umesonokoさんのクチコミ全6件

十和田ホテルには十和田湖畔の歴史あるホテルのイメージから憧れがありました。
ホテルの中には重厚な作りの昔の作りを一部生かしながらの内装と、近代的な建物部分とが、十和田湖のほとりに絶妙にマッチしてたたずんでいました。
秋田の地酒を堪能し、お料理も見事なものでした。従業員の方々のサービスの在り方も洗練されていました。
コーヒーを楽しもうと食後の遅い時間にラウンジに行ったら、もうカウンターの対応時間は終わっていたようで誰もいませんでしたが、食堂にいってお話したところ、コーヒーを立てていただけて、おいしくいただきました。このコーヒーラウンジの照明器具がチロルの山小屋のような内装によくマッチして、素敵な空間でした。

宗谷岬にはバイクツーリングで来たらしい方もたくさんいました。ほかにもまわりたいところがあって、宗谷バスの定期観光バスツアーを利用しましたが、アクセスはやはり自動車でないと簡単には来られない印象です。ここに行く途中では、宗谷の黒い牛が自由に放牧された、氷河期に出来上がった壮大な丘陵地を行きます。目的地は宗谷岬ですが、浮力発電の風車が何本も建ち、牛が自由に散らばっている風景は、本当に日本なのかな、と思うほど見ごたえのある風景でした。本州に住んでいると、目の前は電柱があったり、人工の建造物があったり、というのが当たり前です。それ故に、バスでどんどん走っても、しばらくは起伏にとんだ緑の丘陵地、電線も人工物も何もないことがものすごいことに思えます。そして宗谷岬に立った時の水平線、本当に突端に来たなあ！と素直に思えます。
　

黒部アルペンルートを立山側からはいって貫通して、その晩の宿でした。
かつては石原裕次郎ほか銀幕のスターが、周辺に宿屋はほとんどなかったころから宿として使っていたそうで、このあたりが観光地となって宿屋銀座となった今では考えられませんが、当時の宿の人たちと一緒に写真におさまって、階段の壁に掲げられていたのが印象的でした。
食事は、おかずがバイキング式。土地の産物を使った素朴な家庭料理です。
少し部屋が狭く、設備が古いですが、静かに夜が過ごせました。

　勝浦港から、ホテルが船を出して定期的にお客を迎えに行ったり送ったりする、海の島に建つホテルです。中の島というだけあり、ホテルの屋上から外に出て島をめぐることができる遊歩道がありました。遊歩道の行き着いた先は、太平洋の大海原、この景色は良かったです。ホテルについては、少々施設が古い感じはしました。朝のバイキングはさまざまな食材が提供されて満足しましたが、夕ご飯の料理は、海だけに期待していた割には街中でもいただけそうな内容なのが大変残念ではありました。

山間の温泉地なので原則車でしか到達できません。また、その進入口となる路をたどるも、細いので本当にこれでいけるのか、と思わせる周りの風景が不安でしたが、到着すると美しい芝生を背面の駐車場に到着。従業員の方々の物腰は柔らかく、癒されました。
お風呂も、泊まったのは「ささゆり」でしたが、その建物内の家族風呂と、吊り橋を渡って川向こうの家族露天風呂があり、川向こうの方は野趣満点で、これもまたいやされました。
食事も、素材、細工、味付け、本当に手の込んだ素敵なお料理、堪能させていただき大満足。多いと感じたり、食べられない食材は連絡すれば配慮していただけるのもよいサービスに思いました。食後は、サービスのコーヒーをいただき、ゆったりしました。
全体にゆったりした気持ちになれて、ここにきて過ごせて本当にありがたく思いました。
帰りも、ホテルの方がいつまでも私たち車を見送ってくれた姿が思い出されます。

大学が多摩地区にはたくさんありますが、親が訪ねたときにこどもの住まいにはなかなか泊まりにくいものです。例えば、引っ越しの手伝いなどのとき、こちらのホテルは、そもそもビジネスホテルなので過剰なサービスは期待できないですが、大変リーズナブルな宿泊どころだと思います。立川や多摩センターのホテルよりも気軽に利用できる値段と気分が良いです。１階にカレー屋さんがあって、その匂いがエレベーターに乗っても追いかけてくるのは気になりますが、従業員の方の態度もとても丁寧でなごみます。自家用車で行っても少し離れていますが、予約時に伝えておけば駐車場を案内していただけますので安心です。