2004/10/07 - 2004/10/19
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wakabunさん
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未踏の地Germanyへ一人旅。南ドイツを中心に、フランクフルト、ライン川、ケルン、ロマンチック街道、ミュンヘン、ザルツブルグ(オーストリア)などを訪れました。
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10.10.2005
中華航空台北行きは時間通り、午後7時50分に出発。機内は日本人と台湾人ばかりで、ドイツにいく感じはしない。通リ側の席をとっていたのだけど、二人組みの日本人女子が、離れ離れの席なので、私と席を交換してくれないかという。真中の席なので、いやだなとは思ったけど、かわいそうなので替わってあげることにした。どうせ短いフライトだし。台北までの飛行時間は3時間と10分。それでもちゃんとした食事がでた。チキンライスかシーフードパスタ。私は前者にした。中華風の味付けでまあまあだった。食後のお茶に温かいウーロン茶があって、中華航空ならではでいいなと思った。こんな短いフライトなのに、映画も上映。ジャッキー・チェンのAround the world in 80 daysだった。かなりくだらないんだけど、キャシー・ベイツやリチャード・ブランソン(ヴァージンの社長)がチラッと出ていて、おかしかった。
台北には午後10時20分頃到着。乗り継ぎの人はほとんどいないようだ。この空港、多分私が昔きたときと同じ空港なんだけど、ほかの国の空港に比べてずいぶん古びた感じ。中国語も別にもう新鮮じゃあないし、なんだか心踊らない空港だな。モスクワの暗い空港は、それなりにいけてなくて別の意味で楽しめたんだけど。ゲートにつくと、ドイツ人らしき人達も結構いて、ドイツ語も聞こえてきて、ドイツに行くんだな、という気がわいてきた。
フランクフルト行きの飛行機は満席。窓側をゲットしたけど、隣も埋まってるし、窮屈な感じ。このフライトも時間通り午後11時10分に出発。ものすごく短い乗り継ぎだった。荷物預けないでよかった。そしてまた夕食がサーブされる。立て続けに夕食を食べて気持ちが悪くなってしまった。メニューはチキンとスパゲティーのクリームソース。あまり味がしなかった。この飛行機にはパーソナルモニタがついていたので、映画を見ることにする。ロバート・レッドフォードのThe Clearingというスリラー。なかなかおもしろかったし、考えさせられる映画だったけど、ウィリアム・デフォーが悪役で出ていたので、結末は大体読めてしまった。そしておもーい結末。後味があまり良くないかも?
映画が終わると睡魔に襲われ、ぐっすりと熟睡すること約6時間。よく寝た。このフライトは13時間の長時間フライト。でも日本の夜にあたるんで、ぐっすり眠ることが出来てよかった。チャイナエアライン、悪くないかも?朝食を食べつつ、隣の人とおしゃべり。フライトアテンダントと中国語ではなしていたので台湾人かと思ったら、日本在住の中国人、しかも韓国語もはなす吉林省出身だった。日本語も4年目とは思えないくらいパーフェクトでびっくり。悪いけどQPよりも全然上手。これで中国語も韓国語もネイティブ並とは。まだ大学生なんだけど、会社でバイトをしていて、中国関係の仕事をしているらしい。将来有望だわ。
*写真はフランクフルトの町並み -
10.11.2005
フランクフルトには朝の6時半頃到着。まだ真っ暗で寒そうだった。空港の駅でレイルパスをヴァリデートしてもらい、Sバーンでフランクフルト中央駅へ。電車で15分くらいと近い。市内に向かうにつれて、高層ビル群が見えてきて、フランクフルトの第一印象は、大都会。中央駅も巨大で、ちょうど通勤ラッシュなのか、すごい人。ややlostな状態になりつつも、ATMでユーロをゲットし、バス停を探し当てる。はじめて外に出たけど、寒い!!何度くらいなんだろうか?一桁だろうな。バス46番でYHまで行く。15分くらいだろうか?1.55ユーロだった。微妙に高い。YHはかなり巨大で近代的。チェックインは午後からといわれてしまったので(ケチ)、荷物だけ預けて街へ出ることにする。飛行機でちゃんと寝たおかげか、長旅のつかれも幸いでていない。しかも日本時間ではもう昼過ぎなので、目も冴えている。朝着のフライト、いいかもしれない。ヨーロッパに行くといつも、日本時間の真夜中過ぎに到着するので、グロッギー状態で街まで移動しなくちゃいけないし、どうせ着いた日はもう寝るだけだから。
午前8時、早くも街へ繰り出す。日も昇り、空は気持ちよく晴れている。橋をわたって、街の中心まですぐ。大聖堂、レーマー広場等を見たらもうほとんど終わり。しかも見所の旧市庁舎は改装中で、幕で覆われてるし。ちょっとがっかりだったけど、このあたりはお店も連なり、H&Mやシティバンクを発見してにやりとする。これで生きていける(笑)。あとは気の向くままにエッシェンハイマー塔を見たり、アルテ・オペラを見たり、証券取引所を見たり。最後に駅前の目抜き通り、カイザー通りを通って駅に。1時間半あるきまわって、フランクフルト市内観光、終了。早すぎ。
駅でプレッツェルとカフェオレ(計2ユーロ。安いのか高いのか微妙)を買い、9時53分の電車に乗り込む。これからライン川のリューデスハイムに行くのだ。すべて予定通りにうまく進んでいるので怖い。プレッツェル、スナックじゃないでっかいパンみたいなやつは初めてだったんだけど、ものすごく美味しくて感動。スナックのと同じ味なんだけど、生地がもちもちでうまい!これで60セントはやっぱり安いかも。ライン川を眼下に、ぶどう畑をとおりすぎて、午後11時過ぎにリューデスハイムに到着。船は11時15分発なので、発着場まで走る。ほかにも走る日本人観光客がちらほら。せっかく走ったけど、船は出発が遅れていたので、全然余裕だった。無駄に体力を消耗してしまった。一緒に走った子連れの日本人女性に話しかけてみると、なんとデンマーク在住の人だった。こんなところで北欧関係の人と出会うとは!デンマーク人のだんなさんは仕事でこれなかったということで、うちも留守番しているだんながノルウェー人だというとびっくりしていた。
