2004/05/12 - 2004/05/16
873位(同エリア926件中)
yukiさん
トスカーナワインと食事と風景をおもいっきり堪能する旅に行ってきました。
-
5月11日火曜日(初日)
成田からアリタリア航空で出発。ビジネスクラスのすぐうしろのエコノミーは足が伸ばせてラクチン、ラクチン。 -
離陸後すぐに昼食が出た(空港でトンカツ定食を食べたばかりなのにw)。
メニューはうな丼、炊き合わせ、きんぴら、たけのこ、梅酢レンコン、サラダ、メロンゼリー。
ゼリー以外ぺろりと頂く。 -
各シートにひとつづつTVがついていて好きな映画を見たり、ゲームも出来るようになっている。
ワタシは『さよならクロ』『シンドバッド』『ブラザーベア』『ペイチェック』を鑑賞。 -
おやつもどんどこ出てくる。
このサンドがおいしかったー(でも食べたのはひとくちだけ。あとはアトムが・・・おにぎりもw) -
到着1時間前に軽い夕食が出た。
アランチア(ブラッドオレンジ)のジュースをオーダー。
手前左のチョコケーキがあっさり味で激うま。 -
このクリームチーズがおいしかったの。
-
食後のコーヒー。この味、この味・・・。飛行機内からこんなにおいしいイタリアンコーヒーが味わえるなんて!
-
だんだんミラノ空港に近づいてきた。
-
ミラノ空港に到着。ここでトランジット。
-
コチコチした人がお出迎え。
-
素敵なお店がいっぱい(空港内)
-
ハリーポッターも人気らしい(空港内)
-
空港内で次の搭乗を待つ。
ここでインターネットできる。さすがイタリア!素敵なデザイン! -
公衆電話だって素敵(空港内)
-
ジュースの自動販売機。イタリアに自動販売機って、きっと空港内だけだよね?
-
待ち時間中にパニーニとカプチーノを購入。冷たいパニーニ(チーズ、トマト、ベーコン)だったので、焼いて欲しいと店の人にお願いする。焼いてくれたけど熱くはならなかったwほとんどアトムが食べた。
-
ピサ空港まではプロペラ機で1時間。一気に緊張感が高まり、なぜか足を踏ん張ってしまうw 搭乗中、いい匂いのお手ふきが出てちょっとリラックス。またアランチアのジュースを飲む。クッキーとクラッカーのどちらかを選ぶみたいなんだけど、何も聞かれず両方くれたw
-
ピサ空港に着いたのは現地時間で夜11時。タクシー乗り場にタクシーが結構停まっていてひと安心。気さくな運転手さんが英語でいろいろ話をしてくれて緊張感が溶けた。ロイヤルビクトリアホテルまで10ユーロくらい(スーツケース2つ)。
写真はホテルの前のアルノ川。とても雰囲気のある照明。 -
ロイヤルヴィクトリアホテルにチェックイン。フロントの女性がとても感じよく迎えてくれて嬉しかった。建物は19世紀頭(since 1839)に建てられたとても歴史を感じられるもの(由緒ありすぎw)http://www.pisaonline.it/RoyalVictoriaHotel/
-
部屋の天井は高く、とても古典的。壁にはひびが多数入っていて、少し崩れていたところもあってドキドキw
-
クローゼットにも釘付けw
-
虫が出るみたい・・・わはは(イタリアのベープマット)
部屋が古すぎて疲れているのに笑いが止まらない(古いけど清潔です)。なんとかシャワーを浴びて就寝。 -
5月12日水曜日(2日目)
飛行機の中で一睡もしなかったおかげでぐっすり眠れ、外から聞こえる鐘の音で目が覚めた。テレビをつけると『みつばちマーヤの冒険』が・・・w
もちろん、イタリア語を喋ってる。 -
ちょっと曇っている。
-
朝食はペストリーとハム・チーズが中心。タマゴと野菜はない。パンはこれでもかというくらい甘い。
-
カフェラッテをオーダー。好きな飲みモノを持ってきてくれるシステム。ストロベリーのヨーグルトも頂いた。
-
ホテルの外観。花がかわいらしい。
-
ホテルの前にはアルノ川が流れている。ちょっと雨がポツポツ降ってきた・・・不安。
-
イタリアの男性が大好きなヌテラ(チョコレート&ヘーゼルナッツのペースト)を持ってドミンゴもご満悦。
-
今日から5日間お世話になるガイドのKさん&Jさんご夫婦をホテルのロビーで待つ。Jewelもドキドキ。ロビーにはホテルの昔の写真がたくさん飾られていた。
-
笑顔の素敵なKさん&Jさんご夫婦と会い、素敵な旅になりそうな予感。ワタシ達ふたりもほっとして顔がゆるみっぱなしw
ホテルをチェックアウトし、早速、徒歩で奇跡の広場へ向かう。写真は途中に通ったカヴァリエーリ広場(かつて、町の政治の中心だった)にあるカヴァリエーリ宮殿。 -
カヴァリエーリ宮殿の前にあるコモ・ディ・メディチの像。うしろの宮殿の線描装飾が見えますか?
