1997/08/09 - 1997/08/16
463位(同エリア1108件中)
すずかさん
初のアフリカ大陸へ上陸!遠かったぁぁぁケニア。
今回はアンボセリ→ナクル→マサイマラと3国立公園を1泊づつで回るという体力がいる旅行です。
大自然に感動し、夕陽の大きさにも感動し、動物のシビアな世界で命の大切さを再認識し、ケニアの人の視力の良さにも感動した旅でした。
(デジカメ画像ではないので、画質悪いです)
★旅行形態:パッケージツアー
★キャリア:パキスタン航空 Yクラス
★ホテル :ナイロビ パンアフリックホテル
アンボセリ アンボセリロッジ
ナクル サロバライオンヒルロッジ
マサイマラ サロバマラロッジ
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*記事のポリシー→http://4travel.jp/traveler/suzuka/profile/
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1997年8月9日
パキスタン航空でアフリカ大陸初上陸へ向かう。
成田を飛び立って、マニラ・バンコク・カラチ・ドバイそして、やっとナイロビへ着く。
アフリカって遠い(><)
飛び立つ前に機内に流れるアザーンが妙に落ち着く。 -
1997年8月10日
いろんな国の空港を経由してやっとナイロビへ到着。
大都会ぶりに驚く。
ホテルへ直行してしばらく休む。
しばらく休んだあと、15分くらい歩いてナイロビ中心部のスーパーへ買い物へ行く。
水とお菓子を仕入れる。
(後で、もっと水を買い込んでおけばよかったと後悔) -
1997年8月11日
サファリカーに乗って、陸路にてキリマンジャロの麓、アンボセリへ向かう。
途中からダートの道になり、ここからは車の中は土ぼこりがすごい。
コンタクトが痛くなり、めがねにしておけばよかったと後悔する。
持っていたバンダナで口鼻を隠し、まるで銀行強盗のような風貌となってアンボセリ国立公園へ向かう。 -
ナイロビ市内は洋服を着た人ばかりだったが、郊外にでると伝統的な布をまとった人々が多く目に付くようになる。
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砂埃と戦い数時間、やっと国立公園に入った。
目の前にサバンナが広く広がり、シマウマが走っている。
おおー、やっと来たぞ。 -
国立公園にある今夜の宿アンボセリロッジへチェックインする。
国立公園は基本的に動物の場所なので、我々はオリ(金網)で囲まれた一部のロッジに滞在してサファリを楽しむ。
ここでは、人間が動物園のオリの中にいるのだ。
昼食を取った後、コーヒーを飲みながらロッジでゆっくりする。
サファリは動物の動きが活発な早朝と夕方に行われる。 -
夕方サファリへ出かける。
残念ながらキリマンジャロは見えない。
ここアンボセリは象が多いことで知られる。
象が多いためだろうか?非常に草が少ないような気がする。 -
1997年8月12日
早朝サファリに出かける。
朝の空気は澄みきっており、ロッジのまん前にキレイなキリマンジャロが見える。
すごく、神聖なかんじがする。
アンボセリはこのキリマンジャロの絶景が見えて本当にHappyだった。
サファリが終わって、そのままナイロビへ戻る。 -
国立公園をでて、ナイロビへ向かおうとしたら、なんと国立公園外にキリンが数頭歩いていた。
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ナイロビに戻り、観光客の定番”カーニバル”で野生動物のBBQで昼食をとる。
ブラジルのシュラスコのように、串刺しした肉を各人の皿に切り分けてくれる。
昼食が済むと、今度はナクル湖へ移動だ。
酸性の湖のエレメンテイタ湖を見ながら陸路ナクルへ向かう。 -
ナクル国立公園に到着した。
緑がアンボセリよりもずいぶん深い。
早速頭の上に木の上で寝ているライオンが我々を出迎えてくれた。 -
ロッジにもよく現れるバブーンの軍団。
こいつらとは、よく対決した。
私の全敗で、いつも途中で私が逃げ出していたが・・ -
サファリカーのまん前をキリンの団体が通る。
写真では異様に小さいが(このときは一眼レフ持っていなかった)本当は、目の前で見るキリンはものすごい迫力だ。
でも、顔はかわいい♪ -
車を走らせて湖へ向かう。
段々の湖が見えてきた。
うわ〜。ピンクの湖だっ。
あのピンクがべてフラミンゴだとガイドドライバーのアランが説明してくれる。
ナクル湖=ピンクレイクと聞いていたが、実際に目の当たりにして大感動!!!
