2004/05/12 - 2004/05/16
88位(同エリア785件中)
中華遊さん
2度目の中国は、ベストシーズンの5月に天下の絶景、桂林“漓江下り”とのどかな農村田園にお洒落なカフェも並ぶ陽朔に遊ぶ、スローな旅と広州の食を楽しんできました。
1日目は、朝早い出発からの空路を、成田から広州経由で桂林へひとっ飛びでした。
遅い夕食に紹興酒を飲んで就寝しました。
2日目の朝、桂湖飯店ホテルの周囲を散歩しました。
多くの中国の方も散歩や体操そして太極拳をやっておられました。
行き交う方に“ニィハァオ”と挨拶すると、快活に“ヤァ!!”と返してくれました。
さらに周囲に川が流れており、近くの橋の上を通りかかった時、その下を平泳ぎで泳いでいる女性を発見してしまいました。
お国柄なのでしょうか、まだ5月なのにお元気ですね。
今回の旅のメインである“漓江下り”は圧巻で、真に山水画の墨絵の世界でした。
遊覧船の船旅で赤旗をなびかせて、竹江から陽朔まで5時間をかけて下りましたが両岸に展開する山々は珍しい不思議な形をしており、富士山や林檎の姿に似た物もあり、また奇岩や“楊堤青竹”(絵葉書にある、揺れる竹が鳳凰の尾羽のように見える)が水に映えて実に素晴らしく、その感動的景観に魅せられてうっとりとさせられました。
この辺りは石灰岩が沈着した海底でしたが、3億年程前に隆起し、さらに風雨に侵食されてできた世界的カルスト地帯だそうです。
次々と行き交う遊覧船は、西洋人がいっぱいで大変な人気でした。
時々川縁からの竹筏に乗った人が近づいたり、少年が牛の群れを追っていたり、少数民族の家が散見する等を観ていましたら、何か時間が止まっているような、悠久の時の流れを実感できました。
再度訪れてみたい観光スポットで、皆様も一度訪ねてみられては如何でしょうか。
次ぎに陽朔の西街を散策しました。
お洒落なカフェで一休みしアイスコーヒー15元を、そして市内を一望する山水園を見学しました。
夕食は名物、ビールで煮た“魚のビール煮”を戴きました。
それから、今回は作りたかった印鑑の作成をホテルぺナントに依頼、福州壽山の石風?の馬の像(小生は午年です。)が頭についている物を選びました。
次に、ホテル前に農貿市場がありましたので皆んなで出かけ、調味料2種類8.5元と桂林の酒、三花酒70元を買いました。
次に、鵜飼い見学にいきました。
つないでない(首に紐がない)鵜が、魚を取る様子やライトアップの巧みな操作を拝見しました。
3日目は、風光明媚な美しい水田と奇岩が並ぶ中国らしい高田郷へ。
月亮山やライトアップされた、日本では見られない中国らしい地下深くにある華麗な鍾乳洞の銀子岩(全長2?)を見学しました。
次ぎに、中国らしい世外桃源へ。
小船に乗って少数民族が守る民族風俗のテーマパークを見学し、入口で足を踏まれ、耳たぶを捉まれての歓迎儀式を受けて、お酒を振舞われました。
また歌、踊りや刺繍製作実演などを見学しました。
次ぎに、雅趣斎の工芸品店にてショッピングをしました。
さらに、オプションの雑技団ショーを見学し、中国らしい軽業や民族衣装そして踊りを鑑賞できました。
身軽な子供たちの縁起に拍手喝采でしたね。
4日目は、桂林空港から国内線で広州へ。
市内観光に行きました。
鎮海楼は、広州博物館で5階建ての古楼閣、市街を一望できました。
次に、六容寺です。
高さ57mの舎利塔古寺では、全景を写すのに苦労しました。
次に、陳氏書院です。
工芸博物館では、屋根部分の飾り・装飾・彫刻には目を見張りました。
次に、オプションの仔豚丸焼きと広東料理&広州ナイトクルーズを選びました。
次に、川沿いのライトアップされた美しい街並み遊覧に参加しました。
蓬香酒家で食事しました。
また、名物の月餅@7.5元をみやげにしました。
美味しいと喜ばれましたよ。
5日目は、もう帰らなければなりません。
本当に楽しいことは早く過ぎてしまって…。
おみやげをスーツケースに、楽しかった思い出を収めたたくさんの写真フィルムを乗せて、広州空港より帰路に着きました。
4travelに投稿された皆様の旅行記が大いに参考になりました。
ありがとうございました。
この旅行記が、少しでも参考になれば幸いです。
小生の旅行記は、以上です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 3.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 観光バス 徒歩 飛行機
- 航空会社
- 中国南方航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
PR
-
泳ぐ中国女性桂湖飯店近くの川in桂林
桂湖飯店ホテルの周囲を散歩してましたら、周囲に川が流れており、近くの橋の上を通りかかった時、その下を平泳ぎで泳いでいる女性を発見してしまいました。
お国柄なのでしょうか、まだ5月なのにお元気ですね。 -
竹江埠頭・船乗場in桂林
船乗場を撮りましたが遊覧船はまだのようです。
桂林が美しいのは雨が降った時だそうで霞んで近くと遠方の濃淡が出て水墨画の世界になる時だそうです。 -
漓江下り、赤旗in桂林
