2003/10/22 - 2003/10/26
600位(同エリア5162件中)
中華遊さん
初めての海外中国への旅は、仲間からの誘いから、そのプログラムに前から行きたいと思っていました万里の長城が含まれていましたので、直ぐに追加依頼をしました。
まずはスーツケースなどの旅グッズを購入、あれこれと思いを馳せるのでありましたが、秋期なのに旅行業者からの冬服の準備依頼に戸惑いながら、あっという間に出発の日を迎えてしまいました。
西安と北京の2大古都めぐりの5日間で、2日づつの現地係員(日本語ペラペラ)案内によるツアーでした。
天候に恵まれまして これぞ中国、3つの世界遺産の「万里の長城」、「故宮」、「秦始皇帝陵と秦兵馬傭坑」を訪れ、特に青空のもと、月から見える唯一の建造物といわれる万里の長城へ登れまして、子供の頃抱いた念願を果たすことができまして、満足しております。
秦の始皇帝の権力の偉大さを、まざまざと感じてきました。
1日目は、午後便のフライトでしたので、ゆっくりの出発からの空路は、成田から北京経由で西安へ。
審査官のパスポートを投げて返す態度に、むっとしながらお国柄だと我慢して、添乗員2名に出迎えられた時は本当にほっとしました。
深夜の夕食をすませ、就寝しました。
2日目の朝、ホテルのペナントの名人技コーナーでは、改めて細かい技、器用さに驚きました。
兵馬傭坑博物館では、兵馬傭坑の発見者の方が売店におられ「秦の軍陣」という本を購入したからでしょうか、本にサインをしてくれたり、一緒に写真に収まってくれるなどサービスをしてくれました。
それから華清池へ。
玄宗と楊貴妃の夢の跡を見聞でき、艶っぽい楊貴妃の像は楽しませてくれました。
こんどは、掛け軸の店(平成天皇が立ち寄られた有名な国営芸術館)へ。
大いに勉強させて頂きましたが、親切に高価な軸コーナーも特別に案内してくれまして、目の保養をさせて頂きました。
車窓からは天津甘栗を焼く光景を見ながら、次ぎの秦陵歴史博物館へ。
年代別に展示されたコーナーを歴史をたどりながら鑑賞できまして、奥深い文化に浸れました。
移動をして、三蔵法師の経典で知る大雁塔へ。
7層で高さ64.5mの長い建物を下から覗き入れるのに、苦労して撮影しました。
それから市場を散策、“パイジャオ”(写真を撮る)と断ってから野菜、肉、調味料、果物等を撮影させて貰いました。
夕食は、「徳発長」にて西安旅遊局主催歓迎宴を受け、西安名物の餃子18種類を戴きましたが、こんなに食べたのは初めてで大満足です。
3日目は、弘法大師ゆかりの青龍寺へ。
その記念塔の前で太極拳をやっておられて、その輪の中に入れて頂きそして親睦できまして、とても良かったです。
次ぎに和楽茶芸館に、5種類のお茶を味わいました。
どのお茶も美味しかったのですがお高いです。
移動して著名な石碑の碑林博物館では、孔子廟や論語の文字をこの目で拝見できました。
それからシルク工場へ移動しました。
支那服ショーや絹製品などの展示を見学しました。
これぞ中国を、つぎつぎと味わうことができました。
こんどは、西安空港から北京に国内線にて移動しました。
到着後、繁華街の王府井を散策し、夕食は四川飯店で御馳走になり、その辛さにチャレンジしました。
辛いものが多いのは、汗をかいて身体を調節するためもあるとのことでした。
4日目は北京の観光で、故宮博物館の大和殿、中和殿、保和殿、外東路、九龍壁などの、広い中国らしい見事な建築美を堪能できました。
もう一度、時間をかけて隅々まで見たい程です。
売店で、書道の大家(ラストエンペラーの孫、書道家第3位)の書を1万円で購入などしました。
次ぎに、昌平友誼商会にて昼食と、みやげに北京名産 七宝焼の小物入れと孫への電池で歩くパンダ人形を購入しました。
そして目指すは、万里の長城・八達嶺の頂上へ。
空高く見上げる目的場所まで急な登りを必死に歩き、登りきりました。
頂上では、何故か、らくだが迎えてくれました。
心地よい風が流れて、なんと爽やかなことでしょうか。
天気に恵まれ、青空のもと憧れの場所に立てて、最高に幸せです。
移動して中国の象徴である天安門広場へ。
