たかちゃんさんのクチコミ全5件

折角泊まるのなら琵琶湖の周辺と考えて検索していたところかんぽの宿・彦根が現れました。年に一度夫婦と実姉の三人旅であまり費用もかからずしかもゆっくり癒され、出来れば少しばかりの贅沢？もできるお宿として申し込みました。贅沢といっても地物の料理が食べられ、出来ればのんびりお風呂に入れたらと思って貸し風呂のあるこの宿に決めた次第です。
　当日は夕方近くにチェックインして早速貸し風呂につかり、のんびり疲れを癒し、お部屋に戻って夕闇の琵琶湖を見渡したところ夕焼けに映えた湖面が正に絶景という感じでしばらく見とれておりました。
　夕食は期待に違わず小鮎のつくだ煮や黒ごまの豆腐さらには近江牛の鍋ものと地物の産物が出され、久しぶりに満足を味わいました。
　翌日の朝食はバイキングでしたが、豊富なおかずについつい手が出てしまい、食べ過ぎたようでした。でも前日は彦根城の「登城？」ですっかり日頃の運動不足を解消してきましたので、多少の食べ過ぎは許される範囲でしょう。
　今回ほど気分が癒された旅はなかったと思います。
余談ですが滋賀は京都や奈良に引けを取らないほどの観光資源があり、例えば琵琶湖や比叡山、石山寺、安土城址、彦根城、佐和山、守山など歴史をたどれば魅力が沢山あると思います。機会を作ってまた行きたいと思います。

急峻な山並みに驚かされましたが、さすが忍者の誕生する地域だと感心？しました。百地三太夫もあの石川五右衛門や服部半蔵もこの山谷を駆け巡って足腰を鍛え、色んな場面で活躍したのでしょうね。今流で云えばアフリカのマラソンランナーみたいなものですね。それは兎も角ホテルはおもてなしがとてもあたたかく雰囲気は良かったと思います。まさに隠れ宿のような感じでした。料理は総体的に美味しく感じましたが、品数が多過ぎるように思いました。例えばご飯ものは最初のお寿司を若干増やせば最後のご飯は必要ないと思います。魚料理や茶わん蒸しはあまり美味しいとは感じませんでした。また、自分が気が付かなかったのが悪いのですが、浴衣が男女別の色になっていて間違って女ものを着ておりました。何も別々の色にしなくともと思いますが。また、お部屋に椅子が無いのも気になりました。ゆったりと腰かけたいと思ったのですが。広い和室はゆっくり寝ることができました。朝食も美味しかったですよ。鯛の焼魚はご飯のおかずにはもってこいでしたね。ホテルの雰囲気は洗練されていて良かったと思います。

土曜日と云うこともあって当ホテルしか取れませんでしたが、予約外でも夕食は取ることができました。また、朝食もバイキングでしたが、味付けや品数も気に入りました。この時期ある程度の満足感はありました。

京大の学者さんが思考に耽って散策をした道と聞いて歩きました。銀閣寺に向かって歩いたのですが、京セラの寮があったり、琵琶湖からの引き水が山肌を流れていたりと哲学とは無縁の思いに耽りながら歩きました。

念願の西芳寺(苔寺)を見学しました。般若心経を写し書きし、厳かな気持になってまるでじゅうたんを敷き詰めたような深緑な苔が境内の静寂さと相まって気持ちがさらに落ち着きました。旅の疲れも消えていました。