2005/03/17 - 2005/03/26
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chippmamaさん
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イタリアの古都ウンブリア州ナルニ市にホームステイに行ってきました。
スローライフ、スローフードの原点のような暮らしにうっとり。
陽気なフランチェスコとウェディングコーディネーターのローシー、2人のピゼッリ夫婦には、本当にたくさんの優しさをいただきました。
初めての一人旅に、少し心配もありましたがとっても素敵な旅が出来たと満足しています。
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3月17日
日本から13時間。セントレアから乗り継ぎだったので全て含めて17時間という長旅。
ようやくRomaフィウミチーノ空港に到着しました。日本の空港と違い、勝手がわからないので少し不安だったけど何とかなりました。
出て行くと、ピゼッリ夫妻(フランチェスコとローシー)が待っていてくれました。想像通り、素敵な2人。
フランチェスコはとても明るくて時折英語や日本語の単語を交えながら話しかけてくれます。ローシーはエレガントでいつも笑顔。そして優しい。
空港から更に車で1時間半。Rocca(城塞)や教会が遠くに見える。車内からは北斗七星がはっきりと見えて、昼間はきっとオリーブグリーンで美しいのだろう真っ暗闇の森の海が、更にRoccaや星をきれいに見せてくれました。 -
NARNIの街は、まるで城下町のようにRoccaの下に広がっています。
小さな城門を潜り抜けるとようやくナルニの街に到着。既に21時前。ローシーが、リコッタチーズとバジルのラビオリ、ポテトとモッツァレラチーズのクロケット、パン、サラミ、プロシュートを出してくれました。
最初のイタリアでの食事。ラビオリはさすが!おいしかった!
ローシーは赤ワインを水で割って飲む。驚いたけど、真似してやってみると以外においしくて更にビックリ。
パンは勉強したとおり、バケットのように硬く、味がほとんどない。でも後々、塩辛い食べ物が多い中部のこの土地にはこのパンが一番合っているのだと気付かされました。 -
フランチェスコが、来週の日曜日は復活祭だと教えてくれました。
ケーキのような、少し硬めで、卵入ってるのかしら??というような味に、上にチョコスプレーでお洒落したようなドルチェを、復活祭の日に食べおわる様に、少しづつ食べていくという。
これも疲れた体にとってもおいしく感じました。でももうお腹がはちきれそうだったので「バスタ」と言ってお部屋に案内してもらいました。(考えてみるとかなりの量を食べてたよう!) -
お部屋?というより、ほぼ独立していてアパートメントの様。しかもとっても可愛いくって!
所々にローシーの趣味を感じ取ることができます。
早速、スーツケースを片付けて少し外に出てみました。
23:00だというのにあちこちに人の姿が。BARで語らうのはとても楽しそうです。
オレンジ色に輝く教会や噴水、そして壊れかけた建物。
古いものを残す主義のイタリアらしく、とても美しく目に焼きつきました。
明日からがとても楽しみです。 -
3月18日
朝はとても目覚めがよく、急いでカーテンを開けました。目の前に広がるネーラ渓谷に驚いて、早く外に出たくてしょうがありません。
あせるように仕度を整えて立派なお庭に出てみました。すると、可愛い猫ちゃんがたくさん。数えてみると6匹。お家のなかにいるリッリと合わせると計7匹。どうやら本当に猫好きのよう。
絶景と、オレンジとレモンとオリーブの木。そしてピザを焼く釜。
観光地にはない、本当のイタリアの姿がそこにはありました。 -
朝食をとるためピゼッリ家へ。ブザーを鳴らすと、いつもニコニコBuongiorno!(ボンジョルノ)といってドアを開けてくれます。
朝食はビスコッティとカプチーノ。なんだかおやつのようですが、これがイタリア式。
目玉焼きとベーコンの朝ごはんは、どうやら欧米の文化のようですね。
ちなみにどこの家庭にもエスプレッソマシーンがあり、やっぱりどこにいっても「コーヒーはいかが?」と聞かれます。 -
朝食後、今後の予定を決めることに。色んな場所の写真を見ながらここがいいとか、ここは面白くなかったとか教えてもらいました。
フランチェスコが一枚だけ隠してニコニコ笑っているので理由を聞くと、ここは行ったときにビックリさせたいって。
ローシーが洗濯物を干したいからお部屋を通してほしいと言われ、快く引き受けました。どうやら、庭に降りていく階段が隣のお家の修復作業のために使えないらしく、わたしの部屋からしか庭に出られないらしい。
一緒にお庭にでると、ローシーはあたりまえのように洗濯物を干し始めました。このロケーション、そして広く立派な庭。ローシーがなんだか羨ましくなってしまいました。 -
ランチは13:00からだったので、お散歩に行ってきますと告げ、ナルニの街を歩いてみました。
平日だというのに、なぜか平日らしくない。フランチェスコが“スローライフ”という意味が何となくわかりました。
途中、学校を見つけて行ってみると子供達の元気な声、そして先生のなにか大きな声で話している声も聞こえます。周りが静かなせいでしょうか。
学校の横は公園になっていて、小さな子連れのパパやママ、そして老人がのんびりと集っていました。
そこからの景色は言葉を失いました。
森の中にひっそりとキエーザ(教会)がぽつんと立っているのです。まるで絵本の中の景色のようです。ネーラ川と渓谷ととてもマッチしてそれはきれいなものでした。 -
それにしても昼間は暑い。コートを脱いで半そでのニットで過ごしました。
13:00になったので昼食を取りにピゼッリ家へ。ランチはとてもおいしいタリアテッレ。トマトとにんにくとお塩がおいしかった。
お腹が満たされたところで再びセカンドピアット。豚の首の肉をアーリオオーリオしたもの。これも buono!!