-
コモ・ディ・メディチの像の前にある噴水。かつては男前の顔の彫刻だったとおもわれるが鳩の糞で溶けてて無惨w
-
ホテルから約10分弱でドゥオーモ広場(奇跡の広場)に着く。ガイドブック等で幾度も見た建物だけどやっぱり実際に自分の目で見ると感動する。真っ白だと思っていた大理石も微妙にいろんな色をしていて趣深い。曇天なのが残念。
-
ドゥオーモ広場といえばやっぱり斜塔!すごく傾いているっ!(ちなみに南に5度30分傾いているそうだ)下から第3層まで出来上がった時にはすでに傾き始めていて、第4層から倒れないように中心軸をずらして建てているそうだ。よーく見るとわかるでしょ?w
-
とりあえず、記念写真w
-
斜塔の第1層部分。事前に予約すれば斜塔に上れるけど、予約しなかったワタシ達。だってコレ、いつ倒れてもおかしくないよね?後悔してないよw
-
思う存分斜塔の前で写真を撮った後、ドゥオーモ(大聖堂)の中へ。このドゥオーモは11世紀の中盤に作られたピサ様式のロマネスク建築の代表。最下層のブラインドアーケードが特徴のひとつ。ドゥオーモを真上から見ると十字架の形になっている。
-
ドームには13世紀につくられたモザイクのキリスト像が。
-
『ガリレオのランプ』と呼ばれているドゥオーモのシンボル。言い伝えではこのランプの揺れでガリレオが振り子の法則を発見したといわれているが、実際にこのランプが取り付けられたのは法則発見の半年後だったらしい。
-
キリスト教信者ではないけれど、少しお布施をしてロウソク風ランプを灯させてもらった。
-
ドゥオーモを堪能したあと、洗礼堂へ。
-
洗礼堂の中央に8角形の洗礼漕があり、そこの聖水で洗礼を受ける。この洗礼堂は音響効果がすばらしいことも有名。さっきまで洗礼堂のもぎりをしていた男性が扉を閉め、洗礼漕の前にたち自慢の唄声(歌詞はなくAh〜♪)を披露してくれる。唄声がクーポラ中に響き渡り感動。
-
洗礼堂から出てくるとなにやら怪しい物体が・・・
-
じーっと見てると鼻と口が出てきて動き出したw
モップ犬?? -
奇跡の広場の全体像。芝生がいつでも綺麗な緑でいるようにしっかり管理されていた。(ハゲた芝生の上に新しい芝生の絨毯を載せていたw)
-
記念写真w
さすがにブライスは知られているようで中学生くらいの女の子(どこの国の女の子かは不明)が『Blythe!!!』と呼んでくれた。 -
奇跡の広場を後にして、次の目的地、ヴォルテーラへ。
-
ピサから車で約1時間半で3000年の歴史のあるヴォルテーラの町が見えてきた。城壁に囲まれた美しい町。今日からこの町がワタシ達の拠点となる。
-
移動中ずっと激しい雨が降っていたが、ガイドのKさん(強力な晴れ女だそう)のおかげでヴォルテーラに着く頃には小降りに。あまりのタイミングの良さにびっくり。有り難いw着いてすぐにおすすめのレストラン『Don Beta』で昼食を頂くことに。写真はエトルリア門(紀元前3〜4世紀)
-
ソムリエでもあるJさんがトスカーナの郷土メニューにあわせて、この旅のサプライズワインの1本目としてチョイスしてくれた。
-
『SASSOALLORO 2000』(ブドウ品種はサンジョベーゼ主体の混醸)。このワインはブルネッロ・ディ・モンタルチーノで有名なビオンディ・サンティが作ったスーパータスカンで、味もまろやか。本当に美味しいワインは料理を食べた後、口の中を綺麗にし、またその料理を食べたくするものだということ(ワインと料理のマリアージュ)をまさに実体験した感じだった。アトムはしょっぱなから想像以上においしいワインが飲めたことで大興奮の様子。
-
メニューは地元の名物料理コースをオーダー。2人それぞれ違うものをチョイスしお互いに味見することにした。まずはパスタ。いのししのラグーのパスタと野ウサギのラグーのパスタ。どちらも見た目は同じw両方とも全く臭みがなく脂肪分もないのであっさりしていて繊細な味付け。野ウサギの方が若干肉自体の味が濃い。日本の食べ物に例えるとマグロの味付け缶詰のような・・・(もっとおいしいけど)といえばわかってもらえるかな?とにかくおいしくてビックリ!
