1989/08 - 1997/12
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ミラネーゼさん
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ミラノには5000軒のバールがあるという、イタリア人にとってバールは
「第二の家(seconda casa)」であり「出会いの場所(punto di incontro)」で
もある。 イギリスのパブと似ているところがあり、そこでは友人との
情報交換のため、恋人と出会い、コーヒーを楽しみ、昼食を取り、
帰宅の前にアルコールを飲む場所でもある。 どういうわけかバールは
必ず路面店として存在しており2階とか地下にはない。
Barの朝は早い、7時頃には開いているところもある。
朝食を家で取らない人はバールでカプッチーノにブリオッシュが
朝の定番である。ブリオッシュはイタリア風クロワッサンでチョコレート、
生クリーム、杏ジャムなどが入っている。
サラリーマンは事務所の近くに「いきつけのバール」としての
mio bar(行き付けのバール)があり、朝は同僚とここで朝食を
取りながら情報交換し、さらに午前中に1回、午後に2回程度は
コーヒーブレイクに利用する。 但し日本の喫茶店のように長時間いる
わけでなく、平均滞在時間は5分くらいだろう。
ランチもここで手っ取り早くできる。パニーノ(Panino)はハムや野菜をはさんだ
イタリア風サンドイッチでお昼頃にはカウンターに山積みされる。
ピアットウニコ(Piatto unico)という一皿定食の昼食を供するところもある。
カウンター(banco)があり、その中にはコーヒー職人(barista)が
いてコーヒーを作ってくれる。背後の棚にはワイン、カンパリ、アマレット、
ウイスキーやカクテルの材料アルコール類がならんでおり、
パスティチェリア(ケーキ屋)とかタバッキ(タバコ屋)が併設されて
いるバールもよくある。その他、ジェラッテリア(アイスクリーム屋)、
エノテカ(ワイン屋)、トトカルチョの受け付けするバールもある。
田舎に行くとバールのスペースも広く、ビリヤード、カードゲームの
テーブルがあり、年金生活者とか老人が集まる社交場になっている。
コーヒーを飲む場所としてカフェテリアもあるが、これは
椅子席が主体で長時間いることができる、値段も高いので、
日本の喫茶店の感覚の場所である。
バールと言えばコーヒーであるが、日本のようにコーヒーの
味で勝負をしているバールは少なく、自家焙煎とか
自家ブレンドをしているところはほとんどない。
イッリ、ラヴァッザとかセガフレドの大手コーヒー製造元が
自社ブレンドしたものをバールに卸しているが、各社とも自信のある
ブレンド1種類に絞っている。
大手コーヒーメーカー、イッリ社の会長エルネスト・イッリ氏によると
イッリ社のブレンドは1種類だけで、世界中どこで飲んでも同じ味で
なければならないと言っている。これはイタリア人の自信の表れとも
とれるし傲慢さともとれる。 どこのバールで飲んでもコーヒーの味に
当たりはずれはなく、一定の水準を保ったおいしさで安心できる。
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