2005/06/11 - 2005/06/11
13233位(同エリア19018件中)
マキタンさん
奥武蔵県立自然公園を10人のグループでハイキングしました。西武鉄道の高麗駅に降り、日和田山(305m)・高指山(330m)・物見山(375m)の三山に登りチョッとした縦走気分です。帰路は渓流沿いに降り五常の滝に立ち寄った後、武蔵横手駅に着きました。 6月10日梅雨入り。翌日小雨まじりの中を出発しましたが、まもなく止みしっとりとした空気のなかを興味深く歩いてきました。歴史の面影を感じながら、変化に富んだ地形を楽しめるコースです。歩行は3時間半ほどですので気楽に訪れてはいかがでしょうか。
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高麗(こま)駅。朝鮮半島由来の魔除柱が立つ。新羅に敗れ高句麗から移り住んだ人の郷。 高麗郡の始まりは続日本紀に記されている。「霊亀2年(716)5月、高麗人1799人を武蔵国に移し高麗郡を創建した」と。大陸の技術を伝え、円満な交流があったようだ。
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高麗石器時代住居跡。高麗駅から徒歩3分だがわかりづらい所だ。 約4,500年前の縄文時代中期の遺跡で昭和4年に発掘された。円形で直径6m。柱を立てた穴も見える。土器等も多数出土した。
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台の高札場跡。高札を掲げる場所で、村の中央、代官・名主の屋敷前などに設けられた。重要な事項や幕府の基本姿勢の周知徹底を図ることを目的としたもの。キリシタン禁令が記されていた。
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水天の碑。天保年間に大洪水や水難事故・旱魃・飢饉等があり、これを鎮めるために台村の人々が建立した。 江戸時代には高麗川での筏流しや水運も盛んだったようだ。
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ダリアの花。小雨の中で生き生きとしている。高麗の郷では蓮の花のような清楚な感じがする。
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八重咲きのドクダミの花は珍しい。品種改良されたのか民家の軒先の鉢に植えられていた。清楚な姿は雑草とは違う。
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金毘羅神社の鳥居をくぐる。どこにも社殿は見えない。雨衣を着たメンバーはカラフルになった。
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樋でひいた水場。白石の水盤に流れ出る湧き水を飲んだ。汗をかいた身体に心地よい。
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男坂が始まった。岩の間を縫って高度をあげていく。下りは安全のため女坂を通るよう注意書きがあった。
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木の根っこが露出した山道。階段代わりに足をかけるが案外に滑りやすい。
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男坂の岩場を登る。クサりやロープが欲しいような難所。会長の指導援助があり一人づつ慎重に登った。初心者も岩登りの達成感が味わえたようだ。
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巾着田。日高市内を流れる高麗川の蛇行で形作られ、巾着袋に似た形から巾着田(きんちゃくだ)と呼ばれる。総面積16.7ha,堤防一周1,5kmの大きさ。近くではその形を実感できないが、ここからなら巾着の形が見渡せる。秋にはヒガンバナの群落が見事のようだ。
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登山口から男坂を登り約30分ほどで到着。巾着田を見下ろすと高度差が結構感じられる。ベンチに座って初夏の風を受けた。
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二の鳥居前の眺め。高麗の里の向こうも山並みが拡がっている。好天のときは富士山や大山までも望めるだろうか。 方向矢印の標識が嬉しい。
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金毘羅神社の二の鳥居。正面の板碑は由緒ある雰囲気がある。この背後の大木も風格があるので、表紙に使おう。
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社殿の前で休憩をとる。雨に洗われた岩盤が微妙な色合いをみせていた。右手の道を登っていこう。
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日和田山の頂上に着いた。東方向の展望が開ける。東京方面の明かりも見えるらしいが雲の下に街並みが佇むようだ。
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日和田山宝篋印塔。1725年に建立されたもの。山頂に建てられた理由は不明だが宝篋印塔一基と大きく彫られているのは近年ではあまり類のないものだという。
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奥武蔵自然歩道が整備されている。高麗集落から日和田山に登り。高指山を通って物見山に向かう道。杉並木の中を歩く。小雨だが蒸れるより濡れた方が快適だった。
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駒高は山あいにある美しい集落。鉄塔のあるのが過ぎてきた高指山。山頂はテレビ埼玉とNTTの施設で閉められていた。山頂に立てない山はさびしげだ。
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ノアザミ。キク科アザミ属。多年草。花は紅紫色。花期は5月〜8月。高さ50センチ〜1メートル。ほかのアザミの仲間が秋に花を咲かせるのに対し,ノアザミだけは春から夏に花を咲かせる。
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ふじみ荘の前の眺望。雄大な山並みの向こうには富士山の姿も望める筈だったが・・。雨は止んだ。ベンチに座り昼食にした。
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ビヨウヤナギ。(オトギリソウ科)中国原産で漢字では未容柳または美容柳と書く。オシベが多い花は大輪で華やか。繊細な感じがするが、かなり丈夫な植物のようだ。 北原白秋の和歌は 「 君を見て びようやなぎ薫るごと 胸騒をおぼえそめきに 」
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四季の写真が展示されていた。朝日に輝く二の鳥居など通い慣れた人でしか撮影できない作品だ。
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物見山。日高では最も高い山で標高375.4m。あと一登りで本日の最高峰だ。 春には新緑、秋には紅葉が美しく映える展望台。葉のグリーンを強調してみた。
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物見山頂の標識。杉林に覆われているが前面は開けている。ベンチもあり快適に休憩できる。
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玉石垣。八丈島で見かけたが、こんな所に・・と意外に思えた。海の方から運んで来たのかな?歴史を感じさせる街道だ。
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羊歯。川筋を覗くと緑の葉が輝いていた。恵みの雨を喜んでいるのかな。
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五常とは、儒教でいう仁・義・礼・智・信という五つの道徳のこと。高麗一族の武者がこの滝で身を清め戦場に向かったといわれる。
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五常の滝。落差12m。滝壷には滝不動尊が祀られている。清冽な水量が涼気を招き入れる。
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ズミ。バラ科の落葉小高木。高さは10m程度、よく枝分かれして小枝はトゲ状になる。新緑が輝くころ、白いズミの花が満開になる。
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杉林に囲まれた渓流沿いに林道を下る。キイチゴの実が熟れ甘酸っぱい味がした。歩を早めて武蔵横手の駅に向かった。
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