2001/04/18 - 2001/04/20
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さらさん
スペインのバルセロナからポルトガルのリスボンまで南下の旅。今回はサラとおばあちゃんにテディベアのエミリアンが加わった、2人と1匹の珍道中。
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二人と一匹がバルセロナに到着したのは17時35分。バルセロナは治安に問題があるため空港からホテルまではタクシーを使った。スペインもポルトガルも市外に入るまではビュンビュン飛ばす。このタクシーも時速140kmも出していた。
二日目はシウタデリャ公園にある動物園へ。そこで白ゴリラのコピートくんに会った。この頃はすでにお年寄りで二人と一匹が見ている間ずっとごろごろしていた。(2003年に亡くなったそうです。ご冥福をお祈りします。)
ガラスの向こうには小さな猿がたくさんいて、サラがエミリアンを近づけると猿たちが寄ってきてエミリアンをじっと見つめた。それを目撃していた小学生の男の子たちがやって来て、「コイツ(エミリアン)を見ろ!」と猿たちに叫んでいた。 -
バルセロナにはバス・ツーリスティックという観光客のためのガイドつきバスがあり、二つのルートを循環している。1日乗り放題で各種施設・ショップの割引券なども付いている。主要観光名所にバス停があるしそのバス停は大きな目の付いた鮮やかな色の目印があるので分かり易く、方向音痴のサラにとってはとてもありがたかった。
動物園やサグラダファミリア、グエル公園にもこのバスで行った。
サグラダファミリアの入り口に、白と黒の2体の人形が立っていた。誰かがお金を入れたら動き出した。人形ではなく人間だった。これがバルセロナで初めて見る大道芸人だった。 -
グエル公園入り口の両脇の建物はお菓子の家みたいでとってもかわいい。
園内に入ったら音楽が流れていた。サラは最初、どこかから放送しているものだと思っていた。しかし階段の上の広場に上がる途中、その広場の真下でおじさんがギターを演奏していた。その音色が園内に流れていたのだ。「おじさん、かっこいい」とサラは思った。 -
グエル公園は観光客も多かったけど、市民の憩いの場でもあるようだ。
バルセロナを発つ日、チェックアウトまでの時間ちょっと街を歩くことにした。エル・コルテ・イングレス近くで信号待ちしていると、赤にもかかわらず若い女性がさっさと渡って行った。この辺では見慣れた光景だが、横で信号待ちをしていた恰幅のいいおじさんが、「狂ってる」といったジェスチャーをしてサラたちに向かって首をすくめた。
信号が青に替わった。
「英語は話せるかい?」歩きながらおじさんがサラに話しかけてきた。
おじさんは毎日数時間歩いているそうだ。以前はもっと太っていたが糖尿病になり、健康維持のためこうして歩くことで20kgほど痩せたという。サラたちがこの後アルメリア、グラナダ、セビージャへ行くと言うと、
「グラナダは素晴らしい。わたしの故郷だ」と嬉しそうに微笑んだ。
「今はどこへ行っているのかい?」
「ショッピング」
「この通りは高い。銀座みたいなもんだ。わたしはもう一本向こうの通りで店をやってる。シャッチョサン(←日本語で)だ」。
そう言って彼は名刺を取り出した。
「気が向いたら来るといい」。
あからさまな客引きは気分が悪いが、彼は控えめで感じがよかった。しかしサラは「ショッピング」と言ったものの買いたいものはなかったし、チェックアウトの時間が迫っていたので彼の店に寄ることはなかった。
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