-
いのししのワイン煮込み。味付けも濃くなくさっぱり。もちろん獣くささもなし。ちょっと固めだったけどワインによく合った。
-
鹿の煮込みポレンタ添え。これもいのしし同様。こっちは柔らか〜い♪
-
付け合わせの野菜は白インゲン豆とほうれん草。(あとフライドポテトが選べたけど却下w)インゲン豆にオリーブオイルをまわしかけるとなめらかでよりおいしくなるよとJさんが教えてくれ、その通りに。ウマい!ほうれん草は原型がわからないほどよーく茹で炒められていた。こちらも美味。
-
食後はカフェ(エスプレッソ)に砂糖を入れて。口の中がさっぱりする。
-
お店の方のサービスでブルネッロのグラッパ(ワインを作ったあとのブドウの絞りかすでつくる刺激的な香りを持つ力強い蒸留酒。アルコール度数が高く、食べ物の消化を助けてくれる。)をごちそうになる。いいグラッパは手につけてもさらっとしてべとべとにならないんだよとJさんに教えてもらい。二人ともやってみる。『さらっとしてるしてるっ!(大喜びw)』
-
大満足した昼食の後、ホテル『La Locanda』にチェックイン。城壁内にある新しいホテル。
-
内装も素敵。
-
昨日のホテルとは違って、床もフカフカの絨毯!思わずよろけそうに・・・w
-
チェックインをすませたあと、徒歩でヴォルテーラの町の観光へ。雨も止んで良い感じ。まずは城壁外にあるローマ時代初期の劇場跡。長い間、ここの住人のゴミ捨て場になっていたらしい。劇場の後方には浴場テルメも発掘されている。
-
次にヴォルテーラの特産物であるアラバスター(雪花石膏)の加工所へ。この石が原石。
-
この石は軽くて加工しやすく、薄い板状にすると光を通すので素敵なランプシェードにもなる。
-
彫刻もしやすい。
-
素敵な寝顔。
-
エトルリアの石棺もこのアラバスターで作られていた。上の女のひとのところが蓋になっている。
-
小さいものを作るときはこの大きさから加工。
-
加工するところ見せてくれた。ろくろのような回転板が横向きについていてそこにアラバスターを糊でひっつけて削る。
-
素敵な小瓶が出来た。でも水を入れると漏れちゃうのであくまでも飾りだそうだw
-
これもアラバスターで出来ているんだよ。柔らかそうだよね。素晴らしい技術。
-
加工所をあとにして町の中心(プリオーリ広場)へ。ここでは写真を呆れるほど全く撮っていない(なぜだ?w)この写真は壁(多分プリオーリ宮)についている馬をむすんでおくところ。罪人もここにくくりつけられていたそう。
-
こういうのばかり撮っているw
-
てくてくそぞろ歩き。
-
こういうのにすごく心惹かれるんだなー。
-
昔から使ってる井戸水。ひねってみると今でもちゃんと水が出るよ。
-
坂道が多い静かな町。
-
バールでひと息。冷たいアランチアのジュースをゴクゴク。実はこれ缶ジュース。わざわざグラスに注いでくれた。
-
一息ついたあとはワインバー『Le vena di vino』でワインティスティング。
-
スローフードのマークはかたつむり。ゆっくりじっくり食べ物を作っている。
-
お店の地下にはワインがぎっしり。
-
4種類のワイン(もちろん日本では飲めないものばかり:うち3種類はトスカーナの代表的黒ブドウ品種であるサンジョヴェーゼを使用)を飲み比べ。おつまみを食べないで飲むときと食べながら飲むときでおいしく感じるワインが変わってくる。おもしろい。
試飲したワイン:1.キャンティクラシコCASTELLO DI AMA2000〈D.O.C.G〉(キャンティクラシコは前菜によく合う)2.ヴィーノ・ノヴィレ・ディ・モンテプルチアーノ2001〈D.O.C.G〉『POLIZIANO』(ブーケ・タンニンが強い)3.ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ1998〈D.O.C.G〉『CAPANNA』(アルコール分が強くてコクがありタンニンが多く上品)4.LO FIORENTINO2001(カベルネソーヴィニョン種を100%使用したスーパータスカン。味はボルドータイプでアメリカのワインファンを意識して作っているらしい) -
これがおつまみ(1人分)!チーズは羊のミルクでつくったもの。奥のチーズが一番熟成しててお気に入りに。
今日はここでKさんご夫婦とお別れ。ワタシはもうお腹いっぱいだけど、アトムはまだちょっともの足りないらしく、さっきのバールでパニーニひとつお買いあげ。ホテルでお湯をポットでもらい、日本から持ってきたUCCの紙コップコーヒーと一緒に食べた。ワタシは寒天茶を飲むw -
【本日のお買いあげのコーナー】Jさんのおすすめサプライズ2本目ワイン『AVVOLTORE 2001』(Moris Farms,IGT)。サンジョベーゼ+カベルネ+シラーの芳醇なブレンドもの。 トスカーナではサシカイアやオルネライアなど有名で高いワインを買わずとも手頃な値段で同じくらいおいしいワインがある。驚き!
-
【本日のお買いあげのコーナー】グラッパ DI サシカイア
-
5月13日木曜日(3日目)
昨日22時にはぐっすり眠ってしまった二人。朝6時半に勝手に目が覚める。7時からの朝食が待ち遠しい。ホテルはちがえどメニューは同じw -
初めパンがなかったのでホームメードのケーキ2種類を少しづつ取ったところ、おじさんがパンを持ってきてくれた(汗)
-
このココナッツいりのヨーグルトがおいしい。日本にはないよね?
