2005/07/24 - 2005/07/24
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- #街歩き
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喀什(カシュガル)にはエイティガール・モスクからも歩いて行ける艾孜来提路沿いに日曜バザールが出る。
お昼を回った時間帯の方が賑やかになるので、午前中はその日の夜出る長距離夜行寝台バスの切符をまず買いに。
庫車(クチャ)行きが午後9時と聞いて買った切符には、19:00発とプリントされている。
一瞬、「あれ?」
窓口の人に「夜の9時ってさっき言ったんじゃないの?」と確認すると、そっけなく「そうよ。切符にもそう書いてあるでしょ。」
「でも、19:00って書いてあるけど。」
「だ・か・ら、9時のことよ!!」の応酬。
よく確かめてみたら、書いてある19:00は新疆時間。つまり北京時間では午後9時のことだった。
同じ新疆でも、他の街のターミナルでは発車時刻が北京時間で記載されていたので、起こった混乱。
一応ほかの窓口の人たちにも確かめて一安心。
その後は、前回は行かなかった郊外の莫爾仏塔へ。空いた時間を利用して三仙洞や香妃墓へも。
最後にまた賑やかな日曜バザールを見てから喀什(カシュガル)とお別れ。
表紙の画像は、日曜バザールで見かけた女性の後姿
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
庫車(クチャ)行きの長距離夜行寝台バスの切符を買いに行った北大橋のたもとにある国際汽車站へも含め、周辺を案内してくれたのは、前日のカラクリ湖へも一緒に行った運転手さん。
カラクリ湖からの帰り道ではエンストして一大事だった。
「今日の車は大丈夫でしょうね〜。またエンストしたら、お金は払わないからね〜。」と一言嫌味。
「あれからもう一度点検したから大丈夫だ〜!」
で、出発。中国最西端にある仏教遺跡として有名な莫爾仏塔へ。市街地から北東30kmほど。
今は半砂漠の中にポツリと建つ仏塔が見える。 -
唐代に造られたと言う莫爾仏塔の参観料は12元。
仏塔と言うより、ドームを持ったモスクに近い形だなあ。 -
仏像があったに違いない場所。
-
莫爾仏塔の管理人さんの息子さんが仏塔を背にして立つ。
こんな所に一日中お父さんと二人きりで寂しくないのかな。
半分溶けたように残る仏塔。
日干し煉瓦が積み重ねられているのがかろうじて分かる。 -
その管理人さんは、SUR SHANGHAIがあちこち歩き回っている間、仏塔の下でかがみ込んでいた。
何してるんだろう、と思ったら、さっきまで空だった仏塔の下の穴を見てみろ!の手招き。
「??? (・・?」
あれ、いつの間にか中にはお金が…。
SUR SHANGHAIにも、お布施を入れろ!という手まねをするので、『自分で入れたくせに〜。(^^ゞ』と思いつつポケットに入っていた5角(0.5元)札を。
演技力足りないよ、おじさん!
烏魯木斉(ウルムチ)方面と喀什(カシュガル)を結ぶ南疆鉄道の線路が遠くに見える。
この画像で見えるかな。 -
莫爾仏塔の周りには本当に何も無い。
遙か地平線まで半砂漠の大地が広がる。
その昔、ここには栄華があっただろうに…。 -
これはただの岩山なのか、遺跡の跡なのか。
下に見える乗ってきた車と比べると、その高さがよく分かる。 -
莫爾仏塔は何の保護もされていない。
たまに雨が降った時に流れた水の痕。
こうしてこの仏塔も消えていくのかも。 -
管理人さんがスイカをご馳走してくれた。
遠くから見たらよく分からなかったけど、その息子さんの顔はやはり漢民族とは違う顔立ち。
目の色も違う。 -
莫爾仏塔の辺りの荒涼とした風景を楽しんだあとは、
運転手さんが
「昨日エンストしちゃったから、恰克馬克(チャクマク)河のほとりの三仙洞へも連れてってあげる。」
ここは98年にも行った所。
ここは市街地から北に20km足らず。
この崖の中腹に三仙洞があるのですが、上からだと見えません。三仙洞は、中に壁画も残っていると言われていますが、下から見上げてもただの穴。
それでも、周辺の景色がいいのでお気に入り。
下の川原に行く細い道を下りて行くと…、 -
…川べりは乾いてひび割れている。
何の動物もいないだろう、と思ったら…、 -
SUR SHANGHAIの足音に驚いて現れたのは…、
カエルでした。(◎o◎)
中にはまだ湿り気があるらしい。見えただけで3匹。 -
「アレ〜、三仙洞が見つからないぞ〜。」と戻ってきた崖の上。
確かにこの辺りなのはSUR SHANGHAIも覚えているけど、今回は見つからずじまい。
標識を付けて置いてもらいたい所。
この崖には柵など付いていない。