その後、感謝祭のドルチェとフルーツ。もう苦しくって・・・。 -
午後からフランチェスコとローシー、そしてローシーの友達のバンナとサンジェミニに出かけました。
そこでバンナにジェラードをご馳走になり散歩しながら食べて上機嫌に。
日本ではお行儀が悪いから、と座って食べるけれど、フランチェスコはジェラードのコーンは歩いて食べるためにあるって。
8年前にローマで食べたくどいだけのジェラードとは違い本当においしかったです。ありがとう、バンナ。
さて、日本あての葉書を出すためお店に切手を買いに入りました。フランチェスコが、がんばって1人で買っておいでって言うから1人で行ったのに、やっぱり心配になって見に来ていました。
2人で「Ciao!」といってポストに投函。無事に届きますように。
フランチェスコはとっても面倒見がよく、写真をとるポジションや立ち位置など親身になって協力してくれたので、おかげでとってもいい写真をたくさん収めることができました。 -
そうそう、忘れていけないのがワイナリー。
ウンブリアには広いブドウ畑があちこちに広がっています。
ピゼッリ家はスーパーなどでは決してワインを買わず、空のビンを持参して直接ワイナリーに出向いてワインを買います。
私の身長よりもはるかに大きな樽がいくつも並んでおり、様々な品種に分かれています。
私の飲んだウンブリアのワインはほのかに甘く舌に酸味を感じることができます。さわやかで料理との相性もバッチリのおいしいヴィーノ(ワイン)です。 -
3月19日
朝の8時からRocca(城塞)まで行こうと思い散歩に出かけました。BARやカフェには既に人々がパンやコーヒーを買いに来ています。
わたしも1軒のお店に立ち寄ってジュースとお菓子を買ってみました。なんてことないただの買い物だけれど、海外にいるとちょっとしたことに満足してしまうもの。
そのままRoccaへと続く道へ。丸い石が敷き詰められた一見緩やかな階段は、思ったよりも疲れる。そしてRoccaへもかなり距離があることがわかって途中で引き返すことにしました。
その付近で1頭の可愛いワンコに会いました。ダルメシアンのようなメスの犬、目があうとシッポを振って一緒に着いて来ます。犬も猫も日本と一緒、みんな人懐っこくて可愛いです。 -
行きに立ち寄ったお店のショーウィンドウを見ながら辞書を引いてみました。
やっぱり!!タルトゥーフォ(トリュフ)が瓶詰めで売られていました。サルサ(ペースト)からスライス、そして塊のものまで!塊トリュフは3,000円くらい。やっぱり高いのね。
日向ぼっこをしていたじいやが寄ってきて親切に教えてくれる。他のじいやもよって来て、辞書の“トリュフ”の文字を指で指し示してくれました。
「Buono?」と尋ねると、自信満々に「Buono!!」って。これは買って帰るリストに加えておかなくては。 -
朝食の時間になったのでピゼッリ家へ。
昨日から猫のリッリがいないと2人はとても心配していました。昨夜はごはんにも姿を見せなかったらしいのです。
後ろ髪を引かれながら、今日のコース、オルヴィエートとチヴィタ・ディ・バニョレッジョにフランチェスコと出かけました。
結構な距離。くねくね曲がりくねった道を早いスピードで飛ばすので車酔いしそうになりました。
オルヴィエートは、ゴンドラのような電車のような乗り物で上に上がると街があります。街自体は小さいけれど、とっても美しく立派なドゥオモがあり、イタリア人観光客でにぎわっていました。 -
オルヴィエートを後にし、チビタ・ディ・バニョレッジョへ。
何でこんな所に・・と思わせる岩壁の頂上にその街はありました。思わず息を呑みました。
紀元前、エトルリア人が作ったこの街は、何世紀にも渡ってずっとずっとこの場所にあるのです。
もちろん、建物一つとっても紀元前。まるで洞窟のような作りの建物で、サルシッチャ(ソーセージ)とブルスケッタをいただきました。
フランチェスコの友人が営んでいるその小さな店は、粉ひき場になっていて、200年まえの道具がそのまま置かれていました。 -
そのブルスケッテリアに行くと、既にサルシッチャが暖炉でパチパチといい音を立てて焼かれていました。
それが焼けるまでは焼きたてのパーネ(味のない硬いパン)にオリーブオイルをたっぷり垂らし、にんにくをこすり合わせて塩を振ったブルスケッタと、さらにタルトゥーフォのペーストとペコリーノチーズのたっぷりのったブルスケッタで赤ワインを。
シンプルながらも「これを求めていたんだわ!」と感動!サルシッチャは塩加減もよく本当においしい。
ここにはパスタもピッツァもないけれど、これで充分でした。 -
帰り際、フランチェスコはグラッパを一気に飲み干して帰路に着きました。
わたしもちょっとなめてみたけどすごくきつくって飲めませんでした。
遠かったけど、本当に来たかいがありました。
*オルヴィエートを立つ前にローシーからTELが。
昨夜から行方不明だったリッリを発見。どうやらローシーのウェディングドレスのショールームに閉じ込められていたよう。一安心。
お家に帰ってスケッチブックを持って散歩。その後は庭の猫たちとのんびり過ごす。気兼ねない友達ができてよかった。 -
今晩はペンネアラトゥンノ。
トマトソースにツナとバジルが入っていてとっても美味しい。
ローシーはお料理上手。フランチェスコがうらやましいです。
日本で食べるイタリアンのリストランテの味がやっぱり本場では家庭で楽しめます。
「おいしい国」と呼ばれるわけだ。
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