-
今日はカプチーノをオーダー。
-
9時半にKさんご夫妻と待ち合わせて出発(ホテルはチェックアウト)。今日はヴォルテーラの町のはずれにあるバルツェ(崖)がよく見える。
-
広がる麦畑。のどかだ〜♪
-
羊の群れを発見。
-
この羊達はペコリーノチーズ用に飼われている。写真を撮ったら、みんな向こうの方へ行ってしまった(残念)。
-
出発して10分くらいで目的地に到着。
-
『Fattoria Lischeto』オーガニックでペコリーノチーズを作っているチーズ工場を見学させてもらう。
-
ワンちゃんがお出迎え♪
-
『あんた達、見慣れない顔だわニャー・・・』
-
見学が始まります。
-
この方がオーナーのジョバンニさん。
-
すべて手作業で作られる。お豆腐を作る作業に似ているね。小学生高学年〜中学生くらいのみんなと一緒に見学したので熱気ムンムン。
-
ザルの中に残ったものがペコリーノチーズになる。ザルから流れ出たシエロはそれを元にリコッタチーズとなる。写真はペコリーノチーズ。
-
水気をとって約1週間ごとに温度の違う部屋に入れられる。
-
ある部屋ではカビが生えまくっている。
-
忘れられた鏡餅みたいwこのカビを手作業で洗っているのだそう。何回も何回もこの作業を繰り返し熟成させていく。
-
トマトでウォッシュしたものや灰をかけたもの、1ヶ月モノや1年モノなど色んな種類がある。昨日、ワインバーで食べたチーズもここのチーズ。こんなに手間がかかっているのに安くてびっくり。
-
『工場、どうだった?僕は入ると怒られるんだよ・・・』
-
『ワタシには大きすぎるわね。』
-
ここに羊達が帰ってくる。ここからまた車に乗り、次の目的地に行こうとすると・・・
-
『ワタシに挨拶しないで帰るつもりぃ〜〜〜〜ぎゃーーーー』という耳をつんざく鳴き声が・・・
-
寄っていくとすぐに鳴き声は止み、ニコニコ顔の彼女(ロバ)。思いっきりカバンを舐められた(泣
-
海辺のレストランへ行く途中、バールで一息。Kさんにカッフェマキアートを教えてもらう。普通のカッフェ(エスプレッソ)よりマイルドになって飲みやすい。
-
ところどころ赤いポピーが咲いていたがここはほんと見事な景色だったので車から降りて撮影タイム。
-
今年はたまたまタンポポの時期と重なったそうだ。
-
記念写真。顔が大きいから後ろの花が隠れるねw
-
スーパーマーケットにも寄った。
-
今の旬の野菜はカルチョッフォ(アーティーチョーク)。いっぱい買って食べたい〜〜〜っ!(無理なんだけども・・・w)
-
すごいことになっているw
-
綺麗に飾っているよね。
-
お総菜もいっぱい。こんなの食べたいなー。
-
乾物コーナーにて発見。
-
イタリアの『ぽっぽぽぽぽぽ〜♪』(ベビーフード売り場にあった)
-
海辺(リグリア海〈地中海〉)に到着。遠くに見えてるのはコルシカ島(フランス領)。
-
昼食を海際のレストラン『Ristorante de Andrea』で頂く。
-
店内・天井。魚のモチーフがかわいい。
-
店内に大きく飾られていた写真。人々の笑顔がまぶしい。
-
テーブルセッティングも洗練されていて、これからの食事をわくわくさせる。
-
おすすめの料理を1品ずつ頼み、アトムとシェアー。アンティパスト(前菜)は生の海老。新鮮で口の中でとろける。
-
イカをホワイトソースのようなもので固めたもの。当たり前だけど熱い料理にはお皿も熱くしてあって感動。
-
海の幸のスープ。自然なダシが充分でてて最後までパンに浸して頂いた。おいしい!
-
リコッタチーズでつくったニョッキ(普通はジャガイモでつくる)。柔らかくって口の中に入れると同時に溶けていく感じ。これも絶品。
-
貝のパスタにボッタルガ(からすみ)をかけたもの。これも貝のダシがたっぷり出てておいしかったー。ボッタルガが塩辛いので味のアクセントに。
-
メインはイカと野菜のフリット。
-
この食事に合わせてJさんが選んでくれた白ワイン『ボルゲリ・Vermentino アンティノリ2003』。若飲みでも充分楽しめるため、残念ながら日本にはほとんど入ってこないそうだ。このワインも地元の魚貝料理との組み合わせが抜群で、きりりと冷えたワインがうまい。
-
締めはカッフェで。魚のモチーフが砂糖の袋にも。
-
ゆっくりと昼食をとったあとは有名なサシカイア・オルネライアというワイナリーのあるボルゲリへ。
-
ボルゲリの町へ続く糸杉の並木道『ワインの道』は直線で5キロあり、世界で一番長いといわれている。
-
ここがスーパートスカーナ『サシカイア』誕生の地。
-
薔薇の花が壁につたい、たいへんかわいらしい建物。ワイナリー自体は意外に小規模。
-
建物にも『サシカイア』のマーク。『サシカイア』は地元でも大変高額で旅行者も手を出しにくいワイン。グラス売りも楽しめず残念。
-
庭も雰囲気がある。
-
撮らずにはいられないw
-
たまたま樽の倉庫の扉が開いてて中を覗けた。ラッキー!『サシカイア』のワイナリーは見学は出来ないが標高300mの場所にブドウ園が出来ており、80%はカベルネ・ソ−ヴィニョンが植えられているそうだ。ただし、周囲には金網で囲まれており、外部からは自由に出入りできない。
-
ボルゲリの町の中心へ。
-
マークにも葡萄の模様が。
-
鐘楼もある。
-
教会の窓ガラス、ワインの瓶底で作ったみたいでおもしろい。
-
かわいらしい小さな町。
-
初ジェラート! イチゴとピスタチオ。ぽってりした食感。甘すぎずスーッと溶けておいしい。
-
かわいいレストラン。
-
赤い窓枠が素敵。
-
時間がないので走り撮り。
-
ワイン屋さんの店先のオブジェ。
-
ボルゲリのエノテカでワインティスティングをさせてもらう。ボルゲリ産のヴェルメンティーノ種を使った白ワイン3種。ワタシにはちょっと塩からく感じ(海岸近くだから?)、昼食で楽しんだベルメンティーノ・アンティノリ2003を2本とJさんおすすめのボルゲリのスーペリオーレ『PODERE/SANLUIGI2000』(
カべルネ・ソ−ヴィニョン&カベルネフラン)を購入。 -
オルネライアにも寄る。
-
サシカイアよりも大規模なワイナリーでロドヴィーコ・アンティノリが所有する。ブドウ園の面積は81ha。ここも警備が厳重で見学できなかった。
-
門の前の大きな木。
-
Kさんにコルクの木だと教えてもらった。
-
帰り道、おいしそうなイチゴ・野菜の露店を見つけ停車。
-
新鮮だから葉っぱもおいしそー。
-
これはエシャロットかな?