遊覧船の船旅で赤旗をなびかせて、竹江から陽朔まで5時間をかけて下りました。
乗車時間は4.5時間、楽しめます。 -
漓江下り、富士・リンゴin桂林
今回の旅のメインである“漓江下り”は圧巻で、真に山水画の墨絵の世界でした。
両岸に展開する山々は珍しい不思議な形をしており、富士山や林檎の姿に似た物もありました。また奇岩や“楊堤青竹”(絵葉書にある、揺れる竹が鳳凰の尾羽のように見える)が水に映えて実に素晴らしく、その感動的景観に魅せられてうっとりとさせられました。
この辺りは石灰岩が沈着した海底でしたが、3億年程前に隆起し、さらに風雨に侵食されてできた世界的カルスト地帯だそうです。 -
桂連王手工芸10ケ1000円in桂林
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漓江下り、厨房・コックin桂林
玉桂号に乗船です。上には展望台も付いていました。 -
料理を運ぶ女性:漓江下りクルーズin桂林
中華料理が7品位、食事しながら楽しめます。 -
傘のあるホテル朝食場所・新世紀酒店in陽朔
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周恩来さんの絵画in陽朔西街レストラン
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毛沢東・周恩来さんの写真・西街喫茶店in陽朔
陽朔で1時間の西街散策時に喫茶店でコーヒータイムの折に、壁に掲げられていました有名人の写真を撮りました。 -
新世紀酒店ホテル出発仲間6人in陽朔
今回は作りたかった印鑑の作成をホテルぺナントに依頼、福州壽山の石風?の馬の像(小生は午年です。)が頭についている物を選びました。 -
鵜飼い・鵜in陽朔
鵜飼い見学にいきました。
つないでない(首に紐がない)鵜が、魚を取る様子やライトアップの巧みな操作を拝見しました。
よく泳いで逃げないで、よく訓練されていると思いました。 -
農貿市場調味料in陽朔
ホテル前に農貿市場がありましたので皆んなで出かけ、調味料2種類8.5元と桂林の酒、三花酒70元を買いました。 -
銀子岩・鍾乳洞in高田郷
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歓迎してくれる、世外桃源in陽朔
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説明員・世外桃源in陽朔
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桃の花・世外桃源in陽朔
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民族衣装・刺繍in陽朔
制作過程を拝見していて、その真面目な態度に感銘致しました。
孫に彼女が制作してくれたチョッキを購入しました。 -
魚ビール煮in陽朔
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雑技団ショーin陽朔
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広州街・鎮海楼からの眺め
広州の歴史を今に語り継ぐ朱塗りの楼閣。
明代の建築で高さ28mあり、楼内は広州博物館として利用されており、現在の建物は1686年に再建されたそうです。 -
陳氏書院in広州
広東省の「陳」族ゆかりの地で陳一族の祖先を祀る祠堂。
建物の至るところに人物や珍獣、山河などの極彩色の精密な彫り物が見られる。 -
六容寺全景in広州
宋代の詩人、蘇東坡が寺の名前の名づけ親で6本のガジュマルに「六榕」の文字を書き残したことに由来しているそうです。
1400年以上の歴史をもつ仏教寺院だそうです。
本殿には金色に輝く仏像が鎮座しておられました。
高さ57mの舎利塔古寺では、全景を写すのに苦労しました。 -
仔豚丸焼・蓬香酒家in広州
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クルーズ船ネオンin広州
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絵画、桂林漓江下り
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この旅行記へのコメント (7)
-
- がまだす@熊本さん 2005/03/22 11:34:27
- はじめまして、がまだす@熊本です。
- 中華遊さん、四川の旅行記懐かしく読ませて頂きました。
九塞溝・黄龍は季節的にいい旅でしたね(^0^)
私の旅は、パッカーらしくない成都から九塞溝空港へと辿りまして、今思いますと陸路で行く旅も面白そうですね。
旅は列車やバスでノンビリと、そこに暮らす人々とか集落を車窓から眺めながら旅情を味わうものだと確信しております。
訳あって成都では20日も滞在しましたので、ヒマな日は市内循環バスで隅々を旅を?しました。冷房バスで往復4元でしたので、懐が随分と助かりました。
麻婆豆腐は完食できましたか?