ライン川下りの船はサンクトゴアハウゼンに向けて出発。看板に出てみたのだけど、結構寒い。崖の上に古城やぶどう畑が見えて、ドイツらしいいい景色。この船は日本人団体観光客も多い。その中に一人旅の日本女性が一人いて、一緒に話しだした。看護士をやめて、1ヶ月間ヨーロッパを周っているらしく、ドイツへは昨日きたばかりらしい。滞在先が私と同じフランクフルトのYHということ、これからの日程が似ていることから一緒に行動することに。これまでの旅ことをいろいろと話していると、あっという間に今日のハイライトであるローレライ!世界3大がっかりの一つらしい噂を聞いていたので、期待はしていなかったのだけど、確かにがっかりだった。っていうかただの岩じゃん!!!伝説を聞くとふーんなるほど、と思うけど、聞かないと気にもとめないようなところだった。
サンクトゴアで下船し、デンマーク在住親子に別れをつげ、私は元看護士のこと一緒にケルンまで行ってみることにする。結構遠いのだけど、まだお昼過ぎだし、二人ともレイルパスだし、ケルンからのほうがフランクフルトまで特急が出ていて便利だったりするので。コブレンツで乗り換えをし、約1時間半でケルンに到着。この街の見所は駅前にそびえる大聖堂。かなり、でかい。あまりのスケールに思わず歓声をあげてしまう。こりゃきてよかったわー。ゴシック建築のこの大聖堂は、こった作りになていて、貫禄がある。塔も2ユーロはらってのぼってみると、かなり高い。街中が見渡せてとても良かった。大聖堂のあと、街を少し散策し、買い物をしていると、乗ろうと思っていた5時の電車に乗り遅れてしまった。5時45分の次の電車まで待つ事にするが、その電車はなんと15分の遅れ。寒いので駅構内に戻っていると、タッチの差で乗り過ごしてしまった。なんということ!!次の電車は6時40分。フランクフルトに戻るのは遅くなりそうなので、ケルンの駅でなにか食べることにする。地下にチキン丸焼きのファストフード店があり、美味しそうなので、そのハーフチキンとフライドポテト、Nordseeというスイスにもあったシーフードファストフードの酢漬けにしんサンドを二人でシェアすることにした。このチキンの店が激やすで、しかも美味しく、感動。だって、ハーフチキンが200円くらいなんだよ。安すぎます。急いで食べて、ホームにあがると、な、なんと、またもや電車が去っていくところだった!なにやってるのうちら?!3本も立て続けに乗り過ごしてしまい、もう笑うしかなかった。が、その数分後にくる電車が、ICEで、なんとケルンとフランクフルトをたったの55分で結んでいる超特急だということに気づく。これのが全然早く着くじゃん。しかもICEは超近代的で快適。普通は特別料金がかかるけど、パスを持っているとプラス料金なしで乗れる。なんてラッキー。
フランクフルト空港駅に8時ちょっと前に到着し、市内へ行く電車を待っていたら、中国人に中国語ではなしかけられた。日本人ですー、というと、彼は日本語で話しかけてきた。すごいなあ。コインでかけられる電話を知りませんかということだったのだけど、わからないので結局彼はドイツ人に英語で聞いていた。英語も出来るのね。同じ電車だったので、車内で話していると、彼は私がいたイギリスの街の近くで留学していたことがわかり、親近感!上海出身らしいけど、エリートなんだろうなあ。
フランクフルト中央駅に9時過ぎに到着。そこからYHまで30分ほど歩いて戻る。チェックインしてみると、私の部屋にはノルウェー人が一人、スペイン人が2人いた。これって私にとって練習するいい機会?と思い、片言のノルウェー語&スペイン語で挨拶をする。でも残念ながら、私は元看護士と飲みに行く約束をしていたので、またねと言って、部屋を出る。YHはザクセンハウゼンという地区にあって、すぐ裏にはりんご酒を振舞う酒屋が連立しているのだ。本当に連立という感じなのでおかしい。どこに入ろうか迷っていると、韓国人おじさん団体に韓国語ではなしかけられた。またまた日本人ですー、というと、彼らも日本語で話しかけてきた。みなさん素晴らしすぎ。流れで彼らとりんご酒を飲むことになり、とっても不思議な飲みになってしまった。彼らも日本語と英語がかなり片言なので、私が英語、日本語に知っている限りの韓国語を混ぜてコミュニケーションをとる。おかしかったのが、彼らがりんご酒を、マッコリみたい、といっていたこと。ンー、まあ似ていなくもないけれど・・・・これはやっぱりりんごだよなあ。アルコールが入ると、多少言語に問題があっても、コミュニケーションが取れちゃうから面白い。こんなかんじでドイツ一日目の夜はふけていきました・・・ってまだ到着してから24時間もたっていないのに、こんなに充実していていいんだろうか?!ものすごく濃い一日だったな。ここまでがんばれた自分体力と気力もすごい。
*写真はライン川クルーズで見たお城とブドウ畑 -
10.12.2005
