2005/03/17 - 2005/03/26
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chippmamaさん
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素敵な日々はあっという間に終わってしまいます。
感謝の言葉がいくつあっても足らないくらい。心と心のつながりを実感した旅になりました。
お別れはほんとうに辛い。でもまた会いにいくからね。
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3月24日
今日はお土産のワインを買いに、サンジェミニのワイナリーに出かけました。
大きなぶどう畑の中にあるワイナリーで、とってもおいしいロゼと、赤ワインを買いました。しっかり試飲までさせてもらって味をチェック。おいしいのに驚くほど安いのです。2本買っても12ユーロほど。
私のスーツケースがもっと大きかったらなぁ。 -
つづいて今度は食材店に。
おいしいベーコンの大きな塊をチョイス。やっぱりここでも味見させてもらったら、やっぱりおいしい。こんなにおいしいベーコンははじめてってくらい。生でも食べられます。
これを日本でカルボナーラやアマトリチャーナに入れえてお料理する楽しみができました。 -
銀行に行き、最後のトラベラーズチェックをユーロに変えます。
トラベラーズチェック自体、ほとんど取扱がないみたいで少してこずっている様子でした。
それだけ、訪れる観光客が少ないってことですね。
午後からは、1人でナルニの街をのんびりと最後のお散歩。
2日目に遠くて断念したRocca(城塞)に行って見ました。歩いていくには、けっこうな体力がいりますが、草むらの中など、ちょとした近道をしながらのんびりと長い長い坂道を登っていきます。
すると、ふっと木の陰から大きな建物が見えてどんどん近づきます。
遠くて見るよりも迫力のある城塞は、12世紀のもの。古くからナルニの街をこうして見守ってきたに違いありません。 -
ナルニの街をしっかりと胸に焼き付けて部屋に戻り、スーツケースに思い出と一緒に荷物を詰めます。
一つ一つ、ちいさなパンフレットも、切符も。
仕度を終えて、最後の夕食に向いました。今夜はフランチェスコがゴルゴンゾーラのパスタを作ると昼間から張り切っていたのでとても楽しみにしていました。
チャイムを鳴らすとローシーが、やっぱりいつもどおり笑顔で迎えてくれました。
バンナが偶然ご夫婦で来て、明日帰ることとお礼を言うことができました。
ふたりが帰った後、フランチェスコもお料理を始めます。丁寧にパスタのレシピを伝授してくれてふんふん聞いていると、今度はローシーの呼ぶ声が。最後の夜だからでしょうか、2人ともたくさんたくさん呼んでくれます。 -
食事の仕度ができて、フランチェスコが大きな岩のようなパンを取り出しました。今日イタリアの南の方からお友達がきてこの南部オリジナルのパンをお土産にくれたといいます。中部のパンとはまた少し違って、中がとってもソフトです。
パスタは、フランチェスコの言うとおり、フリッジによく絡んでとっても濃厚でおいしいものでした。ゴルゴンゾーラ独特の臭さも消えています。
また、私がとっても気に入っていたオリーブオイルたっぷりのブルスケッタも暖炉で焼いて作ってくれました。
食事が終わるころ、猫のリッリが私のひざの上に乗りなかなか離れようとしませんでした。ローシーが「リッリはお別れすることをわかっている」って。
漠然としていたけれどだんだん、明日帰ること、お別れしなくちゃいけないことを理解してきました。と、同時に胸がギュッて一瞬苦しいような気分に。
明日の朝は早いから、今夜でローシーとはお別れです。おおらかで、エレガントで、いつもニコニコ私のことを気遣ってくれたローシーにたくさんお礼の言葉を伝えて部屋に戻りました。 -
3月25日
朝6時にノックが鳴りフランチェスコがお迎えに着てくれました。
フランチェスコはとてもさみしそうに、ため息を1つ漏らしました。私もさみしさで胸がつまりそうです。
でも、最後まで笑顔でいたかったのでグッとこらえました。
オルテ駅について、BARで朝ごはんと水を買ってもらいました。列車が発車する7:14までフランチェスコは一緒にいてくれます。
だんだんと時間が迫り、最後の挨拶になってしまいました。わたしはありったけの感謝の言葉と、本当に素敵な時間をすごしたことを伝えました。
フランチェスコは、わたしの笑顔はとてもまわりを幸せにしてくれたという嬉しい言葉と、わたしの生活、仕事、これから起こる全てのことが幸せでありますように、そして遠く離れていても、心はずっと近いままだと話してくれました。
いよいよ列車のドアがしまり、列車が動き出します。握手をしていた手が離れました。
フランチェスコは最後に、右の手のひらをグーにして心臓の上でトントンとして笑顔で見送ってくれました。
見えなくなって、急にたくさん涙が溢れます。どうやっても止まらなくってどんどん溢れます。
最初に空港で会ったときから、わたしはピゼッリ夫妻に本当にたくさんの優しさをもらいました。
心配していた言葉の壁なんて何でもなかった、むしろ気を使った言葉を並べるよりもよっぽどいいくらい。
それでも、たくさんの話をしました。そして、たくさん話をしてくれました。
心で通じ合えた気がして、とてもとても嬉しく思います。広い世界のなかで偶然にも、ピゼッリ夫妻と出会えたこと、イタリアの古都で人々の生活を垣間見ることが出来たこと、きっと一生わすれない貴重な経験ができました。
勢いで決まった旅だったけど、あの時決断してよかったなって、心から思います。
素敵な旅行でした。
*画像は、部屋からいつも見ていたネーラ渓谷。
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この旅行記へのコメント (3)
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- Rockyさん 2005/10/11 20:44:59
- >サンジェミニのワイナリーに出かけました。
- chippmamaさん
>サンジェミニのワイナリーに出かけました..
楽しい滞在でよかったですね!
処で、この辺りは白ワインはどうなんだろうと?..疑問が湧きました..
mrocky
海外での滞在が楽しいとアットゆうまに時間が経ちますね..
- chippmamaさん からの返信 2005/10/14 11:00:45
- RE: >サンジェミニのワイナリーに出かけました。
- コメントありがとうございました。
とっても素敵な旅で、楽しいからか時間も過ぎるのがあっという間でした。
色んな国を見て回りたいものですね。
1月にまた旅行に行きます♪今は旅行のために節約中です☆
- chippmamaさん からの返信 2005/10/14 11:01:36
- RE: RE: >サンジェミニのワイナリーに出かけました。
- ごめんなさい、根っからの赤ワインずきなのもで、白は飲んでないのです〜〜。
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