,自分が楽しむだけの旅行にはもうあまり興味がないほど
です。
コンゴウですか...
政治家の腐敗は少しは改善されたのでしょうか。
豊かな資源を備えているのに,またはそれ故に外国資本に踏み込まれて
搾取されてきたのではないかと憶測しています。
- 片瀬貴文さん からの返信 2005/08/13 09:48:53
- RE: アフリカ
- 終戦後30年間ほどでしょうか。
日本人はどこかに、卑屈の影を背負っていました。
その後外国に慣れ始め、同時に異文化に対する畏敬の念や感動が、薄くなってきたように思います。
外国を知るにあたり、表面だけを見て、深く理解しようとしていないのではと、懸念します。
せっかく海外旅行をしても、現地の人に交わる意欲が少ないようです。
今年4月、初めて経験するツアー旅行でしたが、100人の現地人と話すノルマを自分に課しました。
準備した話題は、中国、EC、法王選出。
最近は、さらに日本文化への誇りを取り戻しつつあり、外国でも堂々として見えます。
変化が激しく、ブレーキもかかりにくい民族性があるのかも知れません。
海外旅行のチャンスに、日本への理解も、もっと深めることが大切でしょう。
コンゴの腐敗については、これから「キンシャサ日記」で触れてゆこうと思っております。
25年前に出会ったコンゴの子供たちは、社会の中堅に育っています。
しかし5年ほど前から、音信が途絶えました。
かつて新進の意気に燃えていた新独立国が、深い悩みに陥っているようです。
原因は、単なる経済問題ではない、精神問題が大きいと思います。
- fkさん からの返信 2005/08/13 11:18:43
- RE: RE: アフリカ
- 片瀬貴文さん,kaz-ykさん,
同感ですね。
有意義に旅行するという趣旨に,同感です。
積極的に話しかけるという態度が大切ですね。
私ははじめての滞在が英国でしたが,
人種偏見が残りビートルズが全盛を過ぎていた頃。
排他的ムード,凋落の哀愁が漂っていました。経済は沈滞し
「イギリス人は過去に生きている」と言われていました。
こんな国が先進国かと疑問がわきましたね。
差別される側の人々と接する機会も多くありました。
「イギリス人って,卑怯だよね,ケンちゃん」と私に語りかけて
くる差別される側の友達
「(例えば)インド人って,きたないよね,ケンちゃん」とイギリス人。
その様な事がいつもあった。それで,私達日本人は中間の立場になって
お互いを理解しないといけない,偏見というのはよくない,差別は
いいことではない,威張るのはいけない,と思うようになりました。
現在,日本はいまは見事に中間の立場に立っていると思う。
あくまで他の国に比べての話です。あくまで他の国の人々と比べての
事ですが,全般的にならして表現して,日本人の優しさ誠実さは国の
文化教養のお陰だろうと思う(いざという時のことです)。
しかし,歴史の問題がありますね。日本も又巻き込まれてひどいことを
した過去があります。日本だけでなく,多くの国が帝国主義の時代
時の弱者をいじめた...
この歴史認識や戦争反対についても,私達が心がけて社会に訴えて
いくべき事柄かな...,と思うのです。
でも,悲しいかな世界はそんなに平和ではない。利権を求める国が
多い,政治優先,自国優先の国が多い。
だからこそ,日本なのでしょうね...
損な役回りなのですが。
- 片瀬貴文さん からの返信 2005/08/14 16:46:10
- RE: RE: RE: アフリカ
- 人種偏見は、民族の自信喪失か、焦りなのかも知れませんね。
日本でも1980年代「アフリカ人は優秀だぜ」と言ったら、いやな顔をする人がたくさんいました。
仕事がうまく行かないとき、彼らのせいにしたい人もおりました。
世界の舞台に立って、リーダーシップを発揮できる日本人が、少しずつ育っているように思います。
これからの人類社会、平和は歌い文句から、信念になるべき時代。
戦争は、発生の過程を抑えなければならないと思いますが、しばらくは力の対決時代が続くようです。
まだ痛い目に会う機会が、不十分なのでしょうか。
環境問題にしても、然りですね。
- fkさん からの返信 2005/08/14 17:06:39
- RE: RE: RE: RE: アフリカ
- 片瀬貴文さんとソフィーさんは,
同一人物に思えるほどですが?
私はやっと自由時間がつくれる歳になりました。
みなさんの指針というべき事柄を考えています。
なるべくよく理解して,できる事をしていく,という事ですね。
旅で多くの人と話し一緒に遊び,食べたりして,広い世界を知る。
その時に,ある程度自覚して出来る何かをする,という事ですね。
- 片瀬貴文さん からの返信 2005/08/16 14:57:59
- 人生の黄金期
- 「片瀬貴文さんのマイページ」は、「ソフィさんのマイページ」と兄弟です。
リタイア三年目、今こそ人生の「稔りの黄金期」ではないかと、考えるようになりました。
地域の高齢者と接している内に、一人でも多く元気老人創りを手伝いたいと、思うようにもなりました。
「コントラクト・ブリッジ」「フランス語シャンソン」「パソコン」などを、皆さんに教えております。
先日まで、日本に滞在する外国人に「にほんのうた」を教え、日本理解を深めて貰おうともしました。
これらの日程はパソコンで情報公開し、全ての人がフリーに参加できます。
何回か、高齢者を集めて講演会も開きました。
併行して、自分の経験を「マイページ」で残したい所存です。
子孫に引き継ぐものは、お金ではなくて、心だと思います。
旅は私のエネルギー源です。
経験を深め、新たな発見を重ねたいものです。
- fkさん からの返信 2005/08/16 17:23:57
- RE: 人生の黄金期
- 片瀬貴文さん,
今日は楽しそうな本を発見しました,お陰様で:
http://d.hatena.ne.jp/fksa/20050816
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