2004/11/30 - 2004/11/30
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森の水だよりさん
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4日目
【6:55~】
西安行き夜行列車、朝6時55分なんとなく起床。
もう自分以外みな起きてるようだ。
「じゃ電気つけましょうか」と部屋の電気が点く。
皆、慣れない電車泊でよく眠れなかったようだ。
自分は昨日21時からこの時間までほぼ熟睡。
車中泊や山小屋等、ここよりよっぽど寝心地悪いとこで
いつも寝てるもんな。
どこでも寝れるマンだ。
【8:00~】
12時間走り続けた列車はようやく西安駅に到着。
相変わらずエレベーターも何もない
ホームの階段をスーツケースを持ち上げて上り、
駅の外へ移動。
外の風景は、名の知れた観光地の割にえらくさびれた感じ。
北京のような街ではなく、
地方都市であることを町並みから認識。
駅の外では現地旅行会社の方々が待っていた。
ここでスーツケースだけホテルへ直送。
人間たちはバスに乗り込む。
北京では天気がよく暑いぐらいだったが、
ここの今日の天気は一日霧とのこと。
霧というよりスモッグのように思えた。
【8:30~】
朝飯は日本食の弁当をバス内で食う。
決して美味くない弁当だが、
中華に飽きてるのでペロッと平らげる。
ふと周りを見るとみんなごっそり残してますね・・・。
それにしても、食事中は
当然バスの外を見ながら食うわけだが、
見れば見るほど汚い街である。
近代化してるように見えてた中国も
アジアなんだなと実感する。
郊外に向かってるというのもあるが、
極めて食欲をなくすような町並み。
まだ見ぬ中国を垣間見た感。
【9:10~】
まだ見ぬ中国といえば、
本日最初の観光地「華清池」のトイレ。
噂にきいていた囲いも何もない
「便器のみ」むき出しの個室トイレ!
これは感銘したね。
(写真を撮ろうと思ったが、
流れてない「物質」が一緒に写ってしまうのでやめた。)
もはやトイレの方が観光地のような
ここ華清池内を周る。
玄宗皇帝と楊貴妃のロマンスの地。
温泉の湧き出る地区で、
皇帝、楊貴妃それぞれの風呂が残っている。
派手さはないものの、ひっそりとした離宮。
温泉の湯気がもうもうと出ているところも少なくない。
写真は一番メインどころです。
【10:00~】
で、バスにて兵馬俑博物館へ向かう。
その向かう途中で現れたピラミッド(写真解説参照)、
そして清の始皇帝稜。
始皇帝稜は止まるなりスピードを緩めるなり
してほしかった。見ただけ。
【10:15~】
で、兵馬俑博物館へ到着。
売り子が今までにないほど強力。
こんなとこもアジアなのである。
道をふさぐぐらいいる売り子軍団が
観光客団体が来るとぶわ~っと襲い掛かってくる。
アジア慣れしてない方はかなり疲れていたよう。
昨日の万里の長城でもそうだったが、
止まって解説しようが一番枠の奥にいようが
自分に話しかけてくる売り子はいないのが面白かった。
(防御策を使用している)
駐車場から博物館入り口までは徒歩で10分ちょい。
博物館内は4つの館に分かれている。
それぞれに見所があるが、
日本人の思う兵馬俑はそのうち1号館にあたる。
体育館のような建物に入ると多数の兵馬俑が待っていた。
が、その中にみっしり詰まってると思いきや、
実際にある兵馬俑は体育館のうち1/3程度で、
後は空洞だったり(貸し出し中?)、
壊れてたり、それを修復する場所だったり、
ただの山だったりで、ちょっと肩透かし感。
まぁそうはいってもやはりすごいもんはすごい。
奇麗に並ぶ兵馬俑しか知らなかった日本人にとって、
倒れて粉々になったような兵馬俑が
ごろごろ転がってるような景色はここに来ないと
なかなか知りえないことじゃないかな。
それにしても寒い。
室内とはいえ、まったく気温差がない
=暖房が入ってない。
昨日一昨日の観光でバス内がかなり暑くなった事もあり、
そんな重装備はしてなかったのが裏目に。
そして防寒具の入ったスーツケースはホテルに送られている。
気温はおそらく0度ぐらいの中、
どんどん手足が冷え、そのうちだるくなり寒気がし出す。
兵馬俑から帰るころには完全に
風邪の初期症状を認識するに至る。
【12:20~】
バスに戻るとバスも暖房なし(行きもそうだった)。
皆ダウンジャケットをはおった
ぶくぶくした状態で車内を過ごすという異様な光景。
エアコンが存在しないのか、
それともエアコンを付ける習慣がないのか。
【12:35~】
クソ寒い車内から昼食のレストランへ。
するとそこも外と全く変わらない気温で寒い!
こんな状況で「ビール飲む方~!?」だと?
喧嘩売ってんのか!
「今エアコン付けます」と付けたエアコンは
店員が暖を取ってて、暖かい風が客のほうまで来ないし。
喧嘩売ってんのか!