昨日11時過ぎに部屋に戻ると、もうみんな寝ていた。早い!ささっと1日以上ぶりのシャワーを浴びて、私も寝ることにする。このYHの枕と布団はふかふかで、快適、と思いきや、夜中過ぎに廊下でうるさいドイツ人連中が騒いでいて、寝れなくなる。誰か注意しろよー、と思いながらも誰も注意しないので、私が短パンにキャミ1枚、化粧なしの恐ろしい格好で、静かにして!と英語で注意をする。一瞬静かになったけど、すぐにまた騒ぎだしたので、静かにしないならマネージャーに言いつけるからとはき捨てて、下に下りていき、スタッフに苦情を言う。そうしたら注意しにきてくれるとのことで、自分の階に戻ると、静まり返っていた。マナーはないようだけど、英語くらいはわかったようね。やーっと寝れると思ったら、6時前には緊張と時差ボケで目が覚めてしまい、起きることにする。どっちにしろ7時には朝食を食べて、7時半にはチェックアウトしなくちゃいけなかったのでちょうどいい。朝食はパン、ハム、チーズ、シリアル、コーヒーのバイキング形式。ハムとパンがすごく美味しくて、おなか一杯食べた上に、お土産ももらってしまった。サンドウィッチにしてランチにするのだ。
7時半に元看護師と一緒に荷物を抱え、駅へ向かう。今日は一緒にロマンチック街道を周る予定。昨日であったデンマーク在住親子も同じバスでロマンチック街道へ。バスはいちおう予約しておいたものの、とても空いていて、半数はアジア人(おもに日本人)だった。8時フランクフルト発のバスは、1時間半でヴュルツブルグへ。とてもきれいそうなところだったけど、観光する時間はなく、残念。そしてバスは、小さな街を所々小休憩をいれながら通り、街道の目玉、ローテンブルグにお昼過ぎに到着。元看護師と親子は、ここの民宿(一人22ユーロなり) に泊まるということで、このあとディンケルスビュールに宿泊予定の私とお別れをする。ローテンブルグに泊まりたかったけど、バスもYHもディンケルスビュールで予約してあった私は迷ったけどプラン通りに行くことにするのだけど、このあとこれが大きな間違いだったことに気づくのだった・・・
ローテンブルグは中世の町並みで、観光客も多く、お土産やさんも多く、とてもにぎわっていた。こじんまりとしたがスーパーもちらほらあって、お土産もわりと安く、購買意欲がかきたてられる。絶対買おうと思っていたフランケンワインと、シュノーバルというスノーボールの形のお菓子とポストカードなんかを買った。途中おいしそうな肉やさんでソーセージなどの軽食をやっているところを発見。ドイツにきてはじめてのブラートヴルストを注文。ザワークラウトがたっぷりついて、3.6ユーロ。ちょっと高いかな?でも焼きたてのソーセージは文句なしにうまかった!そのあと教会、市庁舎広場を含め、街の見所をざっとみて、後ろ髪ひかれつつも、街をあとにし、バス停へ。
バスに乗って1時間ほどでディンケルスビュールに到着した。ここで下りたのは、私一人・・・下りたとたん、不安を感じる。YHはバス停からすぐで、ネットで見た通りの歴史を感じる建物で感激するが、中へ入ってすごく後悔する。なぜかそこにはがきんちょ集団が走り回ってて、肝心の受付は5時まで不在。どうしよう・・・その辺にとりあえず荷物を置いて、観光へ行くことにする。が、街はものすごく小さく、人気はないし、寒いわで、どどーんとおちこむ。確かにローテンブルグよりも、ここのほうが滞在費が9ユーロくらい安いけど、ローテンブルグならもっと見るところもあったし、友達もいたのに・・・なんでこんな街へきてしまったんだろう。しかもこの街には電車はとおっておらず、隣街への路線バスも数時間に一本というありさま。はあ・・・さらに落ち込む。1時間ほど街を歩き周って途方にくれたところでインターネットカフェを発見。QPにメールをすると、さらに寂しくなってしまった。5時にチェックインをし、洗濯をしたり、日記を書いたりして時間をつぶす。あまりおなかは空いていないけど他にすることもないので、夕食をとりにレストランへ。またしてもブラートヴルストとザワークラウトを食べる。ここはソーセージが2本で、パンもついてきて4.9ユーロと良心的だった。フランケンワインも大きなグラスとなみなみとつがれて3.3ユーロ。安い!9時ごろまでゆっくりと夕食楽しみ、YHに戻ってすぐに床についた。
*写真はローテンブルグの町並み -
10.13.2005
昨夜は部屋を一人で占領だったし、10時間近く寝たので、だいぶ体も心もリフレッシュ。今夜はりりこさんにも会えるし、この街からも出られるし、そう思うと気持ちも晴れてきた。朝食は昨日とほぼ同じ、パンにハム、チーズ、ジャム、コーヒー。コーヒーはポットに一本もらえたので、がぶがぶと何杯も飲んでしまった。9時にチェックアウトし、街を取り囲む城壁の周りを歩いてみることにする。曇りで、霧がかっていて、寒かったけど、歩けばそんなに寒くないんで、がんばって歩く。外から見る町並みはとても美しく、やっぱりきてよかった、と思う。再び昨日のネットカフェで少し時間をつぶし、YHで荷物をひきとり、駅に向かって歩く。この街には列車は通っていないのだけど、たまにイベント電車が隣街との間を走るらしく、一応駅(Bahnhof)があるのだ。ローカルバスもそこから発着する。11時のバスで、次の目的地のネルトリンゲンへ。4.3ユーロと、思ったよりも安くてよかった。大きなバスから小さなバスに乗りかえること約1時間、ようやくネルトリンゲンの鉄道駅に到着。この街は電車がとおっているので、いざとなれば電車でどこかに行くことも出来る。そう思うとさらに気分が晴れてきた。
駅のロッカーに荷物を預け(1ユーロと安い!)、街へ。郵便局があったので切手を買おうと思い、あて先だけ書いたはがきを見せて、切手をください、というと、切手をはって、スタンプまで押されてしまった。どうやらもう投函するつもりだと思われたらしい。しょうがないので、その場で本文を書かせてもらって投函。時間があってよかった。駅から街の中心までは歩いて10分ほど。この街も城壁に囲まれた丸い作りになっている。このあたりは1500万年前におちた隕石によって出来た盆地なんである。なんかロマンをかんじない?私はこの話しを聞いて、絶対この街に着たいと思ったのだ。ユーロッパバスでくると、停車時間がたった15分しかないので、昨日ディンケルスビュールに泊まってでも、この街に自分できてよかった、と思う。ちょうどお昼の時間だったので、ケバブやさんでドイツ初ケバブを食べる。3ユーロでものすごいボリュームだった。野菜も結構たっぷりとはいっている。でも味は・・・美味しいけどノルウェーのケバブには負けるかな。また機会があれば他のところでケバブを食べてみよう。
