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港で船を待つ。<br /><br />15:00ミロス発 16:50シフノス着 <br />18:00シフノス発 19:30サントリーニ着 <br /><br />ただし、それぞれ30分づつ遅れた。 サントリーニへの期待度は高い。 <br />長い間行ってみたかった場所だ。<br /><br />港は切り立った岩の下にあった。 <br />他の島と違い、港の周辺は意外にも素朴だった。<br />宿探しは心配していたが、 客引きが多く、一斉にホテルの案内を掲げている。<br />最初はもしかして誰かのお迎えなのかもしれないと思った。 なぜならば、かつてミコノスに行った時、群がってきた客引きとは違い、 一列にきちんと並んでいて、枠の手前には出てこないからだ。<br /><br />中でも正直そうな地味なおじさんを 選んで声をかけてみたら、果たして客引きであった。 おじさんは海辺と町にそれぞれ計3件の宿を持っていた。 どちらを選んでもいいと言う。 おばさんも来ていて、車でホテルまで連れていかれる。<br />

あこがれのサントリーニ島へ (エーゲ海プカプカ紀行 7)

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2003/07/31 - 2003/08/01

1178位(同エリア1206件中)

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34

night-train298

night-train298さん

港で船を待つ。

15:00ミロス発 16:50シフノス着
18:00シフノス発 19:30サントリーニ着

ただし、それぞれ30分づつ遅れた。 サントリーニへの期待度は高い。
長い間行ってみたかった場所だ。

港は切り立った岩の下にあった。
他の島と違い、港の周辺は意外にも素朴だった。
宿探しは心配していたが、 客引きが多く、一斉にホテルの案内を掲げている。
最初はもしかして誰かのお迎えなのかもしれないと思った。 なぜならば、かつてミコノスに行った時、群がってきた客引きとは違い、 一列にきちんと並んでいて、枠の手前には出てこないからだ。

中でも正直そうな地味なおじさんを 選んで声をかけてみたら、果たして客引きであった。 おじさんは海辺と町にそれぞれ計3件の宿を持っていた。 どちらを選んでもいいと言う。 おばさんも来ていて、車でホテルまで連れていかれる。

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  • ミロス島の港で船を待つ。

    ミロス島の港で船を待つ。

  • 船から見たミロス島

    船から見たミロス島

  • 一度シフノス島に戻って乗り換える。これが一番早い方法だった。(週に2便、ミロスからサントリーニへの直行便あり)

    一度シフノス島に戻って乗り換える。これが一番早い方法だった。(週に2便、ミロスからサントリーニへの直行便あり)

  • いよいよサントリーニ島に上陸!

    いよいよサントリーニ島に上陸!

  • 道は港の上をぐるぐるイロハ坂のように登っていく。<br />かなり高さがある。<br />私は景色に感動して、その角を曲がる度に声を出していたので、おばさんが島の 簡単な案内を始めた。 <br />あそこに見えるのが火山で、ツアーがあるよ・・・とか、どこのビーチが良いとか。<br /><br />部屋に冷蔵庫はあるか聞くと、ないという。 もし冷蔵庫付きがいいなら、今日は空いていないが、明日なら部屋があるので 替えてくれると言う。また別の場所らしかったが・・。<br /><br />着いたのは、島の中心、ティラの町から800m手前の何でもそろっている、 こじんまりした古い町カテラードスだった。 ここはまるでアラブのよう、カサブランカみたいな雰囲気さえする。 レストランもたくさんある。 <br /><br />港に着いて いきなりのあの景色、すごい迫力!この雰囲気のいい古い町。<br />この島がとても気に入った。 <br />荷物を置いて外に出た時には、陽もすっかり沈んでいた。 ホテルのそばのレストランに入った。 ごく普通の昔気質のギリシャ料理だった。<br />

    道は港の上をぐるぐるイロハ坂のように登っていく。
    かなり高さがある。
    私は景色に感動して、その角を曲がる度に声を出していたので、おばさんが島の 簡単な案内を始めた。
    あそこに見えるのが火山で、ツアーがあるよ・・・とか、どこのビーチが良いとか。

    部屋に冷蔵庫はあるか聞くと、ないという。 もし冷蔵庫付きがいいなら、今日は空いていないが、明日なら部屋があるので 替えてくれると言う。また別の場所らしかったが・・。

    着いたのは、島の中心、ティラの町から800m手前の何でもそろっている、 こじんまりした古い町カテラードスだった。 ここはまるでアラブのよう、カサブランカみたいな雰囲気さえする。 レストランもたくさんある。

    港に着いて いきなりのあの景色、すごい迫力!この雰囲気のいい古い町。
    この島がとても気に入った。
    荷物を置いて外に出た時には、陽もすっかり沈んでいた。 ホテルのそばのレストランに入った。 ごく普通の昔気質のギリシャ料理だった。

  • 定番のグリークサラダ。ここのは、最もオーソドックスなスタイル。

    定番のグリークサラダ。ここのは、最もオーソドックスなスタイル。

  • これも定番ムサカ。

    これも定番ムサカ。

  • 8月1日 <br /><br />9時に出てフィラ(サントリーニ島の中心の町)に向かう。 10分で歩いて行けるということなので一本道を進んでみる。 結局25分くらいで着いた。(たいてい言われた時間の2倍〜3倍とみればよい) <br />道もよく整っている。 さすがにシフノスやミロスよりフィラの町は大きそう。 観光客の数も桁が違う。 車が走る通りを、山側に行くと小径があり、ここからはロバと人間以外は入れない。<br />小径は従横にはりめぐされていて、この中に観光で必要なものは全てある。 <br />縦(山の方)に進んでいくと、ほどなく頂上であり、かつ行き止まり地点にたどり着く。 そこから下は、断崖絶壁、下は海であった。<br />断崖の下は、オールドポートがあり、火山の島が見える。<br />その回りのやや、なだらかな斜面に白い家(レストラン、ホテル、教会など)が 建っている。 <br />道から下を望む。 <br />こんな景色、見た事ない。<br />サントリーニは海底から盛り上がってきた火山によって形成された島だ。 その時、近くにあった小さな島はこの火山島に組み込まれ、一方、陥没によって 中央部に巨大なカルデラが生じ、そこに海水が侵入して紺碧の海原と化し、 二重構造の島ができたのだ。 外輪山の内側は、高さ300メート前後の断崖絶壁をなし、海からそそり立つ。 島の形は、三日月型をしている。その真ん中に火山のある島がある。 そこが内輪山で、ネア・カメニ島といい、オールドポートから島のへ渡る船が出ている。<br />

