つうさんのクチコミ全6件

最初は高い場所に位置する無料の場所から眺めてみる。安全な滝の裏にでも巣があるのか、たくさんのツバメを目にすることが出来る。この位置だと滝の高さの実感がイマイチつかめない。そこで500円払ってエレベーターで滝の下まで降りる。そこでは臨場感たっぷりに水しぶきをちょいと被りながら、その先に壮麗な滝を観る事が出来る。鮮やかな虹が出迎えてくれる。

屋島は南米ギアナ高地ばりのテーブルマウンテンである。ドライブウェイをぐいっとのぼれば、昨夜の雨の風情を少しばかり残した霧が僅かにかかって幻想的な雲海の風景を呈す。頂上でボランティアガイドの方に案内してもらう。先ずは源平合戦で源氏軍が血のついた刀を洗い真っ赤に染まったという瑠璃宝池。続いて源平古戦場や談古嶺展望台から「壇ノ浦」を望む。ガイドさんは、有名な「扇の的」「船隠し」等の戦いの様子を語る。周遊コースは、新屋島水族館、高松市街の展望台、四国八十四番札所の屋島寺、合戦の供養碑等を回り起点に帰る。

城の石垣が非常に立派であり、その高さは日本一である。凄いねえと驚嘆して登って行くとやがて可愛らしい天守閣が現れる。正確に言えば、天守閣はお堀の入り口から遠く見えていたのだが、小さいと言うよりも遠い感じ。立派な石垣を見た後、天守閣の小ささは一層引き立つ。

半月山(1753m)に通じるスカイラインがある。その道を上がると絶景かな、絶景かな。湖と円錐の美しい男体山(なんたいさん 2484m)、それに続く日光の雄大な山々を一望できる。更に上って行き着く先は、湖の裏側の山々を眺める事が出来る。

徳川家康が祀られる東照宮は、重厚な本社を始めとして陽明門とその廻廊(写真)・唐門・眠り猫等多くの国宝を有する。これら国宝群の多くは、建物に施された彫刻装飾の華麗さ・美しさで強く目を引く(写真)。今は平成の大修理の最終段階で、多数の職人により丁寧な装飾品の修復作業が行われている(写真)。

「五月雨の　降りのこしてや　光堂」。松尾芭蕉は、何百年もの風雨にも流れず永遠の美しさを称えていると詠った。内部はもちろん撮影不可である。金色堂は名前の通り、ほぼ全面金箔である。思った程大きくないが、あれだけの表面積が金だとやはり相当なものである。思った程けばけばしくないが、やはり豪華絢爛であり美しい限りである。さらに言えば、そこには時空を超えた圧倒的な存在感があり、その永遠の美しさはまさに感動的である。