食事のあと教会の塔、ダニエル塔にのぼってみる。けっこう階段をのぼったと思うけど、ケルンでのぼっ塔よりは低いんだよね。それでも、あまり高い建物のないこの街ではかなりの高さで、街だけでなく、盆地一帯も見渡せるすばらしい眺めだった。城壁で囲まれた街は、確かに丸くなっていて、建物の色はレンガ色に統一されていてとても美しい。やっぱりきてよかった!塔を下りて、城壁の上を一部歩いてみると、静かな住宅街で、昔から建築物を大切に使って生活している様子が伺え、興味深かった。再び教会に戻り、教会内部を見学し、クレーター博物館へ。この博物館、とっても面白そうだったのだけど、ドイツ語の表示しかなくて、残念だった。一通り観光を終え、荷物を駅にとりにいき、バスの時間までカフェで時間をつぶすことに。ケーキが美味しそうだったので、大きなケーキとカフェオレを注文。店内は混雑していて、なぜかドイツ人男性と相席することに。なんでわざわざ外国人の私と?!ナンパか?と思うとそうでもないらしい。彼自身旅行者で、ポツダムからGFにあいにきているらしい。しかし彼の英語はあまり上手でなく、コミュニケーションが困難。なのに話題はガンの治療について。うーん、なんなんだろう。さっさとケーキを食べて、バスの時間だからとお暇する。はがきでも書いてまったりしようともていたのにとんだ邪魔が入ったわ。
バス停の場所を観光案内所で確認し、バスを待つが、一向に来ない。15分くらい予定時間をすぎて、ようやくきたと思ったら、私の目の前を通りすぎていった。いやな予感がして、観光案内所にかけこみ事情をつげると、バス会社に連絡してくれた。そして連絡が取れ、バスは私のために戻る手もあるけどさあ。10分ほどしてバスが戻ってきて、運転手さんには10分前にここにきたのに、と文句をいわれるが、私はここで待ってたし、あんたが泊まるはずなのに通りすぎたんでしょ!と文句をいい返す。ほんとなんなんだろうか。きっとバスは予定より遅れていたので、この街の観光時間をカットして先に急いだのだろう。でもそんな説明は一切他の乗客にもされなかった。なぜわかったかというと、このバスには昨日まで一緒だった親子と元看護師が乗っていたのだ。再会を喜びあい、無事にバスに乗れたことを喜びあう。彼らは今日このバスで終点のフュッセンまでいくのだけど、私は今夜はミュンヘンにいく。でも明日ノイシュヴァンシュタイン城観光するのは一緒なので、また会うかも?
アウグスブルグで私はバスを乗り換え、ミュンヘンには午後7時半頃到着した。久々の大都会で戸惑う私。なんとか地下鉄のチケットを買い、地下鉄にのって、りりこさんのうちに。住宅街にあるのだけど、りりこさん直筆の地図のおかげで無事たどり着くことが出来た。りりこさんと久々の再会。久しぶりー!って実は今まで日本で一度会っただけなんだけどね。でも去年スイスにきた時に行きそびれていたし、ネットで長いこと知っているので、そんな感じはしない。だんな様もあるもんさんも一緒にお出迎え。彼はかなり上手なイギリス英語を話すビジネスマンだった。かっこいい。りりこさんはもうちゃんとドイツ語で会話してるようだったし、彼らの新居はとーっても広くてきれいでセンスが良くて、こんないいところに泊めてもらえるなんてラッキー。しかも、今日までお湯が出ないというトラブルがあったらしいのだけど、私がきたと同時に出るようになって、夜はあつーい快適なシャワーを浴びさせてもらった。ついたのが8時過ぎと遅かったのだけど、二人とも夕食を私が来るまで待っていてくれたようで、一緒にりりこさんの手料理をいただいた。しかも私の大好きなゼクト(スパークリングワイン)まで用意していただいて感激。今まで全然食べていなかった野菜や、おいしいパンに地方名物のハムなどをおなか一杯いただいて大満足。ごちそうさまでした。
*写真はネルトリンゲンの町並み -
10.14.2005
昨夜は広くて快適なベットでぐっすり。やっぱり時差ボケで明け方に目が覚めてしまったけど、だいぶ眠れるようになったな。そして完全になれた頃帰国するんだよなあ。朝食にシリアルのカスピ海ヨーグルト(懐かしい!)がけを食べる。あるもんさんのいれてくれたカフェオレもたっぷりと。スーツ姿でびしっと決めた男が朝食を用意している姿ってセクシーだわ。うちは朝食はばらばら、QPは親父シャツにパンツ一丁でトーストやいてるし、私は私で納豆ご飯だしなー。セクシーとはかけ離れすぎている。8時過ぎにみんな一緒に家を出て、あるもんさんは仕事へ、りりこさんは学校へいく途中に私を駅まで送っていってくれた。今日はノイシュヴァンシュタイン城に観光にいくのだ。
9時ちょっと前にミュンヘンを出た電車は、11時ごろフュッセンに到着。駅前にレンタルバイクがあったので、半日借りることにした(6ユーロ)。そこから数キロはなれた城観光拠点までの道のりは、よく整備されていて、森の中をサイクリングするのはとっても気持ちがよい。朝霧がかっていた天気もすっかり晴れ、空気は冷たいけどそんなに寒くはなくていい気持ち。チケットオフィスでチケットを買うと(9ユーロ。高い、けどそんなもんかな。)、ツアーは12時50分スタートだという。まだ1時間以上ある。チャリで城まで行こうと思っていたけど、山道でいけないことがわかり、歩くことに。バスや馬車もあるんだけどね。運動、運動。わりと急な山道を30分ほどのぼると、目の前に城が!!!ついにやってきたぞ!ツアー開始まで時間があったので、階段の上に座り、ポストカードを書いていると、私の名前を呼ぶ声が。え?と顔をあげると、例の親子&元看護士がいた。またここで出会うとは!ちょっと期待してたけど、びっくり。しかもツアーの時間もまったく一緒だった。ツアーは約30分間、オーディオガイドを持って城内を見学する。城内もきれいだったけど、城とか宮殿ってちょっと食傷気味の私。私は城内よりも、城から見下ろせる街の景色に感動した。湖があって、街が見えて、滝と橋が見えて・・・・ため息が出るほどうつくしい!城見学のあと、元看護士とお別れをして、マリエン橋へいってみる。この橋からは、城の全景が湖をバックにきれいに見える、写真スポットなのだ。しかも小さなゆれる橋で、スリリング。そこから見るお城はポストカードの写真のように、いやそれ以上に美しかった。