この日の料理は「田舎料理」。
高いおもてなし料理ではなく一般庶民が食っている料理。
やや質素で食べやすいはずが、寒すぎて食欲がない。
(ちなみに大学イモが人気だった)
無料だったライチ酒を徹底的に飲みまくって体暖めて終了。
併設の土産屋で時間を奪われた後、
今度は西安の中心地に向かう。
【15:00~】
汚く何もない街が、それなりに汚いが、
ちゃんとしたビルが現れ、街になっていった頃、中心地に到着。
土産屋に立ち寄る。ここは若干外より暖かい。
もはや寒気がひどくバスで死んでようかと思ったが、
出てきて正解だった。
ただ歩く気力はないのでひたすら土産屋内のイスに座り
40分過ぎるのを待つ。暖かいだけマシ。
【16:00~】
続いて玄奘法師が経典の翻訳作業をしたという大雁塔にいく。
玄奘とは言わずと知れた西遊記のモデルとなった人物で、
実際はひとり旅だったそうだ。
へぇ~。
もはやここでは寒気もピークでふらふら。
そんな中、希望者は塔に登れるということなので
くらくらしながら登る。
上に登ると西安の町並みが一望できる。
天気がよければもっと遠くまで見れるんだろうが、今日は霧。
最低限近いとこまでしか見えない。
とはいえ、日本の平城京、
平安京のモデルとなった碁盤の目のような町並みがよくわかる。上から見る分には美しい。
降りた後はもう座りたいので集合場所へ。
そこ自体が土産屋ってのもさすが安ツアー。
いろんなもん売りつけられてます。
コース日程に載ってないけど
うまくぶち込まれてるってのがやってくれるぜ。
6日間3都市69800円じゃ文句は言えないが。
食事までちと時間があるので一旦ホテルへ。
普段ならここでホテル周辺に繰り出すところ。
またホテルの周りも結構都会で店が多数。
デパートなんかもあって後ろ髪引かれる思いがありつつ、
風邪を引いてるのでおとなしく半身浴。
冷えに冷えた体もようやく温まる。
【18:30~】
で、スーツケースの中から持ってきた衣類を総動員、
7枚着込んで食事へ。
バスでレストラン行くだけなので
普通こんな着込む必要もないのだが、
中国は暖房ないからな・・・。
それにしても距離としては
そんなに離れてないところなのだが大渋滞!
都会の整然とした渋滞というのとはまた違う、
割り込み信号無視突っ込み当たり前の殺伐とした渋滞。
見てて疲れる。
よくこんな運転しててコイツら事故らないよなぁ・・・。
【19:30~】
1時間ぐらいかかってようやく本日のレストランへ到着。
きれいな5つ星レストランで
西安に来て初めてまともに暖房が効いていた。
すでにどっぷり風邪引いてる今となってはもう遅いんだが。
それでも飯が美味い環境にはちがいない。
日本人にしてみれば当たり前だが。
ここでは15種類の餃子がこれでもかとばかりに
食卓につぎ込まれていく。
最初は頑張って食うもののそんな何個も食えるわけもなく、
食いきれない餃子が一皿にまとめられていき、
何がどの餃子なのかさっぱりわからない状態に。
まぁ考えてみれば39度ぐらいの熱がある状態では
味なんかよくわかる訳もない。
くるみ餃子とか変り種も結構あったのだが。
【20:00~】
餃子を食い終わってバスに向かう途中では
貧民層の子供が待ち構えていた。
今までの売り子がかわいく見えるぐらいの問答無用の押し売り。
花を5元(50円)で買えってことなんだけど、
無理矢理ポケットに突っ込んでくるわ、
買わなきゃ蹴り入れてくるわ。
かくいうおいらも観光地が近くにあって
写真を撮ったら来るだろうなと
覚悟を決めてシャッターを押したら
案の定二人が襲い掛かってきた。
両側から体当たりという、
予測不能の行動にさすがに激怒する。
(スリ目当て?)
ほかの方々も子供に
「ファッキューファッキュー!」言われたり散々だったらしい。すれた子供は見るに耐えられんな・・・。
相変わらず寒いバス車内がまた西安、
もとい中国郊外の貧しさを象徴しているかのようだった。
-
玄宗皇帝と楊貴妃が暮らした華清池。
温泉沸いてます。 -
車窓にはいかにもしょうもなさそうな
世界のテーマパークが。
観光地に掲載されてないことが全てを物語ってるが、
いきなり現れるピラミッドはインパクト大。 -
清の始皇帝陵。バスは問答無用で通り過ぎるので
よくわからん写真だが、奥に見える山みたいなのがそう。 -
これが兵馬傭、メインの一号館。
もっとすごいかと思ったらあるのは全体の1/3ぐらいでちと残念。 -
2号館。1号館みたいのばかりでなく、
発掘されたままの状態を伝えるものもある。 -
3号館。秘宝ムード満点。
-
大雁塔。玄奘が経典の翻訳事業を行なった寺院。
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大雁塔の最上部から見る西安市の町並み。
町並みもへったくれも霧でよく見えない。
それでも碁盤の目のように綺麗に
配備された街だということはわかる。 -
餃子尽くし食事中。
15種類の餃子が出るのだが、
後半は食えないままに積まれていく。 -
夕食の場所のすぐ近くだった「鐘楼」。
ただこの辺は貧民の物売りの少女が多く、
写真撮った後は2人から体当たりされる。
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