空高く連凧が上がっており、毛沢東の肖像画が大きく見えました。
次ぎに、同仁堂漢方薬店へ。
漢方薬の説明を受けました。
帰路の車窓から、天安門のライトアップが見れまして幸運でした。
夕食は、全聚徳酵鴨店で北京ダッグを戴きました。
オプションは、梨園劇場にて京劇(チャイニーズオペラ)の鑑賞を選びました。
舞台脇に英語の字幕が出て少し理解でき、独唱や独特の衣装や隈取りそして激しい立ち回りなど北京伝統の舞台芸術を堪能しました。
5日目は、北京空港から成田へ。
海外初経験と中国の思い出、そしてしっかり撮影したフィルムを携えて帰路に着きました。
最後に思いつくまま、所感を書かせて頂きました…。
「広東飲茶」、「北京ダッグ」、「四川料理」、「西安名物餃子宴」、「上海料理」の中国食文化を堪能とありましたが、味は日本人好みにしてくれていますが、中華料理ばっかりでは和食が欲しくなりましたね。
それと言葉が判らないのは不便でしたが、にわか言葉で通じた喜びは忘れられません。
(すぐに使える中国語をにわか勉強では…、でも役立ちました。)
また国家管理部分が多く、軍人が要所に立っていまして、最初は独特の怖さ・不安がありましたね。
それから治安が悪く、常にパスポートやお金に気を付けながらでは、観光どころではありませんでした。
「せんえん!千円!」と売り子がひつこく売りにきて、「ぶよう!不用!」と断るのが大変でした。
ホテルは5つ星デラックスを選びましたが、窓から見える貧民屈とのアンバランスは…。
バスで走ると自転車が多く信号無視で走り、注意・喧嘩のさまや交通渋滞がありましたね。
中古車が増えて我先に突っ走るさまは…。
公園は整備されて綺麗でおもいおもいに体操したり寛いだり、散歩などに利用しているようです。
オリンピックに向けての建設ラッシュで、さま変わりが見えましたが都市の一部で、少し走った郊外では、乾燥した荒地を耕すさまも見てきました…。
西安は、シルクロード出発地でもありますが、歴史散策には2日ではとても足りませんでしたね。
両替はホテルで出来ますが1元=15円位で値切る買物が難しく5割引が当たり前とのことでしたが…。
また飲料水が飲めずでは、ペットボトル携帯が不便で、日本の水のおいしさは…。
それから、中国人は器用ですね。
内画瓶、印鑑、しん彩細工、長安刺繍、足つぼマッサージー(3500円)、絵画、そして掛軸(素晴らしく欲しい物がありましたが買えませんでした。)、絹製品、中国服と素晴らしい物もありましたが…、
また、北京繁華街、屋台村(不衛生的で食べる気がしなかった。)、同仁堂漢方薬そして京劇観賞(お勧めします、3500円)と散策しました。
お酒は紹興酒を、Beerは苦味がなくフルーティでしたよ。
それにタクシー代が格安で5元でした。
お茶と太極拳は、大いに興味をもちましたが…。
有人打ち上げ成功の国ですから、その後の発展はとみましたが、小生には判りませんでした。
皆様の投稿文が、大いに参考になりました。ありがとうございました。
つたない文章ですが、少しでも役立てば幸いです。
小生の旅行記は以上です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 観光バス 徒歩 飛行機
- 航空会社
- 中国国際航空 中国南方航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- クラブツーリズム
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-
中国絵、親情(墨絵)in西安長安城GRAND CASTLE HOTEL内ペナント名人技
孫が可愛いのは、中国も同じですね。
小生も大好きな絵画でした。 -
長安城GRAND CASTLE HOTELin西安
長安城堡大酒店、五つ星のホテルで、全日空系列で西安城壁、南門広場に面する最高のロケーション。市の中心である鐘楼の近くでショッピングや交通などは便利で
10階のスカイラウンジから西安市内が一望できました。 -
長安城GRAND CASTLE HOTEL名人技ペナント店in西安
