人質事件解決直後！ペルーへ

1997/04/24 - 1997/05/04

リマにある日本大使公邸で起きた人質事件が連日ニュースで報じられていたころ、９３年１２月にリスボンで知り合ったＴさんとペルーに行くことにしました。ちょうど、出発前日の４月２３日に警察隊の突入で事件は解決しましたが、テロリストたちの反撃にちょっとビビリながら出発です。

今回は、アメリカン航空でダラス経由でリマへ。ペルーの人たちはすごく親切で話し好き。しかも、この時期は、人質事件についてかならず話しが及び、コメントを求められることが多かったなぁ。あいまいな答えだと納得してもらえず、久々にスペイン語の訓練になりました。リマの街は、思っていたほど物騒ではなく楽しく過ごせました。インカコーラを飲みながらの街歩きも楽しい。サンタイザベルというコンビニも街中にあってちょっとした買い物にも便利。郊外にはジョッキープラザという大型ショッピングセンターもあって思わず買いまくってしまいました。日本大使公邸も付近は立ち入り禁止でしたが、お巡りさんに話し掛けると全景が見渡せるビルを紹介してくれました。ビルのオーナーにも交渉し、屋上に上がると毎日のようにニュースで流れていた光景が広がっていました。不謹慎ですが記念撮影しちゃいました。

さて、今回は、リマから国内線でクスコへ飛び、マチュピチュへも足を延ばしました。クスコはいかにもペルーらしさを実感できる街。街並みも人々も・・・。治安は悪いと聞いていましたが、意外と居心地よかったですよ。クスコからは列車でマチュピチュへ。クスコは晴れていたのですが、マチュピチュが近づくにつれ雨が降り始め霧もかかってきてしまいました。ハア〜あの素晴らしい光景は見られないのかぁ〜とあきらめかけていた、その時、次第に霧が晴れてきたのです！そして、あの美しいく幻想的な景色が目の前に！普段の行いが良かったからか？(^m^)ゞあの時、見たマチュピチュの景色は一生忘れられません。

■Itinerary■
4/24　ＡＡ６０　 　成田⇒ダラス・フォートワース
　　　ＡＡ９４７　 ダラス・フォートワース⇒
4/25　　　　　　　　　　⇒リマ
　　　　（Ｈｏｔｅｌ ｌａ Ｃａｓtｅｌｌａｎａ泊）
4/26　ＣＦ２１６　リマ⇒クスコ
　　　　 （Ｃｒｉｓｔｉｎａ Ｈｏｓｔｅｌ泊）
4/28　アウトバゴンでクスコ⇔マチュビチュ
4/30　ＣＦ２２５　クスコ⇒リマ
5/3　 ＡＡ９４８　リマ⇒ダラス・フォートワース　
　　　ＡＡ６１　　ダラス・フォートワース⇒
5/4　　　　　　　　　　　　　　　 ⇒成田