-
今はアスパラガスの旬でもある。この大きい束、うらやましい。すごく安いの!こういう野菜を買って、晩ご飯は自分で作る旅もしてみたいなあ・・・。
-
イタリアでは空豆を生で食べるのが流行っているそう。試しに1個食べてみたけどエグくて青臭いw
-
今日から3日間お世話になるホテル『Albergo Villa Nencini』。ヴォルテーラのエトルリア城壁のすぐ外にある。
-
Kさんが買ったイチゴをわけてくれた。ホテルで洗って早速食べる。
-
あっまーーーーーいっ!中まで真っ赤。
-
ホテルのステンドグラス。午後18時でもまだ明るい。
晩ごはんを食べに城壁の中のレストランへ出掛けたが、お目当てのところが閉まっていて、やむなく昨日お昼を食べたレストランへ。 -
ワタシは豆のミネストローネをオーダー。ドロドロしている。
-
アトムはパスタ・プリマヴェーラ。あっさり。
-
どうしても野菜が食べたくてミックス・サラダもオーダー。オリーブオイルと塩・こしょうで頂く。
-
【本日のお買いあげのコーナー】1年物のペコリーノチーズ2つ。
-
【本日のお買いあげのコーナー】エクストラバージンオリーブオイルの大サイズとそれにつけるオイルが垂れないようにする注ぎ口(?)
-
【本日のお買いあげのコーナー】オリーブの木でつくったまな板(中サイズ)。その他、ワイン4本。
-
【本日のお買いあげのコーナー】ピーチ味の紅茶。
-
【本日のお買いあげのコ−ナー】STARのベジタブルコンソメ
-
【本日のお買いあげのコ−ナー】スポンジふきん
-
5月14日(4日目)
毎日早く寝るおかげで目覚めがよい。朝食は毎日同じメニューw繊維分を取ろうと今日からシリアルを食べることに。 -
真っ青な空。
-
天気がいいので外でKさんご夫婦を待つ。
-
今日はキャンティー方面へ。途中、素敵なレストランでブレイクタイム。カッフェマキアートを頂く。
-
庭も広くて素敵なので、ここで結婚披露宴を開くカップルも多いらしい。その様子のアルバムを見せてもらった。
-
今までで一番良い天気に。カラッとしていて気持ちいい。
-
キャンティクラシコのワイナリー『Dievole』に到着。ここではキャンティクラシコやスーパータスカンなど赤白6種類を楽しめる。中でもキャンティクラシコ・レゼルバはブドウを一番最後に収穫しているためか、非常にまろやかで太陽の味がいっぱい。
-
オーナーがスイス人であるためか、大変洗練された雰囲気。こちらではスペインのワイナリーと共同でサンジョベーゼ+テンプラニーリョの濃厚でうまいワイン(Plenum)も作っている。
-
ワイナリー内を移動しながらワインティスティング。この赤ワインにはプラムをベーコンで巻いた熱いおつまみが出た。うまいっ!
-
このワインにはチーズのおつまみ。
-
樽の貯蔵庫。
-
通常はこの8,000リットル樽で熟成するが、レゼルバなど高級ワインは小樽で優しく熟成させるそう。真ん中の扉から人が入って中を清掃できるようになっている。
-
ワイナリー見学が終わり、シエナへ。
-
素敵な景色のごちそう。
-
絵になるねーw
-
広がるぶどう畑。
-
機械でぶどう狩りをするためにこんな風に高さを決めてしまう。
-
シエナに到着し、昼食。店内で丸々としたポルチーニに釘付け!
-
レストランの壁にはここを訪れた有名人の写真がいっぱい。
-
クロスティーニの盛り合わせ。レバーペーストも全く臭みがなくあっさりしてて美味。
-
ポルチーニ茸のパスタ。うまーーーーーーーーーっ!
-
メインはキアナ牛のステーキ!アスパラガスの入ったソースがたっぷり。やわらかーーーーーーいっ!