    8月1日

    9時に出てフィラ(サントリーニ島の中心の町)に向かう。 10分で歩いて行けるということなので一本道を進んでみる。 結局25分くらいで着いた。(たいてい言われた時間の2倍〜3倍とみればよい)
    道もよく整っている。 さすがにシフノスやミロスよりフィラの町は大きそう。 観光客の数も桁が違う。 車が走る通りを、山側に行くと小径があり、ここからはロバと人間以外は入れない。
    小径は従横にはりめぐされていて、この中に観光で必要なものは全てある。
    縦(山の方)に進んでいくと、ほどなく頂上であり、かつ行き止まり地点にたどり着く。 そこから下は、断崖絶壁、下は海であった。
    断崖の下は、オールドポートがあり、火山の島が見える。
    その回りのやや、なだらかな斜面に白い家(レストラン、ホテル、教会など)が 建っている。
    道から下を望む。
    こんな景色、見た事ない。
    サントリーニは海底から盛り上がってきた火山によって形成された島だ。 その時、近くにあった小さな島はこの火山島に組み込まれ、一方、陥没によって 中央部に巨大なカルデラが生じ、そこに海水が侵入して紺碧の海原と化し、 二重構造の島ができたのだ。 外輪山の内側は、高さ300メート前後の断崖絶壁をなし、海からそそり立つ。 島の形は、三日月型をしている。その真ん中に火山のある島がある。 そこが内輪山で、ネア・カメニ島といい、オールドポートから島のへ渡る船が出ている。

  • ネア・カメニ島。

    ネア・カメニ島。

  • 途中で、amexの看板を見つけた。 もしかして、ここが、この島で唯一つのamexの出店ではないだろうか。 リストの住所には15steps old portと書かれていて、見つかるか心配だったが、 まさにそれが、ここなのだ。(ある意味分かりやすかった)<br />amexのそばのカフェに入る。<br />ここは最高に眺めがすばらしいところ。<br />右を見ても、下を見ても、左を見ても。(下は海とネア・カメニ島、右や左には真っ白な家々が島の傾斜面 に張り付いている)<br />グリークコーヒーとアップルパイを食べる。おいしい! <br />あちこちの店をのぞいているうち、考古学博物館も閉まってしまったので、 今日はオールドポートにおりてみることにした。<br /><br />ゴンドラリフトで一気に下る。<br />私は高所恐怖症で、その上ゴンドラはガタガタ揺れ て、けっこう恐い。<br />下から崖を見上げると、さらに迫力のある景観に圧倒される。 <br />ここには大型船(クルーズ船)が、港のそばに停泊し、そこからテンダーボートに 乗り換えて、この観光客がオールドポートに入ってくる。 ちなみに、このオールドポートと言うのはが、正式にはスカラ・フィラと言い、 私がミロス島から入ってきたニューポートは、正式にはアティニオスと言う。<br />再び崖の上に戻るには、ゴンドラリフトに乗るか、580段と言われる階段を登ることになる。<br />そして、そこにはもう一つの交通手段である、ロバが待機している。<br />私はロバに乗りたい。<br />でも、かなりの高所恐怖症(ロバの背中の高さでさえ怖い)なのだ。<br />心は港に降りて来る前から決まっていた。<br />絶対ロバに乗りたい! <br /><br />

    途中で、amexの看板を見つけた。 もしかして、ここが、この島で唯一つのamexの出店ではないだろうか。 リストの住所には15steps old portと書かれていて、見つかるか心配だったが、 まさにそれが、ここなのだ。(ある意味分かりやすかった)
    amexのそばのカフェに入る。
    ここは最高に眺めがすばらしいところ。
    右を見ても、下を見ても、左を見ても。(下は海とネア・カメニ島、右や左には真っ白な家々が島の傾斜面 に張り付いている)
    グリークコーヒーとアップルパイを食べる。おいしい!
    あちこちの店をのぞいているうち、考古学博物館も閉まってしまったので、 今日はオールドポートにおりてみることにした。

    ゴンドラリフトで一気に下る。
    私は高所恐怖症で、その上ゴンドラはガタガタ揺れ て、けっこう恐い。
    下から崖を見上げると、さらに迫力のある景観に圧倒される。
    ここには大型船(クルーズ船)が、港のそばに停泊し、そこからテンダーボートに 乗り換えて、この観光客がオールドポートに入ってくる。 ちなみに、このオールドポートと言うのはが、正式にはスカラ・フィラと言い、 私がミロス島から入ってきたニューポートは、正式にはアティニオスと言う。
    再び崖の上に戻るには、ゴンドラリフトに乗るか、580段と言われる階段を登ることになる。
    そして、そこにはもう一つの交通手段である、ロバが待機している。
    私はロバに乗りたい。
    でも、かなりの高所恐怖症(ロバの背中の高さでさえ怖い)なのだ。
    心は港に降りて来る前から決まっていた。
    絶対ロバに乗りたい!

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