2002/04/26 - 2002/05/01
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さすらいおじさんさん
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昆明は26の少数民族が住む雲南省の省都で人口約400万人を擁する。標高2000m近い盆地にあり1年中温暖で春城(春の都)と呼ばれている。日本でも高地長距離トレーニングの街として知られている。昆明はかつて四川省、チベット、雲南省、ビルマ、インドを結ぶ古代南シルクロードの要衝。シルクロードを通って来たチベット、ビルマ、タイ、ラオス、ベトナムなどの人達が気候の良いこの地に腰を落ち着けてそれぞれの文化を大切にしながら、他文化とも交流しチベット文化、東巴文化、イスラム文化などが融合した独特の文化圏になったのだろう。
昆明の最大の見所は26の小数民族の伝統的住居を建て民具や衣装を展示して民族の文化風俗を紹介している雲南民族村だろう。私は小数民族の文化に関心が強いのだが母系社会形態が残るモソ族が印象に残った。チベットから渡ってきたナシ族の一派でルグ湖畔で現在も母系文化を守っているそうだ。ナシ族はもっぱら女性が働き生活の実権を握っており、男性は仕事をせず音楽や詩、書を嗜むというゆとりの生活の中から東巴文化を生み出した。18世紀までは結婚制度も無く男女とも複数の相手と交際する文化だった。現在は結婚制度に適応した小数民族が大半だがモソ族は従来通り。男女とも何人の相手と交際しても非難されることはない。子供ができれば母親と祖母そして兄弟が育てるといういわば私生児なのだ。父親という存在は無く母親の恋人という地位で、家族ではないので葬式にも出席できない。その代わりに男性は姉、妹の子供を育てる、つまり叔父さんが父親代わりの社会だ。この珍しい文化はディスカバリー・チャンネルでも取り上げておりモソ族の人達へのインタビューでも現在の生活に違和感はなく、夫婦として一緒に生活すると喧嘩になり、たまに会うからいいのだと数人の女性が語っていた。男性は実権も無く仕事もせず女性に養ってもらい父親にもなれないというのは寂しい話だが、割り切ればモソ族の男性は気楽で楽しいかもしれないなあと思った。
(写真は雲南民族村)
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雲南民族村。母系社会形態が残るモソ族の家屋。チベットから渡ってきたナシ族の一派でルグ湖畔で現在も母系文化を守っているそうだ。
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雲南民族村。母系社会形態が残るモソ族の舟。
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雲南民族村。母系社会形態が残るモソ族の家長の部屋。家長の女性が座る席を説明している。
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雲南民族村。母系社会形態が残るモソ族の神棚。
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雲南民族村。母系社会形態が残るモソ族の民族衣装を着た女性。
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雲南民族村。母系社会形態が残るモソ族の家長の部屋を紹介した絵。家長の女性が中央に座って孫を抱きながらタバコを吸っている。
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雲南民族村。母系社会形態が残るモソ族の家を恋人の男性が訪ねてきたところを紹介した絵。子供の父親としては扱わない。
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雲南民族村。チベット族のラマ教寺院。
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雲南民族村。チベット族のラマ教寺院。
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雲南民族村。チベット族のラマ教寺院。
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雲南民族村。チベット族のラマ教寺院。
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雲南民族村。チベット族のラマ教寺院の内部。
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雲南民族村。タイ族の寺院。
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雲南民族村。タイ族の寺院の仏塔。
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雲南民族村。メコン川沿いのハニ族の民族舞踊を踊る女性。
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雲南民族村。それぞれの民族衣装を着た人達。
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雲南民族村。ブーゲンビリアが美しい。
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断崖に立つ西山森林公園の龍門。
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西山森林公園から見る光景。
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断崖に立つ西山森林公園の龍門。
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断崖に立つ西山森林公園の寺院の仏像。
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雲南省博物館の恐竜の化石。
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雲南小数民族舞踊ショー。
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