-
このメニューに合うようにJさんが選んでくれたサプライズ4本目の赤ワイン『キャンティクラシコ2002カステッロ・ディ・フォンテルトーリ』。料理をまた口に運びたくなるようなワイン。キアナ牛などの地元料理によく合う。
-
ゆっくりと昼食をとったあと、観光へ。イタリアンゴシックの典型であるドゥオーモ。もうただ口をぽかんと開けて見上げるばかり・・・。
-
シエナ色の美しいブップリコ宮殿。
-
素敵なローソク屋さん。
-
アメ細工のよう。
-
カンポ広場にある『ガイアの泉』。これは複製でホンモノは違う場所に保管されてるそう。
-
鳩が口移しで水を飲んでる。
-
急に思い立って、プッブリコ宮殿のマンジャの塔に上ることに!(人数制限があるので待たないと上れない)
-
狭い階段が続く・・・(カメラ以外は受付のロッカーに預けなければいけません)この写真はコワイのでアトムに撮ってもらったw
-
やっぱりカンポ広場は上から見ないと♪
-
広場で待ってるKさんが小さく見える。
-
鳩避け?それとも・・・?
-
結構、高いところまで上ってきた。
-
涼しい風が心地良い。遠くまで見渡せる。
-
実をいうとまだ上に上れるんだけどここでギブアップ!だってここからハシゴだよ?w
-
汗だくになったので有名なお菓子屋さん『ナンニーニ』でジェラート!
-
さっぱりとレモンとヨーグルト。サービスで山盛りにしてくれた。
-
帰り際にメディチ要塞の砦の一角内にある国立エノテカへ。イタリア全土の主なワインが展示され有料で試飲できる。ここではアトムが北イタリア(ピエモンテD.O.C.G)のバルバレスコ2001にチャレンジ。ブドウ品種(ネッビオーロ)や気候も違うためかトスカーナワインに比べて少々すっきり辛口。
-
ヴォルテーラのホテルに戻り、ホテルのレストランで晩ご飯。イタリアのビールも飲んでみようということで注文。独特のえぐみもあり、料理との相性も悪い。はっきりいってまずい・・・。地元の人も普段は暑い日に軽く一杯飲む程度(しかもイタリアンビールではなくドイツの生ビールを飲むらしい)。
-
季節の野菜のパスタ。ナスが入っていた。
-
いのししのラグーのパスタ。やっぱりさっぱりしてておいしい。
-
これっ!これがむちゃくちゃおいしかった。ヴォルテーラ風豆のミネストローネ。白菜のような野菜が入っている。これを朝ご飯に出してくれたらいいのになー。
-
で、お約束。ミックスサラダ。
-
夜、TVで『イタリアのみのもんた』発見w
-
【本日のお買いあげのコ−ナー】キャンティクラシコのシンボルマーク(ガッロ・ネロ)のシールとワインのドロップストップ。あとは1日目の昼食に飲んだ赤ワイン『SASSOALLORO 』の97年モノ(97年はトスカーナワインのヴィンテージで20世紀の中でも傑出した収穫年のひとつに挙げられており、地元でも完売のものが多い中、シエナのお店で棚の奥から奇跡的に発見)を2本購入。
-
5月15日土曜日(5日目)
バスタブのある部屋を希望したので部屋からの眺めはこれ。でも結構気に入っている。たまに洗濯物を干す女の人(向かいの建物)と目が合ったりしてw今日も良い天気。 -
この日から毎朝ココナッツフレーバーの紅茶(珍しい!)に寒天粉を混ぜて飲むことにした。
-
まずは地元ヴォルテーラの朝市を見学。生のマグロがあるのはとっても珍しいそう。
-
野菜や果物もおいしそう。
-
焼き豚・・・みんな薄くスライスしてパニーニに挟んでもらってた!うらやましい!ここで朝ご飯にすれば良かった・・・
-
味見用にちょっとだけ買う。やわらか〜〜〜〜〜いっ。
-
えーっと、なんだか嬉しそうです・・・・(さっきの焼き豚の包み紙)
-
今日もポピーの美しい群生に出会った。
-
緑に赤が眩しい。
-
途中のブレイクタイムで寄ったバールにあったアイスクリームの看板。団子状のアイスに釘付け。
-
羊がいっぱい放牧されてる。天気がいいから羊も気持ちいいだろなー。
-
おいしいワイン、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノの産地、モンタルチーノが見えてきた。
-
二人とも大好きなワインなので少し興奮気味。
-
まずはブルネッロ・ディ・モンタルチーノの元祖とされている『ビオンディ・サンティ』へ。
-
看板からまっすぐ道が伸びている。
-
糸杉のアプローチが素敵。
-
もの凄く吠えられた。
-
さすが番犬!っと思った途端、お腹を見せて服従のポーズ・・・その後、しっぽを振ってじゃれまくり。
-
ここが『ビオンディ・サンティ』。
-
ここはワイナリーではなく、オーナーの住居のようだ。
-
あいにく閉まっていた事務所もKさんが交渉してくれて中に入ることが出来た。
-
事務所内の壁は賞状や楯でいっぱい。
-
事務所にあったワインはこれだけ。ただし、ワインリストがあり、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノの値段は収穫年によって400ユーロから4000ユーロまであった。わかってはいたけれど再度驚き!またここでは1888年からのヴィンテージがすべてストックされているそうだ。大変人気があって黙っていても売れるワインなので地元のコンベンションにも参加しないそうだ。
-
家の前に少しだけ年期の入ったブドウの木が植えられている。
-
ブドウ品種はサンジョベーゼ・グロッソとのことで樹齢は最低25年以上、中には100年を超えるブドウからワインを作ることもあるそうだ。
-
ビオンディ・サンディをあとにして、モンタルチーノの町へ。写真は城壁。ブルネッロ・ディ・モンタルチーノの発表会はこの中で行われたらしい。
-
町の広場にさりげなくいろんなイラストのタイルが貼り付けてある。
-
毎年1枚、その年に出来たブルネッロ・ディ・モンタルチーノの出来具合を星で表してここに貼っているという。星もさりげない。(1996年は星4つ)
-
1997年は星5つ!