エリア ペルー

今回のペルーの旅は、
アメリカン航空ＡＡ６０＆ＡＡ９４７で
ダラス・フォートワース経由で行ってきます。
チケットは１８万６０００円でした。

１０時間後にダラス・フォートワースに到着です。

さすがダラス・フォートワース空港。
アメリカンばっかりだ！

さぁ今度はＡＡ９４７でリマに飛びます。

リマでのお宿はＨｏｔｅｌ ｌａ Ｃａｓｔｅｌｌａｎａ。
白亜のお屋敷っぽいお洒落なホテルでした。
新市街のミラフローレスにあるので食事にも便利です。

http://www.castellanahotel.com/

まずは、コレクティボで旧市街へ。

アルマス広場はサルビアが咲き誇り美しい。
後ろに建っているのがカテドラルです。
やっぱり記念に１枚撮っておきましょう。

カテドラルの中には美術館も併設していて
ピサロの征服の壁画もありました。

でも日本語の分かる学生？ガイドが寄ってきて
勝手に案内してきます。
結局ガイドをお願いしたら
４＄+１０Ｓｏｌも取られちゃった。

同じくアルマス広場にある大統領府も美しい建物です。
中南米は、旧市街が好き！治安は悪いですが・・・

フランシスコピサロ像が凛々しい！

ペルーといえばインカコーラでしょ！あの味は忘れられません。前を走るバスもいい味してます！

メルセー教会も美しすぎ！
リマの旧市街には素晴らしい教会が多い。

リマには鉄道は走っていないはずなのに・・・
なぜか、デサンパラドス駅がありました。
警備は厳重で中には入れません。

リマの中央郵便局はまるでショッピングアーケードのよう。
絵ハガキなどを売る店が並んでいます。

国立博物館(Museo de la Nacion)では
ちょうどシパン展を開催していました。
出土品の多くが壊れず、
そのままの形なのは驚き。

こんなクラシックな救急車が止まっていました。

さて、いよいよ立てこもり事件のあった
日本大使公邸へ行ってみましょう！
現場周辺は封鎖されていて、立ち入れません。
でも警官に交渉すると、
大使公邸が見るマンションを教えてくれました。

警察官が教えてれたビルの管理人に話をすると
快く上に登らせてくれました。
これが人質事件が解決した直後のリマの日本大使公邸です。
連日ニュースで見ていたのは、この映像だった！

ジョッキープラザは、近代的なショッピングモール。
地元デパートの「Saga Falabella」がキーテナント。
この時はまだオープンしていませんでしたが
チリのデパート「Ripley」もできるみたいです。
http://www.jockey-plaza.com.pe

ペルー国内で２軒しかない
マックへ行っちゃいました。
しかもビッグマックひとつ買うと
もう１個付いてくるキャンペーン中で・・・
２個も食べちゃいました。
１０Sol（４７４円）也〜

きょうはリマ空港から
フォーセット航空ＣＦ２１６便でクスコへ。
フォーセット航空って今はなくなっちゃったみたいです。

リマ空港には、ダイナースで入れるラウンジがあって
ちょっとはしゃいでます！

このアメリカーナ航空も今はなくなっちゃたみたいです。

リマから１時間のフライトで
クスコ・キスキピア空港に到着です。

クスコ空港の横にはリャマの子供が・・・

空港から今回のお宿「Ｃｒｉｓｔｉｎａ Ｈｏｓｔｅｌ」までは
タクシーでたったの３Ｓｏｌ（１４２円）でした。

クスコのアルマス広場へ行ってみましょう。
ホテルから歩いてすぐでした。
ラ・コンパーニャ・デ・ヘスス教会がいかにも南米っぽい。

クスコの町はとても美しく、いかにもペルーらしい雰囲気です。

クスコの町は散歩するにはちょうどいいサイズ。散歩しているとインディオの子供たちが声をかけてきます！

アルパカを連れたインディオのおばさんがいたので
一緒に撮ろうとしたのに
おばちゃんはやる気なし！お金取ったのに！

悔しいので石壁に登っちゃいました。うそ。

仕方ないので博物館内の人形と一緒に・・・

市役所内近代美術館のパティオも美しい。
噴水が出ていないのが残念ですが・・・

きれいな壁画があったので撮っておきましょう。

クスコ市内を走っていた関西電気保安協会の車。

チンチェーロの教会で見た夕景もきれいでした。

クスコ周辺には、こんな段々畑が広がっている。

ピッサックのインディオの市場で、素朴な布製品や民芸品を買いました。

こういう雰囲気の市って好きだな〜

インディオの子供たちは照れ屋さん。

クスコを朝６時出発のアウトバゴンでクスコへ！
スイッチバックを繰り返しながら
３時間ちょっとかけ一路マチュビチュへ。

アウトバゴンはプエンテ・ルイナス駅に到着しました。

駅では小さな子供と一緒に記念撮影。

プエンテ・ルイナス駅周辺の売店を冷やかします。
こういう雰囲気好きです。
雨が降ってきたの１０Ｓｏｌのポンチョを買いましょう。

霧が晴れないのでリャマと時間をつぶしました

そっと・・・・
リャマに近づいてみました。
突然臭い唾液を吐くらしいので恐る恐る・・・

霧が晴れ、幻想的なマチュピチュの景色が広がります。

美しすぎるのでもう1枚。

少しガスっているマチュピチュも神秘的でいいかも。

インカの時代に思いをはせながら・・・

意外と段差があるので途中で一休み・・・。

この景色は一生忘れられない素晴らしさです。