クレイジー・ホース２

2003/06/17 - 2003/06/17

この「クレイジー・ホース・モニュメント」は入場料が１人＄２０！た・・高い！！ちなみに「マウントラッシュモア」は＄８・・こっちだって安くないのに・・個人運営の「クレイジー・ホース」なので仕方ないのか・・と言ってくれたトモちゃんとトミー。
私の強烈リクエストな場所だっただけに、高額な入場料が申し訳なく思っていたのだが、２人が、この場所でネイティブ・アメリカンの悲惨な歴史を知り、そして彼らの魂を心で感じ、「本当に、ここに来てよかった」と言ってくれたのでホッとした(^o^)。

縮小の完成予想像と共に、前方に現在の像を見ることができる。来世紀とも言われる完成の日を想像してみることができる。

エリア アメリカ

タ・シュンカ・ウイトコの肖像。しかし、彼の写真がなく、彼を知るネイティブ・アメリカンの話を基に彫られたものなので、果たしてこういう顔だったかは不明らしい。
しかし、私はこの肖像の前に立った瞬間、動けなくなってしまった。みなさんは何を感じますか？

彼らスー族のスー族族長の言葉
「白人は我々にに、絶えずその生き方を捨て白人の生き方をするように押し付けた。
もし、我々が白人に同じ事をしていれば、白人は抵抗していただろう。
我々はそれと同じことをしていたのだ」

ネイティブ・アメリカンの聖地バッドランドの景色。
スー族の間では、全ての生命は、血縁を越えて繋がっているという彼等の「輪」の思想を表す言葉の「ミタクエオヤシン」と祈りの時に使う言葉があるそうです。
その教えは「自分は一人ではなく、全ての生命との繋がりの中においてその中の一つの存在でしかなく、それら生命により自分は生かされている」
自然との調和を乱さないように生きるということだそうです。

不思議と、常に強い視線を感じていました。
とても勇敢で潔い部族の彼らが、どこかの丘や岩の上から、私達を見ているような気がしてなりませんでした。