ナクル湖の湖岸へ向かう。
足元はフラミンゴの糞だらけだ。
いい靴をはいていなくてよかった。
遠くからみるピンクレイクもキレイだが、湖岸で見るフラミンゴが集団で飛んでいる姿も幻想的だ。 -
本日の宿のサロバライオンヒルロッジへチェックイン。
広々としたキレイなロッジだ。
敷地が坂になっており、我々は坂の上の方のロッジがアサインされた。
どこのロッジも一件づつのコテージになっている。
食事もメインはウエスタンかケニア料理を選ぶことができる。
食事もおいしかった。
どこもそうだが、水が異様に高い。
ビールの方が安い。水が貴重なのだろう。
食事を終えて部屋に帰ると、きれいにベットの周りに蚊帳が張られていた。 -
1997年8月14日
朝チェックアウトの後、陸路今度はマサイマラへ向かう。 -
動物の宝庫マサイマラへ到着した。
今夜の宿サロバマラロッジへチェックイン。
ここのロッジは、一件づつが屋根以外はテントになっている。
テントながら、トレイ・シャワーもあり居心地はGoodだ。 -
夕方サファリへ向かう。
アンボセリ→ナクル→マサイマラときたが、やはりマサイマラが一番動物が多い。
緑や草も一番深い。しかも何しろ広い!
ここ、マサイマラではライオンのハンティングの瞬間を見ることができた。
ガイドアランが、ヌーを狙っているライオンを発見したのだ。
徐々に近づき、次の瞬間ライオンが首元に噛み付い
た。
ヌーは息絶えた。不思議と残酷感はゼロだった。弱肉強食を自然の中で実感した。
犠牲になったヌーを少し離れた場所からシマウマ・ヌーの大群が見つめていた。
犠牲者を弔うように、シマウマ・ヌーが犠牲になったヌーの方に向いて、一斉に”クンクンクンクン”と鳴き始めた。
そして、しばらくないた後我に返った様に大群は別の場所へ逃げていった。
ハンティングの瞬間を見れる機会はそうそう無いかも知れない。
夜、食事の際他のメンバーとも話したが、瞬間を見れたのは我々の車だけだった。
アランに感謝。
象さんが、夕陽に向かって歩いて行くのをみながらロッジへ向かう。 -
サバンナの夕陽に夕陽が沈んでいく。
しばらくすると、サバンナは真っ黒な夜に包まれた。
空には、星が降り注がんばかりにまばたいていた。
流れ星もたくさん流れていた。 -
1997年8月14日
ツアーのほとんどの人々はバルーンサファリへ出かけた。
我々はあまりにも高額なので、やめる。
サファリカーから、朝日を眺める。
目のまん前に雄ライオンが2頭で歩いている。
どうやら兄弟のようだ。
兄弟以外オスライオンが2頭でいることは考えられにくいとガイドのアランが解説してくれる。
空にはたくさんのバルーンが浮いている。
多くの人がバルーンサファリに行っているので、地上はすいている。
バルーンサファリに行った人に感想をきくと、上空からサバンナを見渡すのは気分よかったそうだ。
しかしながら、一個のバルーンに”これでもか”といわんばかりに詰め込まれるそうだ。
次回、すいている時期に(いつだろ?)バルーンサファリに挑戦したい。 -
サバンナには我々が見たこともない木がたくさんある。
これは、ソーセージツリー。
木になっている実がソーセージの形にそっくりだ。 -
大地溝帯のリフトバレーを見ながらナイロビへ戻る。
これが地球の割れ目か・・・ -
大都会ナイロビへ到着した。
国立公園を回ってきたあとのナイロビは東京以上の大都会に見えた。
動物のいる国立公園と大都会のナイロビ。
当たり前だが、どっちもケニアなんだなぁ。と変な感慨に浸る。
少しホテルで休憩して、夜カラチ経由で日本へ戻る。
今回は、駈足でケニアを回ったが、次回はどこか一つの国立公園に滞在して、朝・夕方はサファリ、日中はロッジのプールでゆっくるする、スローな日程でじっくり訪れたい。
パキスタンカラチの旅行記へ続く・・
http://4travel.jp/traveler/traveller_suzuka/album/10014932/
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この旅行記へのコメント (4)
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- ai_worldtravelさん 2005/03/24 23:39:06
- すごいの見ましたね!