-
町のいたるところにエノテカがあって、ワインが売られている。日光にあたってるワインは買わないほうが・・・w
-
昼食は『Osteria Re di Macchia』で。ここはこの旅行で一番印象深いお店。おいしいのはもちろんだけど、料理に季節の野菜が盛り込まれていて、それでいて安いし、店の方が気さくで優しく本当に居心地が良かった。前菜はこの一皿(1人分)。いまだにこのカルチョッフォ(アーティーチョーク)のクロスティーニ(右上)を思い出す・・・
-
アスパラガスのラザーニア。これも素材の味が生きてて、見た目ほどコッテリしてなくて好きな一皿。
-
先に出た2皿があまりにも印象深かったので、このステーキがなんのお肉だったかおぼえてないwちなみにこれも柔らかくておいしかった。
それぞれの料理にあうように4種類のワインを飲めるセットも頼んでいたので(それもほんとにお得な値段)、ほんとうに夢のような食事だった。 -
食後に出てきたモスカデッロ・ディ・モンタルチーノ(トスカーナDOC)。今まで食後に飲むワインって頭が痛くなるほど甘いっていう印象があって好きじゃなかった。でもこのワイン。飲んだとき、あまりのおいしさに『うわーーーーーーーっ!』ってアトムと二人で絶叫してしまったほど、おいしいものだった。微発泡で爽やかな甘さという言葉でしか表現できないのがくやしいw。食後におすすめ!
-
で、コースについてたデザート。パンナコッタ。その飾り付けもさることながら、ひとくち食べて脱帽。こんな繊細な味わいを海外で体験できるなんて!このお店の近くに住んでたら、毎日でも通ってしまいそう・・・そんな風に思ってしまうほど感動的な味だった。(実をいうと、アトムには違うデザート〈いちごのババロア〉が出てて、途中交換・・・ってなったんだけど、すぐに奪い返した逸話ありw)
-
昼食後、一軒のお宅(ワイナリー)を訪問することに。写真は遠くに見えるバンフィ(ワイナリー)。
-
小高い丘の上に1軒だけぽつりとたっているそのお宅はご夫婦でオーガニックワインを作られているという。あまりの素敵さに、まるで『トスカーナの休日』という映画のセットの中にいるような感覚に・・・
-
1891年・・・古いお宅を買い取ってリフォームしたのかな?
-
素敵な食卓。夜はロウソクなんかを灯して、ごはんを食べたらおいしいだろうな・・・
-
屋根にはブドウのツタが。ここにブドウがなるんだよ・・・あまりに素敵すぎて黙ってしまうワタシ。
-
食卓のカゴにいっぱいはいったカルチョッフォ。ああぁ、いっぱい食べたい・・・
-
裏の畑にカルチョッフォ。こうやって生えてるんだなあ。
-
良く言えば摘みやすい・・・w
-
大きい羊のような(?)牧羊犬が2匹、嬉しそうに寄ってきてくれた。
-
親子かな?
-
もう触りまくりの撫でまくり。おかげでワタシのサンダルはワンちゃんのヨダレでベトベトw
-
貴重なワタシ達の2ショットwここのイスに腰掛けて景色を見ていると日常の小さいことなんかどうでもよくなる気分に。
-
オーナーの奥様がリンゴジュースをごちそうしてくださった。
-
リンゴ100%オーガニックジュース。リンゴだけの甘さなのにすごく甘い。
-
ここのブドウの成長は少し早い。
-
もうツボミが出来てる。
-
ここで作っているオーガニックワインも試飲させて頂く。お二人の愛がいっぱいこもった優しい味がした(あと数年でブルネッロ・ディ・モンタルチーノに格付けされるそうだ。)この後、新しいワイナリーも見せて頂き、実に興味深かった。ここは、まさに夢と希望溢れるワイナリー。ここで数日間でも働けたら楽しいだろうな・・・と夢のようなことを考えてしまったw
-
ホテルに帰り、散歩がてら二人で近くのスーパーで買い物。このガチャガチャかわいすぎる!
