北海道･知床で｢流氷｣を見てきました。

2005/03/17 - 2005/03/19

　今回の旅の目的は､いままでに経験したことがない｢流氷｣を見ることでした。聞くところによると､流氷は後20年もすると地球温暖化のためにオホーツク海では見れなくなるとのこと。
　旅は､ツアー旅行でしたが､知床半島に流れ着く｢流氷｣を丘から見ることと､オホーツク海に流氷観光砕氷船で氷を割りながら船から｢流氷｣の塊を見る､この2つが目的でありなした。
　結果としては､知床半島を見た日は､北風があり充分に流れ着いた｢流氷｣を見ることができました。しかしながら､船でオホーツク海の流氷を見ることは､残念ながら流氷の数が少なく､流氷の中に砕氷船が入って流氷を割るところは見れましたが､船が流氷のあるところに行って砕氷する…そんな感じでした。
　｢流氷｣と云うのは､厳寒の中露国境にあるアムール川に誕生し､1000kmを潮流に乗って｢白い大地｣となって知床半島に向かって南下してくるものである。その昔は､オホーツク海の80%を｢流氷｣が埋め尽くしたものが､最近では50%しか流氷がない。即ち､流氷が80%もあると人間には海が見えないほどにも流氷があるが､50%ともなると人目からすれば､海ばかりで流氷がないに等しい。因みに､流氷観光砕氷船が入出港する網走港は流氷の関係で年1〜2回ほど一般の船が入港できなくなることがあるそうですが､その場合は｢おーろら｣号や巡視艇で砕氷しながら助けるとか。

　今回の旅は､左の地図のごとく流氷以外にも各地に行ったり､温泉に入浴したり､北の国産のおいしい物を食べたりもしました。

エリア 北海道

知床半島の｢流氷｣
　ツアーバスの中から撮影しました。

オホツーク海に｢流氷｣
　網走港からの流氷観光砕氷船｢おほーつく?｣号に乗って撮影しました。
　ご覧のように流氷が少なく､船長が流氷を探してからそちらの方に船を向け､そして乗客に流氷を見せながら､船の砕氷効果をもみせたものです。