イタリア旅行2004　Firenze Siena

2004/08/07 - 2004/08/14

７年前に新婚旅行で初めて訪れたイタリアに今年もう一度行ってきました。 初めて行ったイタリアですっかりヨーロッパの虜となり、それ以来、毎年夫婦でヨーロッパ旅行に出かけています。特に、教会をはじめ宮殿や橋などの欧州式建築物に興味が湧き、２回目にして改めてイタリアの素晴らしさを実感しました。天候にも恵まれ、たくさんの写真を撮影しましたので、よろしければ御覧下さい。 フィレンツェとシエナの写真です。

エリア イタリア

フィレンツェにて。ミケランジェロ広場からはフィレンツェの旧市街が一望できます。

ヴェッキオ橋。同じくミケランジェロ広場から撮影しました。

ミケランジェロ広場のダビデ像。ミケランジェロ広場は旧市街の南東、アルノ川を挟んだ小高い丘の上にあります。ミケランジェロ作のこのダビデ像はレプリカで、本物はアカデミア美術館にあります。

アルノ川沿いに歩いてウフィッツィ美術館へ。美しさと共になぜか愛嬌を感じる川沿いの街灯が並んでいます。いわゆる「うんこ座り」のスタイルですね。

ウフィッツィ美術館。ルネッサンス絵画が豊富で、特に有名なのはボッティチェッリの「春」「ヴィーナスの誕生」、ダヴィンチの「受胎告知」などなど。また回廊の天井画が結構面白いです。グロテスク様式。ちなみに美術館内は撮影禁止です。大きなかばんも入り口で預ける必要があります。

ヴェッキオ橋。フィレンツェで一番古く、一番有名な橋です。右端に伸びる通路はヴェッキオ宮殿とピッティ宮殿を結ぶヴァザーリ回廊。ウフィッツィ美術館の２階回廊からこっそり撮影。作品自体を撮影するわけではないので、ここはあまりうるさく注意されませんでした。

シニョリーア広場。広場に面した開廊の彫刻です。逆光の被写体は思いきってシルエットにしてしまうクセが、、、。

サンタ・マリア・デル・フィオーレ教会。フィレンツェを代表する巨大教会。１５世紀に完成しました。「冷静と情熱の間」で有名な教会ですね。クーポラの上には登りませんでしたけど。

サンタ・マリア・デル・フィオーレ教会の内部。予想以上に質素な内装でした。

ジョットの鐘楼。教会横に建つ高さ84mの鐘楼。４１４段の階段でてっぺんまで登れますが、通路は狭いし階段は急で、かなり疲れます。６ユーロかかります。

サンタ・マリア・デル・フィオーレ教会。ジョットの鐘楼からの眺め。教会のクーポラを間近に見られる絶好のロケーッションですので、クーポラそのものに登るよりこちらがお勧め。

フィレンツェ旧市街。こちらもジョットの鐘楼から撮影。旧市街も３６０度のパノラマで一望できます。汗して登るだけの甲斐はあります。

ヴェッキオ宮殿。ジョットの鐘楼の小窓から撮影。ヴェッキオ宮殿正面は現在改装中でしたので、写真はこれだけ。

八百屋さん。この手のお店は安いです。水を買いましたが平均の半値くらいでした。

これがヴェッキオ橋の上。両サイドに貴金属店が並んでます。上に見える通路はベッキオ宮殿とピッティ宮殿を結ぶヴァザーリ回廊です。メディチ家が作りました。

ピッティ宮殿。とにかくやたらと大きな建造物です。正面に大きな広場があり思いっきり下がって撮影しましたが、これでも全部は入ってません。この宮殿、もともとはメディチ家のライバルであるピッティ家のものでしたが、コジモ１世が買い取り、ベッキオ宮殿と繋げてしまいました。外観はルネッサンス様式で、美術館の入っている内装はバロック様式になっているそうです（中には入りませんでしたので知りません　(^^;　）。

同じくピッティ宮殿。

これもピッティ宮殿。正面にある街灯です。これに限らずヨーロッパの街灯ってどれもかっこいいです。これは５連タイプ。

トルナヴォーリ通り。フィレンツェの高級ブティック街です。イタリアを代表するブランドはもちろん、世界中の高級服飾店が軒を連ねています。ちなみに私たち夫婦はウインドウショピングしただけ。

