卒業旅行は初の海外一人旅?

1998/03 - 1998/03

1998年3月、あの頃はまだユーロなどはなくペセタだったスペイン。約１ヶ月の、憧れのスペインへ行ってきたのだった。
ヨーロッパとイスラムの文化が融合した建築。
そして情熱の国といわれているのが、どんなものなのか。
ヨーロッパの国なら英語が通じるだろうという、その程度の無知ぶりで現地に行き、途中それでは立ち行かなくなり、英西辞書を購入して原形オンパレードのスペイン語で旅を続けた。
南部アンダルシアを廻る予定が、あれよあれよという間に、北のビスケー湾まで出てしまうとは、このマドリッド到着時には当然予想すらしていなかった。

＠写真は、マドリッドの王宮

＠プラド美術館では、ゴヤのネグロ･ペインテを特別展示。
黒く暗い絵の中から、語りかけてくるような、不思議な力に魅せられ、その空間だけはあまり観光客も来なく、吸い寄せられるようにじっと、見ていたのを思い出す。

エリア マドリード(スペイン)

宿はアトーチャ駅近くのHostal･Fernadez。
アトーチャ駅が爆弾テロにあった時は、
本当に悲しかった。
マドリッド滞在中は、
あの駅のそばのbarで毎晩、
サッカー中継見ながらワインを
飲んだくれていた。

サン・セバスチアンへ向かうため、
一旦、アビラからマドリッドに戻る。
朝、バスターミナルへの道すがら、
犬の散歩を楽しむ地元の方。

カメラを向けると迫ってきた！
でかくてちょっと怖かった。
（なのでブレてます・・）
この頃から徐々に自分のスペイン語が
通じるようになり、ちょっとうれしくなる。