ヘルシンキとハメーンリンナ

2002/09 - 2002/09

ヘルシンキ市内と列車で行った近郊のハメーンリンナ
ハメーンリンナはヘルシンキから日帰りでいけるフィンランドの自然を味わえる場所。かつ音楽好きな人にはシベリウスの生まれ故郷です。
きれいなところですが、ただわざわざフィンランドまで来て、２−３日しか日がなければ、もっと別に行くべきところがあるように思います。なにしろここのアウランコは人造の公園ですし、日本でももっといいところがたくさんありそうですから。もっと大自然に触れるような場所に行くべきだったと思いました。ただいって悪い場所では決してありません。静かなところがよい人、人に会いたくないひとにはよいかと思います。あとはシベリウスが好きな人にも。

エリア ハメーンリンナ(フィンランド)

空からの眺めが明らかに違います。たくさんの湖が広がっていき、やがてたくさんの島の海に変わっていきます。どこまでが陸、どこからが海。多島海というより無数島海

ヘルシンキ駅　まばゆいが決して暑くない光の中で。ただしここに来るまで切符を買うのに４０分はかかりました。やたら面倒なシステムで、乗った電車は本来の予定の次の電車になってしまいました。

電車は総２階建てでした。これは快速列車。

しかし、中は！　　平日でもありましたが、私たち二人で一車両独占でした。大変居心地よく過ごしました。少なくても横須賀総武快速のグリーン車の２階よりもずっと明るく開放的。
しかしこれではこの国の鉄道の未来は決して明るくない感じ。。。。

ハーメリンナはヘルシンキから約一時間。ここで降りて駅を振り返りました。とても観光というものではなく、おそらく観光者として降りたのは私たち２人だけでしょう。目の前には湖が明るく広がっています。

ハメーリンナの駅からすぐ湖がみえます。この対岸がハメーリンナのダウンタウンですが。　とにかく人がいません。

湖を回ると町のシンボルハメ城がみえます。ここからダウンタウンへ。

シベリウスの生家はダウンタウンの中。工事中の道の中ほどに鎮座しておりました！

当時の処方箋　如何に１つの薬が貴重であったか。

さらにアウランコまではダウンタウンからタクシーで行きました。とても歩くには僕らには遠すぎます。塔のところまで来るまでいけます。

この塔のところは小高い丘になっていて、そこに塔が立っています。やはり私たち以外には人がいませんでした。

結構登るのは大変です。でも眺めは最高！

これがアウランコ！　全て人造というから驚き！広いなんていうものではない。

＜以後工事中＞

アウランコにある小さな湖というか池。よくまあこれだけ大きな公園を個人が作ったと呆れますが、もともとこんなところではなかったのではと勝手に納得しました。

公園といっても、草原の公園ではなく、大きな林がほとんどといった方がよいでしょう。森林浴には絶好ですが、やはりこうなると人造というイメージがあります。ほとんどが平面ですし、山が多い日本と違い、歩いていてもトレッキング、ハイキングという気分に今ひとつなりませんでした。もちろんこれはこれで悪くはないのですが。

公園の隅にあった芝生の広場。イギリスの野外劇場風。劇をするのか、スポーツ場なのか？

海辺のレストランの入り口で。港から船でくれば最高。

ここの夏の名物はザリガニ！　見事に飾ってあります。ザリガニの食べ方も英語で書いたのが配られます。さすがにかぶるわけには行きませんが、家内が食べなかったので私が１０匹も食べることに！　まずくはないけど、すごくうまいわけでもなかったです。ここのレストランは海辺にあり、眺めは最高。嵐がきたら波をかぶるようなところにあります。安くはありませんが、一度は行って見る価値があります。

ワレンベルグスープ。多分人の名前だと思いますが、医学ではワレンベルグといえば脳梗塞です。しかしとにかく変わった美味しいスープでした。

朝、港の朝市にて。花屋さんもたくさんあります。

ホテルのエレベータ。ルームキーのカードを差し込まないと目的階にいけません。このシステムは北欧でもフィンランドだけ。

ヘルシンキ大学は町の真ん中にあります（理学部）。建物の中は宮殿のよう。

これは何かというと、ヘルシンキ大学の中のいすです。ちょっとかけがたいけど。

さらにこれは何かというと、、、、、ヘルシンキ大学のトイレ。ここにある長い管のシャワーは、、、、私が思うにフィンランドのオシュレット？！

ヘルシンキの目抜き通りは真ん中が公園。名古屋のテレビ塔や札幌の大通り公園にようなものですが、道が広くて中が公園になっているというよりは、公園の両側に道があるといった方が妥当でしょう。

ヘルシンキの港の朝市　みやげ物も売ってます

Kampホテルの前にあるFazer　フィンランドを代表するお菓子メーカー。ここではちょっとした朝ご飯も食べられます。値段はカンプで食べることを考えればはるかに安い。それでも高いけど。

そのケンプのレストラン。メインダイニングはもっと立派ですが、とてもはいれなかった。ここで十分すてきでした。口コミにも書きましたが、ここは私の経験した素晴らしいホテルの一つです。

ヘルシンキのシンボルの国会議事堂。大学のすぐ横にひょこっとあります。

ミシュラン一つ星のレストラン。汚い裏町にありましたが、でてきたものはさすがにしっかりしてました。このソースただものではない。

これは鹿肉。しっかりしてました。いかにもおいしそうでしょ。

この旅行記へのコメント （2）

• きゃんさんさん 2005/05/22 14:08:22

  夏のハメンリンナ

  　こんにちは。ヘルシンキとハメンリンナに
  行かれたのですね。
  
  　やはり夏の時期は風景がとりわけ美しく見
  えますね。森が活き活きとして見えます。
  
  　私は２年前の３月に両方の地を訪問致しま
  したが、雪が解け始めたばかりの頃で、この
  地の魅力を半分くらいにしか堪能できていな
  かったのではないかな、と今更ながら思いま
  す。

  世界胃さん からの返信 2005/05/24 08:20:01

  RE: 夏のハメンリンナ

  私は一年ドイツにいましたが、やはりヨーロッパは夏が一番です。冬や春もそれなりによいですけど、どれをといえば、やはり夏でしょう。
  
  カディスってきれいですね、スペインには未だ一度も行ったことがありません。