2004/08/31 - 2004/09/07
24293位(同エリア27817件中)
たまさん
楽しいドイツ旅行もあっという間に最終日。今日は初心に戻り、5年前最初に通ったルートをたどりながら旅を振り返ることに。そして最後は優雅にNewStyle ClubANAで帰国。
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2泊したHotel Bayrischer Hof。何より駅のすぐ近くなのが有難かった。そして静かで部屋も広く落ち着いた雰囲気。また電話代も安くて助かる。
ただ駅に近すぎて市街に出る気にならず、今日も早朝の旧市街を散歩しようとも思ったのだが、あっという間に8時を回ってしまい、断念した。 -
Salzburg Hbf 9:04発のEuroCityに乗り、Muenchenに向かう。オーストリアともお別れだ。
車両も機関車もOeBBであった。 -
列車は川を渡りすぐにドイツへ入った。昨年乗り換えたFreilassing駅を通過する。
しばらくは山を眺めながらカーブを進むが、次第に平原に戻り、列車はスピードを上げた。
ノンストップで10:33にMuenchen Hbf着。 -
ミュンヘンは毎年のように来ているが、泊まるだけで実は市庁舎の仕掛け時計も昼の部は見ていなかった。というわけで、すっかり最新型に置き換わってしまったS-Bahnに乗りマリエン広場に向かう。
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ミュンヘンのシンボル、市庁舎は豪華絢爛の作りだ。建物自体は20世紀のものでネオゴシック形式である。
さて11時を前に観光客が集まりだし、ビデオやカメラを手にしだした。果たして11時になり、たしかに人形が回りだしたがなんかぎこちない。そのうちすごいことになるんだろうと思ったがマイペースに10分が過ぎた。さすがに飽きて見るのをやめてしまった。
わざわざ来て、期待が大きかっただけに、久々に裏切られた気がした…。 -
隣のフラウエン教会はエレベータで南塔に登ることができる。ミュンヘン市街を一望する。
今日も晴れているが、バイエルンアルプスまでは見渡すことができなかった。
旧市街は歴史ある建物で埋め尽くされていたが、さすが南ドイツの中心、郊外は緑と共に工場があちこちに見え、活気が感じられた。 -
中央駅に戻れば、あとは列車でフランクフルトまで戻るだけである。ここからはいくつかのルートがあるが、5年前初めて来たときのシュトゥットガルト経由にし、久々の車窓を楽しむことにした。
Muenchen Hbf 12:30発のBerlin Ost行ICEに乗り込む。 -
列車は平野を突っ走るが、Ulmからはシュバルツバルトの森の中をカーブで進む。ICEもこの区間はのんびりだ。
森の合間の狭い平野に工場が立ち並び、大きなベンツマークが見えてくると、シュトゥットガルトは近い。 -
Stuttgart Hbfには少し遅れて14:55頃着。この街を訪れるのは3度目である。
駅構内をぶらぶらし、15:27発のHamburg Altona行ICEに乗る。始発なので空いていた。
これが最後の優等列車になる。 -
ここからは高速新線に入り、250km/hでぶっ飛ばす。ドイツらしい平原がどこまでも広がる。
最初にこの区間に乗ったときは103形という有名な機関車に引かれたEuroCityが、新幹線専用と思ったこの線に入って普通に飛ばす姿に驚いたことを思い出す。あれから5年。 -
Stuttgart Hbfを出発して1時間、空港駅を発車すると、大きく左にカーブし、マイン川を渡る。そして右カーブし、ビル群を見ながらFrankfurt/M Hbfへ入っていく。
見慣れた高層ビル群が見えてきた。列車の旅も終わりである。 -
いつもの中央駅であるが、ドーム型の屋根改修工事がだいぶ進んでいて、その関係でかなり明るくなっていた。
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最後はこれまたいつもどおりHauptwacheへ行って買い物。まずSaturnへ行きHUBを購入(240V対応のHUBは出張時に重宝するので、頼まれていた)。次にお菓子であるが、いつもKauhofで買いさすがに飽きたので、今回はその奥のKarstadtへ行く。意外に品揃えが豊富かつ的を得たものが多く、ついいっぱい買ってしまう。
相変わらずこの界隈は人でいっぱいだ。 -
いよいよ帰国である。18:32発のS-Bahnに乗り空港へ向かう。S-Bahnは私の好きな420型だが、非冷房かつ窓があまり開かないので、さすがに日中はちょっと暑い。
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帰国便はNH210便であるが、今回マイルのアップグレードを申し込んだら取れてしまったので、ビジネスである。ANAのアップグレードの難しさは有名で、電話したときにも20人以上希望者がいると言われ、1ヶ月前の申し込みで一般会員(平ACH)であったこともありさして期待もしていなかったのだが、普通に取れた。実に運が良い。
ということでビジネスカウンターへ直行だ。 -