橋のあと、親子ともお別れをして、私は湖の周り、牧場やらをサイクリング。そこはもう大自然で、牛はいるし、とってものどか。街のはずれに聖コロマン教会がぽつりとあり、とっても絵になる。のどが乾いたので、近くのスーパーに入ると、水よりもさらに安いワインクーラーのようなものがあった。500ml、アルコール分5%弱でたったの60セントほど。なんでこんなに安いの?それを飲みながらまた自転車を飲酒運転。楽しかった。フュッセンの街へ戻り、お肉屋さんのインビスで、また焼きソーセージとザワークラウトを食す。ソーセージ、美味しくてはまる!そのあとフュッセンの町を散歩したのだけど、このあたりの川や湖の色はスイスやカナダで見た氷河の水の色のように、きれいなエメラルドグリーンをしている。
5時過ぎの電車でフュッセンからミュンヘンに戻る。りりこさんのうちについたのは7時半過ぎで、今日はりりこさんも一日出かけていたので、ピザターグ(ピザの日)らしい。ドイツもノルウェーのように冷凍ピザが美味しくて、よく食卓にのぼるそうだ。りりこさんはそれだけじゃなくて、ちゃんとサラダやスープも作ってくれたけど。あるもんさんも帰宅し、二人のお気に入りの赤ワインを開けて、ご飯。おいしかったー。あるもんさんはなかなか面白い人で、あるもんさんがボケ、りりこさんがつっこみ役といった感じ。実はあるもんさんのほうがかなり年上なのだけど、見ていると逆みたいでおもしろい。仲が良くて(私が来るまではお湯が出なくて大喧嘩だったらしいけど)見ていて幸せなカップルだわ。
*写真は聖コロマン教会。こんなのどかな田舎をサイクリングしました。 -
10.15.2005
今朝はちょっとゆっくり起きて、ミュンヘンで買い物の日。りりこさんが街中までトラムで案内してくれ、ミュンヘン一の繁華街、マリエン広場までいく。近くにあるヴィクトリアマーケットにはさまざまな食材、ソーセージやさんなどがあり、そこでミュンヘン名物のヴァイスヴルスト(白ソーセージ)を食べた。食べ方にコツがあって、りりこさんはうまく皮をむいていく。それに甘いマスタードをつけて食べる。一口目はなんともいえない味だった。美味しいとかまずいというより、今までに食べたことのない味。次にソーセージだけ、マスタードだけで食べてみたら、それぞれの味がよくわかり、どちらもとてもおいしかった。別々のほうがいいじゃんと思ったけど、食べていくうちにこの組み合わせにもなれてきて、美味しく食べられるようになった。ソーセージは、やわらかくて、パセリやレモンなどが入っていて、思ったよりさっぱりしてる感じ。プレッツェルもついてきて、私はビール嫌いだけど、思わずビール下さいといいたくなるような味だった。
りりこさんはこの日あるもんママのところへプラム狩りにいったので、私は一人買い物へ。新市庁舎の前を通ると、ちょうど11時だったので、有名な仕掛け時計を見ることが出来た。仕掛け自体はたいしたことないけど、ずいぶんと長い間動いていたし、観光客の数も多かった。そして買い物開始!手始めにH&Mへ。ドイツのH&Mも充実していて、ものすごく安い。狂ったように気に入った服をかき集め、試着しまくり、ようやく数着に絞ってお会計へ。でもトータルで1万円もしなかった。しかも免税手続きの紙ももらえたし、たった数ユーロだけど、税金が帰ってくる。嬉しい。安いものなんて、数百円だよ。それもスカートが。H&M一軒だけで1時間以上費やしてしまった。そのあとでデパートのおもちゃ売り場で、友達に頼まれたプレイモビルをいくつか買う。これってドイツが本場なんだよね。なのにプレイモビルよりも、デンマークのレゴのほうが幅をきかせてるし。
買い物第一弾をすませたあと、先ほどのマーケットに戻り、りりこさんお勧めのインビスで、ちっちゃい焼きソーセージ3つをパンにはさんだものを食べる。今日は天気もよく、外でソーセージを食べる人、ビールを飲む人でにぎわっていた。なんだかのどかー。食後はちょっと観光を。近くのペーター教会を見たあと、フラウエン教会にいってみた。この教会の塔からはミュンヘン市内が一望できるらしいのだ。中に入り、どこからのぼれるかきいてみると、なんと、エレベーターが故障中で、今日は閉まってるらしい。なんですってー!ペーター教会の塔ものぼれるよ、とおじさんが教えてくれたので、そっちにのぼってみることにした。でもそちらは階段。すごく体力を消耗してしまった。が、やっぱりのぼってよかった!とってもいい眺めだし、目の前の市庁舎の建物もきれいにカメラにおさまる。塔を下りて、あさって見学予定のレジデンツまで歩き、ホーフブロイハウスという観光客が必ずいくというビアホールにいってみた。1リットルのグラスを持った観光客が昼間から飲んだくれていていて、すごい活気。雰囲気抜群だった。でも私はビールは飲めないので、見学だけして(ついでにトイレも借りて)帰ってきた。
そして買い物第2段。H&Mは他にも数店あって、店によって品揃えと客層が違う。若者がテーゲットだったり、働く女性がターゲットだったり。ノルウェーのH&Mは階によってターゲットが違うだけなので、ドイツのほうが面白い。違う店のほうでも数点購入。満足満足。他のお店も見てみたり、ぶらぶらと目抜き通りを歩いていると、あっという間に6時になってしまった。トラムに乗って、りりこさんと待ち合わせして、スーパーで買い物をする。ここでも私は大量に買いだめ。いつもの粉末ソース類からお菓子、ソーセージ、ビールなど。HARIBOグミは、なんとひと袋1ユーロもしなくて、感動!!日本だと300円もするのにね。種類も多いし、グミは8個くらい買った。もっとかいたかったけど、重いからな、しょうがない。