- はじめまして。
ウィーン在住のAIです。ケニアの旅行記見させていただきました。
私は基本的に海が好きで、モルディブの写真がキレイだったのでお邪魔したんですが、ケニアの方にもハマっちゃいました(笑)私も一度は行ってみたい所です。1回ケニアのモンバサ行きの予定があって、ビザまで取ったんですけど、無くなっちゃいまして・・・(泣)そのうち行けたらな〜と思ってます。
では、また遊びに来させてもらいますので、よろしくデス☆
- すずかさん からの返信 2005/03/25 23:58:30
- ai_worldtravelさんへ・・・・ すごいの見ましたね!
- ai_worldtravelさんへ
こんばんは〜おこしやすぅ☆
>ウィーン在住のAIです。
おお、ウィーン在住とはうらやましいですねぇ。
ウィーンといえば、ザッハトルテが最初に浮かぶのは愚かな私です(^^;;
>ケニアの方にもハマっちゃいました(笑)
ありがとうございます!
一眼レフがなかったので、写真的にはお恥ずかしいんですが・・・(豆粒みたいな動物ばかり・・・)
ケニアすんごいよかったですよっ!!!
もう一度リベンジしたい旅の一つです。
ヨーロッパからだと、結構メジャーですよねぇ。近いしうらやましいです。
是非AIさんも行ってみてくださいね。
ハンティング見れるのを祈ってますよっ!
めちゃくちゃ余談ですが、結婚式をオーストリアかオーストラリアで悩んだんですよ〜。
でも、結局地理的要因でオーストラリアにしたんですが、いまさらオーストリアでWwddingもよかったかも・・・
と、私思っております。
(オーストリアも良かったですよ〜)
今年の夏もヨーロッパ予定です。
なかなか中欧まで脚をのばないんですが、機会を見つけてウィーンまで行ってみたいと思ってます。
またお越しくださいませ♪
すずか
-
- ZISAMAさん 2005/02/28 12:20:51
- ライオンのハンティング
- すずかさん、初めまして。
ライオンのハンティングを見られたのは、物凄く!ラッキーですね。
私は野生動物が好きで、いつもTV「アニマルプラネット」を観ています。それからの受け売りですが、(ご承知の如く)ライオンのハンティングは夜が多く、レンジャーさえも半数の人が「その時」を見ていないそうです。
それなのに、旅人が!。いや、これは失礼。
ケニアからの帰りに、宝くじでも買われれば当たっていたかもしれませんね。
私は今のところ、インドのベンガルトラ・サファリかタンザニアを考えていますが、肉食動物のハンティングが見られるよう、すずかさんの「運」を授かるべく寄らせて頂きました。
どうか、その瞬間を見られますように、、、。
- すずかさん からの返信 2005/02/28 13:48:09
- ZISAMAさん>RE: ライオンのハンティング
- ZISAMAさん
はじめまして!
ケニア旅行記みてくださってありがとうございます!
写真めちゃくちゃ恥ずかしい写真なんで、一生懸命文章書いてみました。
>ライオンのハンティングを見られたのは、物凄く!ラッキーですね。
そうなんです!めちゃくちゃラッキーでした。
他の車も来てはすぐ去り・・って感じだったんですが、ガイドのアランが強烈な視力と経験で、”あそこにライオンが潜んでいる。絶対ハンティングする!”と絶対動かなかった結果見れました(^-^)
>ケニアからの帰りに、宝くじでも買われれば当たっていたかもしれませんね。
そうですよね〜!なんで買わなかったんだろう・・すごく後悔(T-T)
あたってれば、今頃リーマントラベラーしなくても良かったかも・・・あぁぁぁ
>インドのベンガルトラ・サファリかタンザニアを考えています
きゃぁ♪すてきですね☆
私もタンザニア行きたいんですよねぇ。なかなか遠くていけないんですよね。
行ってきたら旅行記見せて頂いて、自宅トラベルさせて頂きますね。
ベンガル虎もいいですね。
確かインドかネパールか何処かで、エレファントサファリできる所ありましたよね?!そこを狙ってます。
虎はライオン以上に遭遇難しそうですね。
その瞬間を見れるように、祈っておきますね〜。
すずか
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