シドニーの夜景そして...～シャングリラ・シドニー～

2003/12/25 - 2003/12/30

シドニーといえば、やはり港の美しさでしょうか。世界３大美港のひとつで、その象徴がオペラハウスでありハーバーブリッジ。ホテルからの夜景のあわせてお楽しみください。

エリア シドニー(オーストラリア)

シャングリラホテルの客室からの眺め。グランドハーバースィートにしたのですが、270度の眺めは最高でした。ハーバーブリッジ、実は夜は時間帯によって微妙に照明が異なっていました。ときにはレーザービームで橋を照らし幻想的な雰囲気がただよっているときも。

こちらはオペラハウスです。

ハーバーブリッジ。

これもです。

こんな角度もいいですね。

えっちら、おっちら登っていくのが見えます。
これはハーバーブリッジの展望台から望遠レンズで撮影しました。

かなり急ですね。上から見ると、どんな感じなのでしょう。

これぞオーストラリア！国旗が風に揺らいでいます。

ハーバーブリッジにはまってしまった....というか気が付けば、橋の写真ばかり撮っていたことに、帰ってみてあらためて思いました。それくらい、なぜか同じ風景なのですが、橋がシドニーの街と調和して気に入っています。
あの橋を歩いて渡ってみようということで、Wynyard駅から電車に乗って、橋の向こう側の駅（ミルソンズ・ポイント）まで行って、そこから歩いて戻ってみることにしました。Wynyardは地下にある駅ですが、数分もしないうちに地上に出たかと思っていると、やがてハーバーブリッジを渡り始めました。ほんの数分の鉄道の旅。
さてここから歩きます。橋の上は鉄道と乗用車、自転車、歩行者と区分されています。歩行者の場合は、橋の東側の道を通ります。

ホテルの客室に戻ってみると、もう夜はとっぷりと更けて、窓ガラスを通して、美しいシドニーの夜景が拡がっていました。シドニーを代表するハーバーブリッジ、オペラハウス、その間にはゆっくりと移動するフェリーの数々。クルージングでしょうか。かなり大きな船も見えました。２万トンから３万トンクラスだと思いますが、明かりを灯しながらゆっくりと右から左へ移動していくのを見ながら、あらためてシドニーがなぜ世界三大美港のひとつに数えられるのかわかるような気がしました。

ホテルの絵葉書もこんな感じでした。すばらしい夜景です。

サーキュラーキーの桟橋。ここから船が次々に出港します。
動物園に行くときもここからです。　

オペラハウスのライトアップ

光の帯もまたきれいです。露出をやや長めに、三脚を客室に置いて撮影しました。

南半球最大の教会ということで、とても大きな教会があるのだとか。地元の人の雰囲気にも触れてみるのもいいのではと思って、Seven Hillsという駅まで出て、そこから車で行ってきました。建物はまるでコンサートホールのようです。わざわざなんと南アフリカ共和国から来る人もいるのだとか。

http://www2.hillsong.com/church/
http://www.hillsong.com/music/

クリスマスの教会の外の様子です。ウィンヤード駅からHillsong Churchのあるセブンヒルズへは約50分の道のり。
日曜日の朝ということもあるのでしょうか、乗った車両の２階席は、自分以外にたったひとりだけでした。往復だと割引があるのですが、なんとわずか6.4ドル。80円換算で500円ほど、これで50分の往復だといかに安いかが想像できるでしょう！

教会に到着！とにかく大きい。そしてきれいに整備された広大な駐車場。そして、建物だけで3000人を収容できる施設。オープニングセレモニーのときには、オーストラリアの首相も来賓として出席したそうです。ここから数十カ国へ礼拝の様子をテレビ放送しているのだとか。日本はキリスト教国ではないので無理なのですが、フィリピンではテレビで見ることも可能だそうです。

なんとライブのＣＤやＤＶＤも発売されているとかで、オーストラリアでは発売とともに、ヒットチャートの上位にランキングしてくるのだとか。...というわけで買ってみました。なるほど、はじめて聞いたときの感想は、すっと耳に入ってくるポップスのような感じ。ワーシップライブでありながらも、曲はどれも非常にキャッチーで耳障りがよく、馴染み深いもの。一度聞けば口ずさめるような、かつてのカーペンターズであり、アバであり、エアサプライのような、ジャンルは違うがそんな印象で耳に入ってきました。

DVDの映像になると完成度はさらに！高くなり、シドニーエンタテインメントセンター（日本で言う武道館のようなもの）に10000名を超える観衆とともに実に一体感のあるライブ演奏に。演奏に加えて、コーラスだけでも500名近くでスケールの大きさはすごい！

ホテルからすぐ北側の地区がロックスです。ここは文字通り岩場から成る地域だったそうで、「アーガイルカット」は、1843年から数十年もかけて、流刑者によって掘られたトンネルです。
いまは車が通っていますが、左右のトンネルの岩場からは、その当時の流刑者の息遣いまでもが伝わってきそうです。

この日もまたたくさんの船が行き交っていました。タンカーに客船、フェリーにボート、ヨットと見ていて飽きることがありません。

ロックス周辺を散策。かつてのシドニーの街がしのばれます。

JALとカンタスの共同運航便で帰国です。またぜひ訪れたいリストのナンバー１のひとつ（ちょっと変な表現ですが、ほかにも行きたいところがたくさんありますもので）になりました。