夜は3人で近所のレストランへいった。典型的ドイツのレストランらしいけど、観光客は来ないようなところ。若者も多くて、ちょっとおしゃれな感じ。一度くらいはビールを試さなきゃってことで、この辺特産の白ビールを。500mlのグラスで出てきてびびった。でかい!確かにこのビールはのみやすくてマイルドな感じ。でもやっぱりビールの苦味があって、だめなんだよなあ・・・少し飲んでギブアップ、オーストリアの白ワインにスウィッチした。ここで食べたのは、私がローストポークの黒ビールソース、ポテトとパンの団子添え(チェコのクネドリーキに似ている)。さらにキャベツのすっぱいサラダがついてくる。りりこさん夫妻はシュニッツェルとフライドポテトでこちらもやはり、サラダがついてくる。ものすごいボリューム、なのに1000円くらいなんである。ドイツ安いね。万歳!ポークも柔らかで美味しかったし、ソースも最高。特に、脂の表面がカリカリに焼かれているのが美味しかった。ちょっとノルウェーのクリスマス料理のリッベに似ている。
今夜のあるもんさんはいつもに輪をかけて陽気で、おかしかった。日本語はあまりしゃべれないようで、知ってる単語を組み合わせておやじギャク連発。りりこさんいわく、いつもはこうじゃないそうだ。うーん、ちょっとQPぽいかも?QPはあまり私以外の人の前でギャグは連発しないけど。
*写真はペーター教会の塔の上から見たミュンヘン新市庁舎 -
10.16.2005
今日は私は日帰りザルツブルグに行く日。朝9時ちょっと前に家を出て、中央駅から電車に乗りこむ。電車はECで、ウィーンを経由してブダペストに行くものだった。ウィーンにブダペスト!今年の2月に行ったばかりじゃない。ヨーロッパって小さいなあ。このまま電車に乗ってブダペストまで行っちゃいたい気分。楽しかったなあハンガリー、と懐かしくなってしまった。ザルツブルグまではなんとノンストップで1時間半。近い。国境はいつ超えたかもわからなくて、パスポートチェックもないし、オーストリアにきた気持ちがしない。言葉もドイツ語のままだし。国境陸ごえ、何度やっても日本人には不思議な感覚である。
ザルツブルグにつくと、雨。しかもかなりの本ぶり。ガイドブックもないし、途方に暮れる。幸い駅にInfoがあったので、そこで地図をもらって、歩き始める。りりこさんがかさを持たせてくれて助かったわ。それでも靴に水は入ってきて足から冷えるわ、最初にたどりついたミラベル宮殿の庭園も雨で人はまばらだしで、気分ががくーんと沈む。おなかも空いてきたし、とりあえずなにか食べよう、とお肉屋さんに入り、グヤーシュスープを頼む。ドイツではじめて飲むグヤーシュは、いまいちだった。この店がいけなかったのかもしれないけど、パプリカは入ってなさそうな茶色のスープで、具も小ぶり。2.4ユーロでパンもついて安かったけど、あまりおなかも一杯にならなかった。
やっと市内に到着。観光客も多いし、お店もたくさん、町は雰囲気があってステキだし、H&Mも発見して少し明るい気分になる。さらに教会の前に市場を発見。おいしそうなソーセージ屋台がたくさん!スープを飲んだばかりだけど、ここでもソーセージを食べてしまう。フランクフルト2本にパン。寒い中食べる熱々のソーセージはまた格別だった。かなりおなかも一杯になり、観光へ。大聖堂のなかに入ると突然眠くなり、イスに座ってうとうととしてしまう。大聖堂って静かだし、暖かいし(夏は涼しい)、流れてる空気が緩やかで、すごく居心地がいいのよね。クリスチャンでもないけれど、妙に心が安らいでしまうのである。眠い体に鞭打って、次は城塞へ。ケーブルカー乗り場へ行くと、料金の高さにびっくりし、徒歩で15−20分のサインを目にし、歩くことを決意する。雨じゃなければ迷わず歩くんだけど。坂道はかなり急だったけど、ノイシュヴァンシュタイン城への道ほどじゃあない。それでも雨がふっていると堪える。ようやく城塞に到着。博物館とのコンビネーションチケット(7.2ユーロ)を買う。この博物館がなかなか面白くて正解だった。まずは、オーディオガイドを持ってのツアー。ちゃんと日本語もある。それで城内を見学。城塞なので、豪華さは宮殿ほどではないけど、すばらしい防御システムに感心する。途中見張り台にあがることができて、そこから見る景色はすばらしかった。霧がかっていることをのぞいては。頑張って登ったかいがあるというものだ。ツアーのあとも、兵器や楽器等いろいろなものが飾ってある博物館があり、英語のサインもちゃんとついていて、興味深かった。効果音の音楽とかも工夫されていて、これはグッドバリューだと思った。
城塞にかなり時間を費やしてしまったので、あとはもう駅に向かうのみだった。雨もようやくあがったよう。到着したときは、早めにミュンヘンに帰ったほうがいいかもなんて思っていたけど、むしろ時間が足りないくらいだった。ザルツブルグ、いい町だ。でも晴れているときに来たかった!5時の電車にのって、6時半過ぎにミュンヘンに到着。
晩ご飯はりりこさん宅で、茹でソーセージ。焼きソーセージばかり食べてきたけど、茹でも美味しい。それに焼きたてプレッツェル、カプレーゼ、あるもんママ直伝のポテトサラダ、あるもんママのうちでとれたレタスサラダなど。どれもとてもおいしかった。ポテトサラダは私の好きなビネガー味でさっぱりしていて、初めて食べる味。今度レシピをもらうことにした。食後はりりこさんがプルーンケーキをつくるお手伝いをする。あるびんママのうちで大量に収穫してきたのだ。ぎっしりプルーンが並んだケーキで、おいしそう!