表面を残して抉られたようになっている所もたくさんあるので、あまり端っこは歩かないように。 -
喀什(カシュガル)市内に戻って、≪香妃墓≫と呼ぶ方が≪アパク・ホージャ墓≫と呼ぶより馴染みのある所へ。
入場料は15元。ビデオ撮影は不可。
それに各5元の追加で≪古屍館≫や≪歌舞果園≫も見られるけど、≪古屍館≫にはミイラが一体だけ。
烏魯木斉(ウルムチ)の新疆ウイグル自治区博物館で≪楼蘭の美女≫を見た人にはつまらない、かも。
≪歌舞果園≫には誰も行かないようなので、SUR SHANGHAIもパス。 -
緑や青のタイルが青空に映える≪香妃墓≫。
香妃とは、18世紀半ば、乾隆帝に嫁がされた女性。
その体からは常に馥郁とした棗の香りが漂っていたので、こう呼ばれたのだそう。
その死の原因にも謎が残る香妃。
伝説によると、北京からはるばる喀什(カシュガル)までその遺体を運んで、一族も眠るこの場所に葬られたのだとか。
中には一族の棺も並んでいました。
赤い布を掛けられた小さめの棺が香妃の物だそう。 -
≪香妃墓≫敷地内の庭に咲いていた花。
回りにはお土産屋さん多数。
和田(ホータン)の吉亜(ジヤ)シルクのお店もありましたよ。 -
さて、午後になったので、お待ち兼ねの日曜バザールへ。
おばさんの手元にご注目!
おばさん、そんな所にお金入れちゃって!!(◎o◎)
お釣を取り出すところ見たくないし、そのお金ももらいたくないよ〜。 -
喀什(カシュガル)の女の人と一口に言っても、ファッションはまちまち。
-
ちょっと喀什(カシュガル)のファッションをご紹介。
これは日曜バザール用の晴れ着?
和田(ホータン)の吉亜(ジヤ)シルク工房でも見た、鮮やかで大柄な矢絣模様の布地を使った装いも混じる。 -
これはまた派手、いえいえ、鮮やかな色ですね〜。
-
赤と黒の大胆な配色。
-
ウ〜ン、ロングドレス着て、どうやって自転車こぐの?
-
かと思えば、ぐっと新疆トラッドの方もいらっしゃいます。
-
可愛くて仕方が無い〜、といった表情のお父さん。
(*^。^*)
その隣のお母さんは…、 -
…おおらかと言うか、なんと言うか。(^^ゞ
赤パンツ、見えてますよ!! -
日曜バザールの路上床屋さんは健在だった。
-
しばらく剃らなくてもいいように深剃りしてね。
-
頭も顔も剃ってもらって、すっきり爽やか。
-
こらこら、君の写真を撮ろうと思ったわけじゃないんだけど。
カメラ目線に負けて、一枚。 -
アーケードに入ってしまったバザールより、外に出ているお店や人を見るのがSUR SHANGHAIには楽しい。
赤いスカーフが可愛いね。 -
カボチャ売りのおじさん。
お顔もカボチャ風?
失礼! -
ひゃ〜、このカボチャのでかさ!
-
あまりにもジッと立っているので、本物とは思わなかったよ。
-
SUR SHANGHAIが好きな烤包子の屋台。
ミンチにした羊肉と脂身、タマネギが入っていて、カリッと焼きあがった塩味の熱々がおいしい!
一個5角(0.5元)。 -
ドナドナの歌を思い出す。
-
馬車やロバ車の駐車場。
-
トラッドなロバ車の人もいるけど…、
-
…バイクがめっきり増えたな〜。
後は運転手さんに別れを告げ、長距離夜行寝台バスで庫車(クチャ)へ向かうSUR SHANGHAI。
切符を買った北大橋のたもとにある国際汽車站から出発。
05年7月下旬には庫車(クチャ)行きは北京時間午後9時のみ。ここも当日券だけ。
庫車(クチャ)が目的地の客が少なかったらしくて、それより先の庫爾勒(コルラ)終点のバスになり、普通寝台バスの下鋪(下段のベッド)が85元でした。
同じ寝台バスでも豪華バスと違い、普通バスはその車体の古さ、内部の清潔度、毛布の匂いが気になります。
自分の目的地とバスの終点が同じなら寝過ごす心配はありませんが、途中下車になる場合には運転手や周りの人に「○○に着いたら教えて!!」とアピールしておいた方が安心。
ペットボトル入りの水(夏は凍らせてあるものがいい)やスナック、トイレ用ペーパー、ウェット・ティッシュは必携。
この時は運良く定刻出発。
翌朝10時に庫車(クチャ)に着いたところで教えてもらい下車。所要時間は途中の休憩も含めて13時間ほどでした。
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この旅行記へのコメント (6)
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- スーポンドイツさん 2009/12/02 22:29:10
- こんばんは
- SUR SHANGHAIさん、お久し振りです。
今日、平山郁夫さんが亡くなられました。ふとシルクロードを見たくなってお邪魔しました。
髭のおじいさんなんか、氏のスケッチそっくりです。あれ〜逆かな?