-
スーパーから帰り、ホテルのレストランで食事。
アトムはスパゲッティーの大盛り。ワタシはまたもやヴォルテーラ風豆のミネストローネ。 -
毎日、ミックスサラダもあきるしなーということで、トマトサラダを試しに頼んでみたところ、見事にトマトだけだった。(当たり前なんだけどなんか悔しいw)
-
部屋に戻り、テレビをつけてると、なにやら聞き覚えのある音楽が・・・
-
ええええっ!なんとダンスダンスレボリューションがひとつの番組として成り立っているではないか!w
2人が対決していく仕組み。各自が上半身も良い具合に振り付けをつけてて、釘付け。なんと番組テーマは懐かしい「鋼鉄ジーグ」のテーマ(笑)。 -
【本日のお買いあげのコーナー】生ハム(朝市にて)
-
【本日のお買いあげのコーナー】桃も買ってみた(朝市にて)
-
【本日のお買いあげのコーナー】ワインのデキャンタ(モンタルチーノで)。底が円錐のようになってて珍しい。
-
【本日のお買いあげのコーナー】塩漬けのカッペリ(ケイパー)、いのししのラグーソース。そのほかスパイスをいっぱい買って帰ろうと思ってたのにすっかり忘れて買わず・・・無念。
-
【本日のお買いあげのコーナー】カンパリソーダ。この瓶が三角でかわいい。
-
【本日のお買いあげのコーナー】KIMBOのコーヒー。
-
5月16日(日曜日)帰国する日。朝、ホテルをチェックアウト。毎朝、挨拶していたこの鹿(?)ともお別れ。購入したワイン数十本を手荷物(機内持ち込み可能専用カートをもってきていた)にしたので、大荷物の二人・・・。ガイドのKさん夫妻に空港まで送って頂くから出来た離れ技。
-
帰りの飛行機の搭乗時間は18時。それまでルッカという町を訪ねることに。途中、バールでブレイク。カッフェマキアートとチョコシュークリーム(1人1個w)。中もチョコのカスタード。甘すぎずおいしい。
-
ドライブの途中、古い水道橋を発見。
-
外側の城壁が見えてきた。美しい城壁(周囲4.2キロ)で囲まれた町、ルッカ。かつてはナポレオンの妹エリーザ・ボナパルトも治めたという。
-
サン・ピエトロ門。この城壁のおかげで大洪水があってもあまり被害が出なかったらしい。
-
この洗濯モノの干し方!おもしろい!
-
素敵なバルコニー。
-
ちょうど、月1回の骨董市が開かれていた。ラッキー。
-
ちょっと持って帰れないな・・・
-
ドゥオーモ(サン・マルティーノ大聖堂)。
-
骨董市を冷やかしたあと、イタリアでの最後のジェラート。さんざん迷ったあげく、ミルクとティラミスーを選ぶ。
-
古代ローマ時代の円形闘技場(かつて24段の階段席、1万人の観客を収容したという)を取り込んでつくられたアンフィテアトロ広場へ。
-
ぐるっとこんな黄色の壁・茶色の屋根の住居が建っている。
-
上から見るとこんな感じ(絵はがき)
-
その建物の1角にあるお店でパニーニ(ホカッチャというパンにハム・チーズ・ドライトマトのオリーブ漬け)を買い、昼食にすることに。
-
高さ約12m幅約7m 城壁の上は遊歩道になっていて、所々に芝生が植えてある。今日の昼食はここでピクニック。買ったパニーニのフォカッチャ(パン)が例えていうと湿気たおせんべいのようでずいぶん食べるのに苦労したw
-
タマゴを全然食べてないワタシ達のためにKさんが自宅で飼ってるニワトリのうみたてタマゴをゆでて持ってきて下さった。5日ぶりのタマゴにというよりも、そのお心遣いに感動。
-
このカルチョッフォのソテーも持ってきてくださった。感動!!!旅行中ずっと食べてみたい・・・と心から願っていたこともあって本当に嬉しかった。ちょうどタケノコの穂先のような食感で独特な味わいなんだけど、それがJさんが持ってきて下さったワインとも合い、もの凄くおいしかった。アトムとワタシで奪うように食べてしまったw
-
昼食のあと、バールでブレイク。Jさんとアトムはカッフェコレット(グラッパの入ったカフェ)を飲む。これがJさんからのラストサプライズとなった。この旅ではJさんがソムリエということもあり、最初から最後まで例外なく「ワインと料理の最高の組み合わせ」を学ぶことが出来た(伊語でエノガストロノミアというらしい)。Kさん、Jさんありがとうございました。
-
レンタサイクルで自転車を借り、遊歩道をサイクリング。緑もいっぱいで景色はいいし、最高の気分。
サイクリングのあと、喫茶店でのどを潤し、ピサ空港へ。
ピサ空港でKさんご夫婦と握手をしてお別れ。
なぜかまたお逢いできるような気がして、不思議と涙は出なかった。
お二人が行ってしまったあと、空港のベンチにアトムと座り、この旅の思い出を話し続けた。『楽しかったね・・・』 -
ピサ空港からローマ経由JAL便。ピサからの飛行機がサッカーチームの遅刻で出発が約1時間遅延。そのせいでローマ空港を猛ダッシュするはめに。乗り遅れるかと思ったけどなんとか搭乗。
あてにしていたローマ空港でのおみやげ物色も全く出来ず、機上の人となってしまった。でもなぜかワタシ達二人は満足顔。だってこんなに自分たちへのおみやげがあるんだものwこれを飲むとき、トスカーナの景色、食事、Kさんご夫婦のことを思い出すことが出来る。なんて素敵なことだろう・・・
END
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
イタリア の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
2
306