5月の軽井沢、日帰りの旅

2005/05/10 - 2005/05/10

2005年5月10日、主人と二人で、東京から日帰りで、軽井沢をドライブ旅行してきました。
新緑がそろそろ輝き始めた軽井沢。
少しひんやりとしたおいしい空気を吸い込みながら、素敵なカフェも巡りました。
都会の喧騒を忘れて、しばし心をリフレッシュ！そんな旅でした。
この写真は、「喫茶ばおばぶ」の周囲で撮影したものです。

エリア 長野

朝８時前、レンタカーを借りて出発。練馬ICより、関越自動車道、上信越自動車道を経由して、10時過ぎ、「軽井沢タリアセン」に到着。
オフシーズンで、人はまばら。塩沢湖で鯉に餌をやりました（一袋100円で餌が売られています)。とても大きな鯉達が、早くくれ〜、もっとくれ〜！と言わんばかりに、私達に群がってきました。
その後、敷地内のペイネ美術館を鑑賞しました。とてもとても小さな美術館でした。美術館と言うより、美術小屋に近いかも。私達二人でほぼ独占状態だったので、ペイネさんの可愛い絵を、静かな音楽に耳を傾けながら、じっくりと楽しむことができました。

ランチタイム。湖畔の遊歩道を散歩して、深沢紅子野の花美術館の1階にある、レストラン「ソネット」を訪れました。この写真はその外観です。明治四十四年間は、郵便局として使われていた歴史的な建物だそうです。
庭にも様々な花が植えられていて、素敵でした。

ランチセット（本日のスープ、サラダ、アラカルトよりお好みのパスタ）を２つと、紅茶を注文しました。本日のスープは‘ごぼうのポタージュ’でした。なかなかおいしかったです。サラダはごく普通のミニサラダでしたが、新鮮でした。メインのパスタは、主人は‘キャベツのポモドーロ風’を、私は‘きのこのいっぱい入ったトマトソースの小悪魔風’をオーダーしました。とてもおいしかったです！メインのパスタは、種類も豊富で、素材やネーミングに凝っているものも多く、選ぶのに迷いました。清潔な店内で、かわいい卓上花を横目に、明るい日差しが差し込む木枠の窓から庭を眺めながら、のんびり過ごしました。

軽井沢タリアセンを後にして、万平ホテルのカフェテラスで、デザートタイム。ジョン・レノンさんが昔よく訪れていたという古き良き面影を残すこのホテルでは、何十年か前にタイムスリップしたような感覚に浸りました。

アップルパイとレモンティー、ジョン・レノンさんが昔よくオーダーしたというロイヤルミルクティーを頂きました。アップルパイは甘さと酸味のバランスが絶妙でとてもおいしかったです。その後、車をパーキングに停めて、旧軽銀座を１時間ほど散策しました。ちもと餅を食べたり（ちもとの喫茶から眺める旧軽銀座は、伊勢のおかげ横丁を思い出させました）、腸詰屋のソーセージやミカドコーヒーのモカソフトをテイクアウトしたり、おみやげに、沢屋のジャムなどを購入しました（東京でも買えるのですが、ついつい手が出てしまうんですよね...）。

続いて、ガイドブックを見てぜひ一度行ってみたいと思っていた「喫茶ばおばぶ」でティーブレイク。美しい自然に囲まれたこちらのお店は、隠れ家と呼ぶにふさわしい喫茶店。中へ入ると、入り口付近には物が雑然と置かれていて人影もなく、営業していないのではないかという少し不安な気持ちを抱えて奥まで進んでいくと、いらっしゃいませの声がかかり、ホッと一安心。私達以外お客のいない店内で角の席を陣取り、窓から見える池を眺めながら、一息つきました。

ばおばぶケーキと温かい抹茶、そして冷たい抹茶オーレを注文しました。どれもヒットでした（抹茶オーレは私には甘すぎましたが）。特に、ばおばぶケーキ！果実入りブルーベリーソースに浸ったシュークリームをのせたりんごのシブーストのおいしさもさることながら、私が密かに感激していたのは、そのケーキに添えられた、可憐な雪柳の花...。店の周りに雪柳が生息していたので、多分そこから摘んできたものだと思いますが、そういうささやかな気配り、好きです。

その後、白糸ハイランドハイウェイを通り、白糸の滝を見学。もう日も暮れかかっていたので、ガイドブックで見た写真のように緑に輝いてはいませんでしたが、澄んだ水と不思議な形の滝に感動！観光客もほとんどおらず、またもや独占状態でした。

白糸の滝の駐車場にある売店で、いわなの塩焼きをパクリ。素朴な味で、とてもおいしかったです。余談ですが、ここの店員のおじさんが、主人の父親の顔にそっくりでした。その後、浅間牧場茶屋で、特濃ソフトクリームとジョッキ牛乳を頂き、近くの「農工房　銀亭」でおいしいパンと無農薬のほうれん草を、そして碓氷軽井沢ＩＣ付近で名物「おぎのや」の釜飯を購入し、帰路に着きました。主人共々、大満足の一日でした。