ウズベキスタンへ向かう時、上空からパミール高原や砂漠が見えました。厳しい自然の中で生きているのですね。矢絣模様はウズでも見かけましたよ。服装だけ見ても、あ〜シルクロードは続いているんだなぁ〜って感じます。
母はTVの映像のせいででシルクロードに憧れすぎてました。一昨年、実際に行ってみると、体力的にきつくて感動が少なかったようです。
お1人で旅をなさって交渉もされ、旅の達人ですね。
SUR SHANGHAIさんの膨大な旅行記、ぼちぼちお邪魔します。
ですーぽん
- SUR SHANGHAIさん からの返信 2009/12/18 17:17:30
- RE: こんばんは
- お返事が大変遅れて失礼いたしました〜。
今年は著名な方が多く亡くなられたようで実に残念ですね。
今年の夏には中国のシルクロード方面を再再度訪れてみようと思っていましたが、新疆ウイグル自治区の混乱のために見送りにしてしまったのが残念でした。
もうすぐ今年も終わり。
来年もお互いによい旅と出会いの年になるといいですね。(* '∀'人)
お体にお気を付けて年末年始をお迎えください。
> SUR SHANGHAIさん、お久し振りです。
> 今日、平山郁夫さんが亡くなられました。ふとシルクロードを見たくなってお邪魔しました。
> 髭のおじいさんなんか、氏のスケッチそっくりです。あれ〜逆かな?
>
> ウズベキスタンへ向かう時、上空からパミール高原や砂漠が見えました。厳しい自然の中で生きているのですね。矢絣模様はウズでも見かけましたよ。服装だけ見ても、あ〜シルクロードは続いているんだなぁ〜って感じます。
>
> 母はTVの映像のせいででシルクロードに憧れすぎてました。一昨年、実際に行ってみると、体力的にきつくて感動が少なかったようです。
> お1人で旅をなさって交渉もされ、旅の達人ですね。
> SUR SHANGHAIさんの膨大な旅行記、ぼちぼちお邪魔します。
> ですーぽん
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-
- こまちゃんさん 2005/08/11 19:01:18
- カラクリ湖とレストラン
- 最近行ってませんので知らなかったのですが、カラクリ湖にレストランが有るんですね。ボクが行った1996年はそんなの無かったので、簡単な食事持参で行きました。
財布代わりに、パンストや靴下にお金を挟むっての、今居る敦煌に来ている維吾爾人の奥さんもやってます。連れの中国人に聞いたら習慣って言ってました。(彼、新疆莎車(ヤルカンド)生まれの漢族。新疆生活20年以上)
- SUR SHANGHAIさん からの返信 2005/08/11 21:53:47
- RE: カラクリ湖とレストラン
- はじめまして。ご訪問と書き込みをいただき、ありがとうございます。m(__)m
カラクリ湖のお食事処は、レストランと言うより食堂と言う感じでしたが、98年の9月に行った時にはもうあったので、97年頃にでも出来たのかもしれませんね。そばには小屋掛けの更に小さい食堂も数軒ありました。
靴下からお札がはみ出しているのは私も見たことがありますが、この写真のような状態は初めて見たので新鮮でした。
何でも揃う時代に入った上海から地方に行くと色々な発見があり、その新旧入り混じった様子に興味を掻き立てられています。
-
- 花やんさん 2005/08/11 10:22:21
- ストッキングが金庫。
- 私もカラクマリ湖のレストランで女店員がストッキングにお金を入れ、オツリを出してもらう場面に出会いました。
当時は新疆維吾爾自治区パンストがなかったのてストッキングでしたが、パンストならどんな情景になるのでしょうかね。(当時パンストを買い込み手土産に持参し喜ばれました)
- SUR SHANGHAIさん からの返信 2005/08/11 21:35:56
- RE: ストッキングが金庫。
- また、お越しくださいましてありがとうございます。m(__)m
月餅は…、住んでいると、その時期には日本のお中元などのようにあちこちから頂くのですが、我家で食べきれないほどの量だと…、困っちゃいます。
もらっていただけますか?(これは冗談です。(^○^) )
パンストの中のお金を取り出す様子は…、私としてはあまり想像したくないですね〜。 (ーー;)
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