あの食感だけは慣れるまで時間がかかりそうですね。ビールで流し込みながら5,6回食べると病み付きになるらしいと聞いております(笑)
成都、また行きたい地です(^0^)
- 中華遊さん からの返信 2005/03/22 22:37:00
- RE: はじめまして、がまだす@熊本です。
がまだす@熊本さん、はじめまして。
掲示板に書き込み下さいまして、ありがとうございます。(5人目のご訪問です。)
九寨溝・黄龍へは、10月21日(3日目)〜22日(4日目)に訪れましたが
紅葉的には恵まれましたね。(^0^)
綿陽〜江油市(李白博物館)〜平武 山珍王(キノコ料理の昼食とジュウシーなリンゴを頂き)・深山(報恩寺)〜白鶴溝(白馬チベット村)〜九寨溝(海抜2000mのホテル)迄、
牛を連れて歩く人、農作業や畑を耕す人、屋根にパラボラアンテナ・軒にとうきびが吊るされた民家、中腹にはチベット族の村が点在、紅葉に色づいた山や峰を眺めながら、途中有料トイレで観光用ヤクを近くで見れました。
約340?の陸路を岷江に沿って8時間、走りに走りました。
(名人の運転で良かった。) (^0^)
また九寨溝〜川主寺〜黄龍の約130?を3時間で走りましたが、前日降った雪道を通り、山水画風景色を見れ、しかも添乗員が気を利かせ車を止めてくれまして、
お蔭でじっくり写真撮影や景色観賞をする事ができまして幸運でした。
黄龍〜川主寺〜松藩〜茂県迄の陸路も、特に雪宝頂の勇姿は忘れられません。
空路からの眺めも見てみたいものですね。
麻婆豆腐は元祖陳店のを楽しみにしておりまして、それこそ多くの複雑な辛さから
山椒と豆板醤による痺れを初経験させて頂きました。坦々面も美味でしたよ。
また成都はパンダ、三国志で楽しめました。
がまだす@熊本さんの旅行記と写真を、拝見させて頂きます。
まずはお礼まで。
-
- kyokosa-nさん 2005/03/17 20:06:52
- 水彩画すばらしいです。
- お書きになられたのですね。あらためて拡大をして拝見。
すばらしいです。墨絵の世界のような静寂そのものの雰囲気が
伝わってきます。私も桂林を写真で撮りましたが、動く船旅は
難しかったです。いつか時間をかけて歩いてみる事が出来たら夢です。
すてきな水彩画、旅日記楽しみにしています。
-
- kyokosa-nさん 2005/03/16 20:01:26
- 旅の楽しさを味わいました。
- はじめまして。男性8人?の楽しい旅の様子が伝わってきます。
桂林のタイトルの写真と最後の写真素晴らしいです。
時間をかけてゆっくりとその地を楽しまれていますね。
ヒマラヤのあるネパールも素晴らしいです。ぜひお仲間とお出かけください。
素適な旅を。
- 中華遊さん からの返信 2005/03/16 23:07:09
- RE: 旅の楽しさを味わいました。
kyokosa-nさん、はじめまして。
掲示板に書き込み下さいまして、ありがとうございます。(4人目のご訪問です。)
桂林のタイトル写真は、実は水彩画です。
それから最後の写真は、桂林の茶芸店(茗坊国芸館)で、気に入りました漓江を描いた絵画です。
この店の社長さんは京都出身で、桂林に魅せられて移住されたというお話を伺いました。
kyokosa-nさんの旅行記と写真を、拝見させて頂きます。
まずはお礼まで。
-
- mom_momさん 2005/03/14 13:14:43
- はじめまして(^-^)
- 中国がお好きなのですね。
mom_momも、桂林“漓江下り”へは、以前から行ってみたいと思っていました。
中国へは観光で訪れる機会が少なく、まだ知らないところが多くて、これから少しづつ、時間をかけて廻っていこうと思っています。
ただ、広州の観光地だけは、以前行ったことがあり、夏の暑い時期にフラフラと観光した思い出に浸りながら懐かしく拝見していました。
丁寧な説明をして頂いていますので、とても参考になります。
これからも旅行記を楽しみにさせて頂きます。
mom_mom
- 中華遊さん からの返信 2005/03/14 20:51:06
- RE: はじめまして(^-^)
mom_momさん、はじめまして。
掲示板に書き込み下さいまして、ありがとうございます。(3人目のご訪問です。)
北京の“万里の長城”、九寨溝・黄龍の“海子”、成都の“パンダ”、桂林の“漓江下り”など、もう一度行ってみたい所ばかりですが
仲間で撮ったアルバム写真を見て、旅の想い出を楽しんでおります。
小生も皆さんの旅行記や写真、情報が大いに役立ちました。
これからも楽しませて頂きます。
まずはお礼まで。
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