1970/07/03 - 1970/07/03
201位(同エリア264件中)
片瀬貴文さん
フランスで一番保守色の強いヴァンデー。
革命期に王党派を支持し、1790年から1832年にかけて4回、反革命の戦い「ヴァンデーの反乱」を挑んだ。
日本ならば、さしずめ会津といったところか。
グリモー爺さんのお陰で、そのヴァンデーへ2度も行き、20日間近くの滞在で、都会では分からないフランスの一面に接することができた。
グリモー爺さんはこの片田舎に住みながら、「ねじ杭」を開発して世界に売り込もうとしている。「ねじ杭」とは、ねじ釘の原理を応用して杭を地中にねじ込み、わずかな空間で静かに杭を打とうとする新技術。
70台の半ばを越え、すっかり腰が曲がっても、技術開発への情熱はますます盛んである。
その彼が、自分の技術を日本に売り込み、同時に共同開発したいとアステフに候補者の推薦を依頼し、私に白羽の矢が立った。
はじめ、アステフの担当、マドモアゼル・シャリエから、この話があったとき、私は半信半疑だった。
70歳の老人が、しかもこんな片田舎で、自力で技術開発をやっているなんて信じられなかったからだ。
あまり前向きではない私に、シャリエさんは強く勧めてくれる。
「私もはじめお会いしたとき、すぐには納得できなかったのよ。
だけど何遍もわざわざパリまで出て来られ、すっかり彼のファンとなり、あなたの話を出したところ、大喜びで帰って行かれたのです」
私も彼と出会ったとき、その並々ならぬ熱意に「これは本物だ」と感じた。
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