2001/12/05 - 2001/12/11
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factory38さん
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2001年12月。同時多発テロの余震にまだ世界が揺れていたとき、私たち家族はサンフランシスコを訪れ、レンタカーとモーテルで約1週間の旅を楽しんだ。はじめてすべての予約をインターネットで行ったため若干不安ではあったが、案ずるよりなんとかでトラブルもなく全日程を終えた。
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こんなにひっそりした成田の出発ロビーは初めて見た。海外旅行が激減しているとは聞いていたがこれほどとは、と、自分たちの無謀さが浮き彫りになったようなイヤーな感じがした。全日空の008便は真新しいB777。ユナイテッドとのコードシェアで17:00成田発。
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サンフランシスコ空港でハーツのレンタカーオフィスへ直行し、インターネット予約の番号とナンバーワンカードを提示したらあっさり手続き終了。指定された駐車スペースにはシャンパンゴールドの真新しいフォードトーラスが待っていた。5日間借りてフルカバー付き約225ドル。これでベイエリアを好き放題に走り回れるのだから安いもの。
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フィッシャーマンズ・ワーフのピア39はこの通り。やっぱりテロの影は色濃い。次はゴールデンゲート・ブリッジが標的だなどといううわさも流れていたしね。でも、おかげで空いているピア39でゆっくりとエビなどを食することができました。
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最初の宿はバガボンド・インのサンフランシスコ・ミッドタウン。空港からのハイウエイを下りてバン・ネスの大通りをまっすぐ。ユニオン通りを過ぎたあたりでひまわりのサインを発見。ホテルではないからフロントも簡素なもので、部屋もそれなりだが、車で動き回るには24時間自由に出入りできる広い駐車場が何より便利。時季はずれでだれも泳いでいなかったが、ちゃんとプールもあった。朝食はパン(ベーグルやデニッシュ)とフルーツ各種、コーヒーやジュースなど飲み物各種といった簡単なもの。大人3人、2ダブルベッドの部屋で1泊71ドルだった。
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チャイナタウンをパトロールする騎馬警官。クリスマスシーズンということで、ユニオンスクエア周辺はすごい混雑。メイシーズで買い物の妻たちとデパートの前で落ち合おうと約束したのだが、しばらく車を路側に停めていると警察官が近づいてくる。結局、一方通行だらけのダウンタウンをぐるぐる回って時間調整するはめになった。
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霧のサンフランシスコ。それだけ。
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坂のサンフランシスコ。本当にハンパではないね、この傾斜は。ちなみにこれはロンバード通りで、車でのぼっていく時も坂をのぼるというより、崖をよじ登っている感じがした。
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フィッシャーマンズ・ワーフで食べたザワ・ドゥー。まあ、こんなもんか、という感じ。
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太平洋に沿ってモントレーへ南下する1号線で見かけた看板。キャンプ禁止、たき火禁止、犬はつなげ。ほかにも「引き波が強い。死者が出たから泳ぐな」など警告が目立った。サンフランシスコ市街地を外れてしばらく走ったらハーフムーンベイの空港があった。フライトシミュレーターでさんざん離着陸した空港だけに「おーっ」という感じだった。
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モントレーのオールド・フィッシャーマンズ・ワーフ。12月とは思えない暖かさと明るさはさすがウエスト・コースト。
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モントレーからカーメルへは岬を回る景観道路の17マイル・ドライブ(有料)を通ってみたが、たいして感動もしなかった。ゴルフマニアならペブルビーチ・ゴルフリンクスをはじめとするコースの数々に興味を覚えるのだろう。
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カーメル・センターでは中庭で地元ボランティアのクリスマス・キャロルが。カーメルは道路がどこも車でいっぱい。駐車スペースを探すのに苦労した。
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カーメルで泊まったラマダ・リミテッド・カーメルヒル。こじんまりしたモーテルだった。2ダブルベッドで89ドルとちょっと高い。観光地価格か。
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同じくラマダの室内。必要最低限のものはそろっている。奥のドアの向こうは広い洗面所とバスルーム。
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サンフランシスコへの帰路は湾の東岸を北上。サリナスから101号に入ってサンノゼをめざす。途中でグレートモールというフォードの自動車工場を再利用した巨大ショッピングモールに立ち寄った。走っている車の多くがフロントに赤い大きなリボンのクリスマス飾りを付けていたので、このアメリカ版しめ縄を土産に買って帰ることにした。
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ベイブリッジのトレジャーアイランドを過ぎたあたり。やはりゴールデンゲートブリッジを渡った時の感動はない。日差しは本当に12月とは思えない。この時訪れた街々では家の窓や車に星条旗がやたらと目に付き、「ともに立ち上がろう」という愛国スローガンがあふれていた。自国本土が戦争被害を受けた経験を持たないだけに、アメリカの人々のショックと怒りは大きかったのだろう。
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サンフランシスコ最後の宿泊はバガボンド・イン・SFOエアポート。翌朝の帰国を考えて空港隣接のドライブインを選んだ。けっこう立派な、ホテルと言ってもいいくらいの設備で料金は67ドルと格安。サンフランシスコ空港に離着陸する飛行機がよく見える。夕食は近くの大きなメキシコ料理レストランにしたが、いまいちだった。夜のうちに空港のハーツオフィスまで走ってルートを確認した(しておいて良かった)。
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