メディチ家礼拝堂。８角形のこの建物はそれほど大きくはありませんが、壁の色も手伝って独特の雰囲気があります。内部にはミケランジェロ設計の聖具室や棺があります。隣のサン・ロレンツォ教会やサン・ロレンツォ広場の露天市などもあり、けっこうお気に入りの場所でした。

サン・ロレンツォ教会。未完成のファサードが良い味出してます。教会の内装にも隣のメディチ家礼拝堂にもミケランジェロの作品多数です。

サン・ロレンツォ教会にきれいな回廊がありました。入り口が分かりにくいですが、無料で入れるし、かなりお勧めです。

これもサン・ロレンツォ教会。人も少なく静かでとても落ち着く場所です。私もこんな風にして休んでました(写真の人はもちろん私ではありませんよ)。

サンタ・マリア・デル・フィオーレ教会。夕焼けに染まる花の聖マリア教会です。

サンタ・マリア・デル・フィオーレ教会の正面ファサード中央にマリア様がおられます。

シエナにて。サン・ドメニコ広場から見た朝焼けの大聖堂。観光バスはこのサン・ドメニコ広場より奥には入れず、ここから旧市街へは徒歩になります。「丘の向こうにあるあの教会まで行くのかあ」と思うと随分遠くにあるように思いますが、実際に歩いてみるとそんなに遠く感じませんでした。

シエナの街並。朝早くて誰も歩いてませんでした。シエナは坂道の街です。

シエナの街並。建物の強度を増すための梁が路地の頭上に架けられています。

シエナの大聖堂。ロマネスク様式の下部と後期ゴシックの合作だそうです。向かいの建物のガラスに反射しているところを撮影しました。

マンジャの塔。14世紀にカンポ広場に建てられた88mの塔です。カンポ広場到着直前までずっと路地が続きます。

世界一美しい広場と言われるカンポ広場。扇型に広がる広場は緩やかに傾斜し、野外劇場の様です。

プブリコ宮殿。カンポ広場の正面に建つ宮殿。現在も市庁舎として使用されており、一部は美術館として公開されています。

カンポ広場。広場の周囲に土が敷かれ、夏祭りの競馬の準備が進められていました。シエナの伝統行事だそうです。

この旅行記へのコメント （3）

• jamyamaさん 2005/04/25 13:13:29

  私も気分が盛り上がったひとりです。

  BATT_MANさん、初めましてjamyamaです。
  
  ７月にイタリア旅行（ミラノ・ヴェネチア・フェレンツェ）を予定しているので訪問しました。
  
  すてきな写真ばかりですね。
  「逆光の被写体をシルエットに・・。」もおもしろいですね。
  
  きっと同じものを観てもこのようなとらえ方はできないでしょうけど。（センスや感性の問題・・・・ですからね。）
  でも７月に行って BATT_MANさんと同じアングルの写真が一枚でも撮れたらいいなぁと思っています。（ジョットの鐘楼登ってきたいと決心しました。）

  BATT_MANさん からの返信 2005/04/25 18:52:28

  RE: 私も気分が盛り上がったひとりです。

  jamyamaさん　こんばんは。
  書き込みありがとうございます。
  
  自分が行ったことのある国のうち、ベスト１はどこか？と聞かれると、私はいつも
  イタリアと答えます。新婚旅行の行き先に迷っているカップルにもいつもイタリアを
  勧めています。私もまたいつか行きたいなあと思っています。
  ジョットの鐘楼は登るのに体力が要りますが、頂上に着いた時の達成感と爽快感は
  格別です。途中にいくつか見晴しの良い箇所がありますが、ぜひ、てっぺんを目指して
  下さい。

• 魔女ランダさん 2005/03/13 18:40:05

  フィレンツェも素晴らしい！

  また魔女ランダです。
  あまりに素晴らしかったのでまた参りました。
  
  秀逸な旅行記に仕上がっていますね。
  春に訪れようと思っていましたが、
  BATT_MANさんの旅行記を見て、気分が盛り上がってきました！！
  
  ありがとうございました。
  
  魔女ランダ