*写真はザルツブルグの町並み。右の建物は実はマックなんだけど、一見クラシック。 -
10.17.2005
サンデーブランチにつれてってもらえるということで、朝遅めに家を出る。市内中心地のマリエン広場にあるカフェに行く。もう既に朝食をとる人でにぎわっていた。目の前に新市庁舎が見えて、す晴らしい眺め!XXLブレックファストというのを2人分頼んだのだけど、とにかくすごい量で、3人でも食べきれないほどだった。とにかくパンがたくさん。ひまわりの種パンや、プレッツェル、クロワッサンなどなど・・・ハム入りスクランブルエッグ、ハム、サラミ、チーズ、ジャム、絞りたてオレンジジュース、飲み放題のカフェオレがついて、一人7ユーロくらいだった。安い!ドイツ万歳だねー。←また。頑張ってお昼くらいまで時間をかけて、たっぷり食べたので、晩ご飯までおなかが空くこともなかった。
りりこさん夫妻とお別れをし、私は一人Sバーンに乗ってダッハウへ行く。電車で20分位、そのあとバスに乗って5分ほどで、ダッハウ強制収容所跡につく。小さな町なのだけど、幸い観光客がたくさんいたので、迷わずたどり着くことができた。この収容所は私は今まで知らなかったのだけど、かなり有名なところらしい。ドイツではじめて作られた収容所で、後、他の収容所が作られる際の見本となったようだ。今までホロコースト・ユダヤ関係の施設、博物館はいくつか見てきたけれど、収容所を実際に訪れるのはこれがはじめて。映画で見たのと同じ、塀や金網が張り巡らされた、殺風景な施設を目にして、足取りが重くなる。中世の町や城を見学したときよりも、もっともっと現実味にあふれている。数百年も昔ではないのだ、たった数十年前のことなのだ。こういうところってどこもそうだけど、入場料がただ。それでいて展示はすばらしく充実していて、オーディオガイドやツアーも有料だけどあるし、良心的な値段。私は日本語のパンフレットを50セントで買った。展示は歴史的背景の説明から、収容所の解説、収容所での生活、病気、仕事、人体実験、拷問、その他の収容所について、などなど非常に詳細に記されていて、7割型一通り見るだけでも4−5時間かかってしまった。最後のほうは、もういたたまれなくなって、これ以上はもういいや、という気分にまでなってしまった。展示を見たあと実際に牢獄や住居施設(これは復元)、ガス室や火葬場等を見ると、当時の様子が目に浮かんでくるようで・・・・以上に充実したところだった。ミュンヘンに来る人にはぜひダッハウまで足を伸ばしてもらいたいな。
帰り、バスに乗る直前に突然雹がふりだし、びっくり。なんてグッドタイミング。電車に乗り換えたあとも雨だったけど、ミュンヘンにつく頃にはやんでいた。よかった。帰りの電車の中では英語が共通語のスペイン人、イタリア人、他ドイツ人以外の外国人グループがうるさかった。スペイン人とイタリア人は、母国語でたまに会話してたけど、意思疎通できているようだった。おもしろいよな。そのグループに日本人はいなかったのだけど、誰かが日本人の女の子は行く先々で出会う。どこに行ってもホントたくさんいるのよ!といっていた。思わずここにもいるよと手を上げようかと思ってしまった。
りりこさんちに戻ると7時近かった。本来の予定では、ダッハウの前にレジデンツに行く予定だったのだけど、ダッハウは時間かかるよ、といわれ、ダッハウだけにした。そうして正解だった。それでも帰りが遅かったんで、二人には心配をかけてしまったようだ(特にあるもんさん)。今日の晩ご飯は和食。うなぎのかば焼き入りちらし寿司、お味噌汁、スモークサーモンサラダ。買い物をしていないからあり合わせで作ったらしいけど、こういうものがあること自体驚き。1週間ぶりの和食はおいしかった!こんなすごい和食が食べられるなんて、あるもんさんはラッキーだ。食後りりこさんとあるびんさんとお話。今夜が最後の夜。今までずっと二人の邪魔をしていたので、邪魔をするのも今夜が最後とほっとする反面やっぱり寂しい!二人ともいろいろと世話をやいてくれてどうもありがとう。明日は朝早いので、早くねなくちゃいけなかったのだけど最後の最後で話が盛りあがり、すっかり長話してしまった。
*写真はダッハウの施設入口に掲げられている「働けば自由になれる」の有名な看板。 -
10.18.2005
これから24時間以上かけて日本帰国への旅に出る。途中ストップオーバーもなく、こんなに長い道のりははじめてかも?
