1975/02 - 1975/02
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片瀬貴文さん
キンシャサに事務所を開いているジャーツは、ザイールから見れば、日本が積極的姿勢を示そうとして、日本の意向で送り込まれたコンサルタントと見られている。
しかし日本から見れば、プロジェクト促進のためにとザイール政府内の日本人が強く要請したのを受け、不安を抱えながら無理に送ったもので、1年以上も経過してプロジェクトが動かない今、これ以上の出費はジャーツそのものの存続に関わる大問題になりつつあった。
私の送別会の席上、ジャーツの理事長から「早くキンシャサ事務所を閉鎖して欲しい」との言葉があり、
私は「あなたが責任を持ってされるならば、お任せします」と、開き直り気味に答える一幕があった。
理事長にすれば、ザイール政府内の日本人に、信頼を裏切られたとの感が強かったのだろう。
とは言っても、ここで撤退すれば、日本の信頼が失われ、ザイールに対する日本の姿勢が問われることになると考える。
ジャーツ(JARTS :The Japan Railway Technical Service)、社団法人海外鉄道技術協力協会は、東海道新幹線開通直後1965年(昭和40年)、運輸大臣の許可により設立され、「海外諸国における鉄道の建設、改良及び運営等に関し、鉄道技術の総合コンサルタントとして協力を行い、当該国の社会開発、経済開発に寄与する」ことを目的としている。
運営基金は、鉄道に関心のある会員会社から拠出され、2005年現在25億8686万円。
技術者は国土交通省や国鉄関係者が主力であり、半官半民の組織で、当時理事長は国鉄技師長が非常勤で兼務していた。
当時はまだ歴史が浅く、組織が総務・経理・土木・電気・機械と縦割りで、ひとつのプロジェクトに対する責任がはっきりしない歯がゆさがあった。
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この旅行記へのコメント (2)
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- kaz-ykさん 2005/08/02 20:34:13
- 旧国鉄マンのご苦労が、良く解りました。
- 片瀬貴文さん 今晩は
国鉄がそんな昔から、海外貢献・技術交流をされているとは、
知りませんでした。ご苦労様でした。
戦後日本の地位が、上がりましたのは、沢山の方々が、種々の分野で、
レベルUP・国際貢献を果たされたお蔭と感謝致しております。
戦争に負けて豊かに、”焼け太り”結構過ぎると思いきや
日本の若者の荒廃振り、TR西の空前の事故、航空関係の前事故現象、ISO、QC
は、かなり勉強した筈ですが、精神面の未熟性ですかね!
戦中派の一人としては、心配に耐えない昨今です。
- ソフィさん からの返信 2005/08/03 14:56:52
- RE: 旧国鉄マンのご苦労が、良く解りました。
- お便り有難うございます。
仰せの通り、最近の世の中は、困ったものと思います。
社会現象の一部は、世界的なものでしょうが、日本だけの特異さが目立ちます。
21世紀に向けて、世界の先頭を切っているのでしょうか。
しかしこのような世の中を作った責任は、われわれの世代にあると考えます。
戦後60年間、われわれの考え方は「古い」と言われ、子孫への伝言を怠って来ました。
末永くない人生ですが、60年間の遅れを取り戻すべく、情報発信に力をいれています。
子供や孫たちの世代に向け、同年輩たちの世代に向け、経験談を話す機会を求め、同時に経験談を残しておこうと、努めております。
戦争時代経験者は20%を割り、戦争経験者は10%以下となったそうです。
またお便りをお待ちします。
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