第1ターミナルのセキュリティチェックは、クラス分けがされていて普段は非常に時間がかかるのであるが今日は超速で通過。普段は売店なぞ見て時間をつぶすのであるが今日はラウンジへ直行である。
B44ゲート上のLufthansa Business Loungeへ。 -
まずPCコーナーへ行く。クレジットカード利用で有料なのが残念だが(成田とかは無料)、最終のメールチェックを実施。PCコーナー全てに電話がついているわけではなく、席取りは結構大変である。
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Business Loungeはビジネスクラス向けでFFP上級会員向けとは位置づけが別なので、さして豪華な設備ではないが、このラウンジは特に、よく言えば機能的、悪く言えばしょぼく、椅子などは大したことはないようである。
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飲み物は比較的充実していたが、おつまみはクッキー程度であった。
シャワーもあったが予約でいっぱいだったので、ちょっと早いが搭乗口へ行くことにした。 -
20:15に搭乗開始。チケットを見せて真っ先に乗り込む(単なるおのぼりさんだなあ)
今日の機材はB747-400・JA8097号機。いつも通りNewStyle機である。エコノミーには乗り飽きた機材であるが、Cクラスは初めてなので期待で胸がふくらむ。
今回はアッパーデッキである。ANAのB747はアッパーは国際線ではCクラスだけなので、乗る機会が滅多になく嬉しい。 -
座席は導入後2年も経ちレッグレストがほつれたりしていたが、高級感は十分だ。座席の広さも申し分ない。
またアッパーの窓側の特権は、窓下の荷物置き場だ。パソコンやら本やらを全て収納することができる。
機内は早々に満席になったが、通路を行きかう人もほとんどおらず、とても静かである。 -
21時過ぎに離陸。ドリンクの後、22:30頃から食事のサービスが始まった。NewStyle ClubANAでは1トレーごとにサーブされ、また各々メニューのチョイスができ、まさに本格派レストランだ。今回は洋食を選択。
前菜は
・スモークサーモンの薔薇仕立て
・温製鴨のポワレオレンジソース
・ガーデンサラダ
から選択。旅行中野菜不足だったのでガーデンサラダにしてみた。和風ドレッシングがおいしかったが、次のメインで他2つを選択した人はサラダがついていたので、選択ミスかも。 -
次はメインディッシュ。
・牛フィレ肉のステーキ
・すずきのグリル
・温野菜のサラダ仕立て
からの選択で、ステーキにする。明るくないのであまりおいしそうに見えないが、やわらかくておいしかった。
しかしこのサーブ、一品一品の提供がものすごく遅い。段々眠くなってきた。 -
最後は果物のデザートとコーヒーで締めくくりだが、すでに時間は24時前、モスクワを越えていた。
隣の外国人はコーヒーを待ちきれずに寝ていた。
フランクフルト便は出発が遅いのでこんなに遅いんだったらワントレーで一気に出してもらった方がいいような気がする。 -
階段下のバーカウンター。色使いは綺麗だが、あまり品揃えもよくなく、あるだけ、という感じであった。
時間も時間なので、座席をご自慢のフラットシートにして、眠ることにする。 -
フラットにした状態(朝なのでかなり荒れているが…)。さすがにフラットにすると楽であるが、フルフラットではなく斜めなので、なんとなく落ち着かない。個人的にはこの角度であれば適度にでこぼこがあったほうがいいような気がする。2年前に乗ったJALのスカイラックスワイダーの方が良かったかな。
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そうは言っても快適な時間を過ごし、朝食の時間。オムレツはまあエコノミーよりはいいかな、という感じであった。
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食後の機内を散策。C席はほぼ満席のようだ。FRA便は常に混んでおり、最近C席が増やされた。今日の機材も元々JFK線専用だったC席が多いパターンのものだ。
一方エコノミーはそれほど混んでいなかった。春の激混みモードとは一変している。プレミアムエコノミーなんぞは数人しか乗っていない。夏はビジネス客が少ないのかもしれない。 -
NH210便は一路成田に向けて進む。途中佐渡島がはっきりと見えてきた。ここからは台風19号の影響で雲に覆われてしまうが、台風の速度が遅かったため心配された揺れもほとんどなかった。
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成田上空で多少旋回した後、15:25頃着陸。混んでいるのかゲートにつけられず、バスゲートになった。成田は何度も利用しているがこんな経験は始めてである。
成田は台風の影響で相変わらず暑かった。楽しかった旅行もおしまいである。
そして今回の往復分が加算されると、プラチナポイントはめでたく50,000ポイントを越え、AMCプラチナ会員になれる…はず。認定されたらまたどこかに行こうと思う(ANAの術中にはまったような気がするけど)。
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