ホテルのペナントの名人技コーナーでは、内画瓶、印鑑などが出店していましたが、瓶の内側に絵や文字を書く技術に、印鑑では見たこともない形のものが展示されていましたが、中国人の改めて細かい技、器用さに驚きました。 -
華清池、妖艶な楊貴妃象in西安
玄宗と楊貴妃の夢の跡を見聞でき、艶っぽい楊貴妃の像は楽しませてくれました。 -
兵馬傭坑ズームin西安
兵馬傭坑博物館のもと地権者で農作業中に傭を発見した人が売店におられ「秦の軍陣」という本を購入したからでしょうか、本にサインをしてくれたり、一緒に写真に収まってくれるなどサービスをしてくれました。
1号杭の正面から見る兵傭群です。 -
大雁塔前での団体写真in西安
三蔵法師の経典で知る大雁塔へ、移動しまして、記念の団体写真を撮りました。 -
徳発長・餃子宴in西安
西安旅遊局主催歓迎宴を受け、西安名物の餃子18種類を戴きましたが、こんなに食べたのは初めてで大満足です。 -
歴史博物館、兵馬傭坑前in西安
秦陵歴史博物館へ、移動しまして、年代別に展示されたコーナーを歴史をたどりながら鑑賞できまして、奥深い文化に浸れました。 -
青龍寺・太極拳に参加in西安
弘法大師(空海)に縁のある寺で、日本人の寄付で再建された寺だそうですね。
その記念塔の前で太極拳をやっておられて、その輪の中に入れて頂きそして親睦できまして、とても良かったです。 -
和楽茶芸館でお茶戴くin西安
5種類のお茶を味わいました。
どのお茶も美味しかったのですが、お高いです。 -
シルク工場、支那服ショーin西安
シルク工場へ移動しました。
モデルによる支那服ショーや絹製品などの展示を見学しました。
今日は、これぞ中国と云われるものを、つぎつぎと味わうことができました。 -
碑林博物館、石碑in西安
宋時代に唐時代の十三経を保存するために建造された。
漢時代から清時代の著名な書家の原刻碑を集め石碑や墓誌の宝庫といわれているそうで、孔子廟や論語の文字をこの目で拝見できました。
中国の歴史の重みが感じられました。 -
故宮前、仲間7人in北京
故宮博物館の大和殿、中和殿、保和殿、外東路、九龍壁などの、広い中国らしい見事な建築美を堪能できました。
もう一度、時間をかけて隅々まで見たい程です。
参加者7名の集合写真になりました。 -
碑林博物館、拓本in西安
原刻碑から紙へのコピー作業、原刻碑に墨を塗りその上に紙を張り付けて写し取るそうです。 -
七宝焼の小物入れin北京
昌平友誼商会にて、みやげに北京名産 七宝焼の小物入れを購入しました。 -
故宮にて求めた書・和in北京
書道の大家(ラストエンペラーの孫、書道家第3位)の書を1万円で購入などしました。 -
万里の長城、八達嶺in北京
そして目指すは、万里の長城・八達嶺の頂上へ。
空高く見上げる目的場所まで急な登りを必死に歩き、登りきりました。
月から見える唯一の建造物といわれる万里の長城へ登れまして、子供の頃抱いた念願を果たすことができまして、満足しております。
天気に恵まれ、青空のもと憧れの場所に立てて、最高に幸せです。 -
天安門、毛沢東肖像画in北京
中国の象徴である天安門広場へバスから降りて、歩いて見学しました。
青空に空高く連凧が上がっており、毛沢東の肖像画が大きく見えました。 -
四川料理in北京
麻婆豆腐、おこげなど12種類の四川料理でしたが、辛くなく日本人客に好みを合わせてくれており、美味しく戴けました。 -
北京ダッグin全聚徳
本場だけあって、とてる美味しく戴けました。 -
京劇観賞in北京
オプションでは、梨園劇場にての京劇(チャイニーズオペラ)の鑑賞を選択し、依然から鑑賞したかった伝統的な京劇を楽しみました。
独唱や独特の衣装や隈取りそして激しい立ち回りなど北京伝統の舞台芸術を堪能しました。 -
天安門ライトアップin北京
帰路の車窓からですが、天安門のライトアップが見れまして幸運でした。 -
紹興花彫酒
中華料理と一緒に飲むのは紹興酒が合いますよね。
八年物をみやげに買いました。
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