冬の中・東・北欧旅行2005 ～東奔西走ハンガリー～

2005/03/04 - 2005/03/08

ブダペストから
西はコマーロムという場所へ行き、スロヴァキアに入国したり、
東はティサ湖を訪れて、誰もいない寂しさを味わう。
どちらもガイドブックにはあまり載っていないから
いろいろな発見が出来て面白かった。
ちょっと遠いけれどね。

エリア その他の都市(ハンガリー)

ブダペストを朝早く出て、
２時間かけてやってきたのは「コマーロム」。
南駅からだらだらと普通電車に揺られていました。
一応ちょっと大きめの町なんですが、やはり日本と比べてはいけませんね。

駅の前にはだだっ広く、ドナウ川が流れていました。
もう向こうはスロヴァキア、異国ですね。
ここも充分異国だけど。

スロヴァキアへ渡る橋からハンガリー方面を南へ下る。
歩きすぎて、ヘンな遺跡みたいなところに迷い込んでしまった。
おまけに雪に足が埋もれるし、寒い。

やはりヨーロッパはNOKIAが強いんです。

マンションもきちんと建っています。
見事なコンクリート。

結論から言うと、
コマーロムには見るものは何も無いに等しいですね。
ということで、
スロヴァキアへ渡ってみましょう。

ドナウ川。
大きいですねぇ。
キレイですねぇ。
でも、
風が強く吹き付けて、寒いんです。

はい、ということで無事にスロヴァキアへ入国。
毎回、パスポートコントロールって緊張するんだよね。
大事な大事なパスポートを検察官に預けるんだから。
で、スロヴァキアの町は「コマールノ」といいます。

たいがい国境の町というのは発展しているもんなんですよね。
ほら、物資を交換したりとね。
で、この町はハンガリー側コマーロムよりも発展している模様。
でも、今日は日曜日なので、人っ子一人歩いていない寂しい町です。

教会もあったんだけれども、
開いていなくて中には入れなくて・・・。
寒い・・・。

ほら、誰もいない。
何、この寂しさは。
世界が終わる日みたいに、むなしさが吹き抜ける。

小さな広場にあったマリア・テレジア像。
中世時代はとてつもない力をもっていた女領主って所かな。
いやはや、すごい大物だったんだよね。

スロヴァキア側からハンガリー側を望む。
結局、スロヴァキアに入ったものの、
お店もほとんどやっていなかったので戻ることに。
がっかり。

サヨナラ、スロヴァキア。

お久しぶりです、ハンガリー。

ということで再びハンガリーはコマーロムへ戻ってきたわけです。

ま、特に“これをしよう！”と思ってきたわけではなかったので、
ぶらぶらと出来ました。

別の日。
東駅です。
通勤客でごった返していた。
あいにく切符を買い損ねるところだった。
ってか、皆さん注意を。
窓口は行列です。

世界の車窓から。
ハンガリーは平原が広くて、とても大好き。
車窓からの眺めも一番じゃないかな。
ということで、東駅からエゲル方面の電車に乗ってティサ湖を目指す。

雪と大地。

乗換えを二度していよいよティサフレッドという
ティサ湖畔の町へ。
電車でティサ湖も渡っちゃった。

町がまた寂しいこと。
おかしいぞ、今日は月曜日なのに、
あまり人を見ない。

ポンプ。
ということで、このちかくにマーケットがあり、
わんやわんや盛り上がっていました。
やっぱり、ブダペストと比べちゃいけないんだよね。
昨日のコマーロムと同じ規模です。

ま、こじんまりしている分には過ごしやすいかもね。
ただ、交通の便が悪いことが否めない。

目的のティサ湖。
凍ってました。
まぁ、大体予想はついていましたが。

おまけに、特に観光地化されていないんで、
あまり人もいない。
かえってそれのほうがいいかもしれませんね。

ということで、見るものが無くなった。
ブダペストへ戻るにも、
電車が来ない。
２〜３時間に１本となってしまうと、かなりやばいです。
駅のそばにあった汽車。

ティサフレッド駅。
もちろん駅舎はあります。
これはホームです。
青空の下、遠くまでいけそうな気がした。

サヨナラティサ湖。
今度は夏にでも行って見たいですね。
湖の上をぜひボートで。

途中駅FUZESABONYで乗り換えです。
しばらく時間がったので、外に出たりもした。
ヨーロッパは改札が無くて楽です。

FUZESABONYの町はこんな感じ。
交通の要所らしいですね。
ということで、ティサフレッドよりは大きい。

ということでFUZESABONYからは急行列車でブダペストへと戻ります。
それでもここから１時間半はかかったかな。何気に遠いんだ。

トラムの中をパシャリ。
やっぱり混みます。
そりゃ、市民の足ですからね。
あぁ、疲れた。