午前4時(日本時間午前11時)
起床。りりこさんにお別れをする。家を出るときだけ声をかるつもりだったけど、私のために起きて、おにぎりをつくって持たせてくれた。うう嬉しいのう。朝からプルーンケーキもいただいて、他にもお茶やフルーツも持たせてくれた。どうもありがとう。
午前5時(日本時間正午)
地下鉄に乗って中央駅へ向かう。外はあいにくの雨。寂しい。QPに会えるのは楽しみだけど、もうちょっとここにいてもいいな。
午前5時半(日本時間午後12時30分)
ICEに乗って、ミュンヘンからフランクフルト空港へ向かう。月曜の早朝ということもあり、座席はほとんど予約で埋まっていて空席を見つけるのが大変だった。電車はケルンーフランクフルト間と同じ最新のかっこいい型のもの。新幹線のように時速300キロくらい出てしまう。
午前9時(日本時間午後4時)
フランクフルト空港到着。ターミナル2までバスで移動し、チェックイン。荷物チェックインしろといわれるか心配だったけど、手荷物だけですと荷物を見せないように申告したら大丈夫だった。ほっ。でも、セキュリティーチェックのところで、なんと手荷物を枠に通す検査があって、私のバックパックはなんとかぎりぎりで通った。重量チェックはなくてよかった。はらはらしちゃったよ。出国手続き後にTax refundの手続きをしに行くと、係のおじさんがものすごくいい人だった。やたらとフレンドリーでいろいろと丁寧に教えてくれて、私のファーストネームを見て、いい名前だね、と。でもパスポートの婚姻による改姓のページを見て、Oh, you\'re marriedと残念そうだった(笑)。ちなみに税金は100ユーロちょっとの買い物をして、8ユーロ返ってきた。
午前11時20分(日本時間午後6時20分)
台北行きの飛行機はまたしても満席。私はなぜか大量のフランス人おばさん団体に囲まれていた。ドイツ人はみんな英語をよくしゃべるけど、フランス人は、特にこの年代は、英語のできない人が多い。隣の人と会話したけど、ひと苦労だった。でもとてもいいひとで、写真を見せてくれたり、お菓子をくれたり。彼らはドイツに近いフランスの町から車で3時間かけてフランクフルトにきて、台北で乗り継いでベトナムに行くらしい。タフだな。このフライトはなんと13.5時間。私の最長は東京ーアトランタ間の14時間だけど、今回は乗り継ぎのあともまだ数時間あるので、今回がトータルでは最長フライト記録かも?しかもフランクフルトまで3.5時間電車に乗ったあとだし、成田から家も2時間近くかかるし。
映画はThe NotebookとThe Manchurian Candidateの二つを見る。前者はロマンスまたはドラマで切なくなるようなお話。アルコールともうすぐQPに会えることが災いして、涙が出てしまう。後者はスリラー。なかなかおもしろかった。食事はなんと3回出た。中間に軽食をはさむことはあっても、今まではせいぜいサンドウィッチどまりだった。今回はちゃんとチョイスがあって、ラザニアかチャーハンとへヴィー。
*写真はケルンの大聖堂。 -
10.19.2005
台湾時間午前7時(日本時間午前8時)
いやあ長いフライトだった。台北に到着し、トイレで顔を洗い、免税店の化粧品サンプルで、美容液と日焼け止めをつける。←コラ!免税店も最近めっきり興味をなくしてしまい、思い荷物を持っていたので見る気もおこらず、そのままゲートへ。しかし、眠い。やっぱり時差ボケだろうか?
台湾時間午前9時(日本時間午前10時)
東京行きの飛行機に搭乗。昨日起きてから既に23時間経過。寝たのは電車と飛行機で合わせて6時間くらいだろうか?早くベットに横になりたいよ!どうやら台風がきているようで、台湾は雨。日本も雨らしい。途中乱気流でやや揺れたものの、食事の時間以外は爆睡。食事は今回は大あたりで、牛肉のビーフカレーだった。日本のカレーというよりはハヤシライスっぽくて、とーってもおいしかった。4回目の機内食だけど、きれいに食べてしまった。
日本時間午後1時
成田に到着。だいぶ涼しいようだけど、むっとくる湿気が日本だな、という感じ。電車に乗るところで、どちらに行ってきたんですか?と初老の夫婦に声をかけられる。息子がロンドンに駐在でこの夏はじめてイギリスへ行ったそうな。今日は彼らが日本からイギリスに帰るので、見送りに来たらしい。日本だとこうやって見知らぬ人と話すことってほとんどないし、私もそのほうは正直気楽なんだけど、今日は話せて嬉しかった。まだ旅行気分が続いているんだろう。
QPは今日大きなプレスコンファランスがあったようで、それがおわってから電話をくれた。久しぶりにきく声。帰ってきたんだなー。
日本時間午後4時
ミュンヘンを出発してから28時間後、ようやく家に到着。長かった!!
*写真はお土産に買ってきた食品の数々。粉末ソース類、グミ、クリスマスのお菓子、チョコレート、ビールなど。 -
ミュンヘンのフラウエン教会。シンプルで、スタイリッシュで、縦長のデザインが美しい。
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ディンケルスビュールで泊まったYH。素敵なYHだったけど、ガキだらけだった・・・
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フランクフルトのYH。うってかわってモダンな印象。
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ミュンヘンにあるホーフブロイハウスというビアホール。観光客は必ず行くらしい。私が行った午後も、早くから観光客で大賑わいだった。内装が雰囲気があってステキ。
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この旅行記へのコメント (3)
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- さすらいおじさんさん 2005/04/11 18:19:58
- 内容の詳しく丁寧な説明に感心しました。
- wakabunさん 今日、ヨーロッパから戻りました。
ドイツのライン下り、ロマンチック街道、古城街道に行ってきたがかりなので、wakabunさん の旅行記をとても新鮮に拝見しました。内容の詳しく丁寧な説明に感心しました。
- wakabunさん からの返信 2005/04/11 22:08:22
- RE: 内容の詳しく丁寧な説明に感心しました。
- さすらいおじさん、ご無沙汰してます。
そうでした、ドイツでしたよね。今日帰国だったんですね。おかえりなさい。同じような行程だったんですね。それはそれはさすらいおじさんの旅行記が出来上がるのが待ち遠しいです!むこうももうだいぶ春らしくなっていましたか?日本はようやく桜が満開かと思ったら、もう雨で散ってしまいそうですね。
- さすらいおじさんさん からの返信 2005/04/12 07:00:56
- RE: RE: 内容の詳しく丁寧な説明に感心しました。
- >それはそれはさすらいおじさんの旅行記が出来上がるのが待ち遠しいです!
ありがとうございます。少しずつUPしますので、また遊びにおいでください。
>むこうももうだいぶ春らしくなっていましたか?日本はようやく桜が満開かと思ったら、もう雨で散ってしまいそうですね。
日本より少し春は遅めのようですが、スイスのベルンでも桜が咲いていました。
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