スペイン4日目inグラナダ（パート2）

2005/07/01 - 2005/07/09

グラナダのバスターミナルに着くと、ちょっと今までと雰囲気が違う・・・。明らかに動作がおかしな男が数名いた。あんまりバスターミナルに長居してはいけない！という焦りからか、バスターミナルの前にあったバス停から、3番か33番のバスに乗れとガイドブックに書いてあったので、たまたますぐにやってきた3番のバス飛び乗る。しかし、乗ったはいいが、これは本当に市街地の方向はあっているのか？逆方向じゃなかったのか？などと友人とドキドキしながら地図を見ながら位置を確認していると、大正解！であることがわかり、自信満々でPl.Realの付近で、バスの降車ボタンまで押してみる！正解！気をよくして下車。その後、ネットで予約していたLas Nievasというホテルにチェックイン！フロントの女の子は英語が堪能で、何もかも分かってくれた。英語が分かる人がいるうちにアルハンブラ宮殿の入場予約をお願いする。結果はそのときわからなかったので、あとでメモを残しておくといってくれた。安心して、グラナダの街をふらついてみる。

エリア グラナダ(スペイン)

• 同行者: 友人
• 交通手段: 高速・路線バス レンタカー
• 航空会社: ブリティッシュエアウェイズ

ホテルラス・ニハスの写真。少し薄暗い感じはしたけど、値段にしてはかなりのもの！そして、この宿には、可愛らしい英語が話せるフロントの女の子。夜には、かなりキュートで動きがおもしろすぎるおじいちゃん。昼間はレジと格闘する可愛らしいおばちゃん。そして、1階のカフェには、メル･ギブソン似のエプロンすがたのおじさん。超かっこいいウェイターとかなり気に入りました。オーナーもダンディーで最高です。しかも、ここのカフェは地元の人が利用するカフェらしく、いろいろな人間模様が見られます。値段も今までボッタクられてたの？！っていうぐらい安い。カフェオレとクロワッサンで2ユーロ。誰にも教えたくないぐらいロケーションもグーで、良い宿でした。

表紙の写真の、アルハンブラの下を流れる川沿いの道を歩いていくと、右手にアルハンブラを見上げ、左手には建物の間に沢山の路地が。その路地のひとつの写真です。ある路地で写真を撮ろうかなぁとカメラを構えると、路地の上の方から、お婆ちゃんが小さな犬を連れて降りてくる。でもよーく見てみると、小さな犬は早く広いところに出たいのか、凄い勢いで大きなお婆ちゃんを引きずっている。お婆ちゃんは足が悪いのか、体が重いのか、ソロソロ壁伝いに降りてくる。あまりにも面白い光景だったけど、さすがに必死なお婆ちゃんの顔を見るとカメラを向けるのは・・・。でも、お婆ちゃんが無事に下りてくるまで心配なので、じっと見守っていると、にっこり笑いかけてくれた。しかし、犬は首がちぎれるんじゃないかと思うぐらいグイグイ引っ張って、物凄い形相。本当最高に愛らしい光景でした。

道をずっと行くと、アルハンブラがまん前に見える広場にでました。日が暮れるまで、ボサーっとしてみる。周りでは例のごとく、チュッチュクカップルが。気を取り直し、日が暮れる前に宿に帰ろうと、来た道を引き返す。その途中、さっきのお婆ちゃんが、道端のお店の前で犬と一緒にチョコんと腰を下ろして休んでました。あ〜、超話してみたいけど、スペイン語わからないよぉ。帰り道、Barのお兄ちゃんに飲んでかない？と言われましたが、今日はいいというと、じゃあ明日おいで、僕が招待するからとか適当な嘘に、適当な嘘で「はいよー。」と対応して帰る。

ビブランブラ広場にあるチキンのマークがあるレストランでお食事。本来なら昨日私の三十路の誕生日のお祝いをするはずだったが、地獄のドライブで15分の道のりを3時間以上かけてホテルにたどり着いたため、晩御飯はスパニッシュオムレツバーガーとビールだったため、4日にお祝いをしてみる。2人ともコースを頼んだ。私は、野菜スープ・鯛の塩焼き・デザート。同行の友人は、オニオンスープ・鮭のオーロラソース・デザートを注文。乾杯！とワインで乾杯し、スープを一口。気を失いそうになった。スープがなぜか酸っぱい。え？？と思ってもう一口。やっぱり意識が薄れるほど超酸っぱい。野菜スープだから？？色々部品部品を試してみると、どうもキャベツは酢漬けされているようだった。でも、友人のオニオンスープも酸っぱいという。一口もらうとやはり酸っぱい！なぜ？なぜ？グラナダ？！
　気を取り直して、メインに突入。メインは美味しかった。しかし、なぜ？この内陸で2人は魚を食べているのか？！マラガで食べればよかったのに本当アホです。まあ、メデ鯛からいっか。デザートは、甘さに弱い私には、頭痛がするほど甘かった。

ご飯を食べていると、広場が神戸のルミナリエのようなイルミネーションでいっぱいに。町中の細い路地が、色々な種類のイルミネーションでロマンチックに。カーネーションや桃？のようなものまでさまざま。周りではカップルがチュッチュクチュッチュクやっている。見てるだけの私たちは、本当ムカつくから私たちもチュッチュクするか？と言うと、友人はマジビキ。冗談に決まってるやん。アホか。