うさちゃまさんのクチコミ全44件

自転車で来島海峡大橋を横断中、立ち寄りました。
（原付や自転車の場合、橋に備え付けられたエレベーターで島に降り立つことができます。自動車は不可。）

なんとなく動物園の臭いがする通路を抜け、エレベーターに乗り込みます。
ガラス張りのエレベーターなので、降下中も景色を楽しめました。
エレベーターを降りた先には、仮設トイレが設置されており、その先は下り坂が続いています。
途中、橋の建設で殉職された方々の碑もありました。

橋を真下から見られる絶好の場所なので、是非立ち寄ることをおすすめします。
橋脚の迫力たるや、言葉では伝えられません。

島の周囲はおよそ４ｋｍ。
島内での一般車両通行は禁止されていて、唯一、島の案内バスが周遊している。

第一次世界大戦以降の化学兵器製造拠点として、秘密裏に関連施設が設置稼動された過去があり、現在も毒ガス貯蔵庫跡や砲台跡などの戦争遺跡が多く残されています。
島には当時の歴史を詳しく展示してある毒ガス資料館があるので、こちらには是非足を運んでみて欲しい。

また、もう一つの特徴として、島全域に、人に懐く野生ウサギがたくさん生息している。
当時毒ガス開発が盛んだった頃、その毒ガスが漏れていないか目安とする為に、島内に放たれたのが始めだそうだ。
最初は数匹だったけれど、その後野生化繁殖して、今では島に３００羽ほど生息しているとか。
最近は「毒ガス島」というより「うさぎ島」としての認知が広まっている。

レンタサイクルもあるので（２時間４００円）、遺跡探索をしながらうさぎに餌をまくという楽しみ方ができる。
夏は家族連れの海水浴客で大賑わいしている。
島唯一のホテルには温泉もあるので、疲れを癒すのにもってこいだ。
ただし、結構外から丸見えで落ち着かなかったりする。

７年前にも来たが、その時より接客システムが悪くなっているように感じた。

まず、レンタサイクルの受付場所が広場の離れにあり、ホテル前の駐輪場まで距離があるということ。（無駄な往復が必要）
しかも、レンタサイクル受付には何故か二人も従業員が配備されているが、駐輪場には誰もいない為、不備（タイヤの空気が少ない等）があってもすぐに対応してくれない。
自転車は番号順に駐車されてないわ、そもそも番号が錆びてて読めないわで、探し出すのも一苦労だ。

これだけイライラさせられても、スタッフ側に「何か困ったことないですか？」的なサービス精神が見えれば、何とか溜飲も下がるけど、この時はそれすらなかった。。。

そしてレンタサイクルの基本時間がたったの２時間であることにも納得がいかない。
これでは、遺跡もゆっくり見て回れない。
最低でも３時間は必要だろうと思った。欲を言えば４時間欲しい。
自転車で回る人は、かなり計画的な行動が必要だろう。

それとお昼のレストランが１３：３０までと早い時間に閉まる点には注意したい。
自転車を返し終わり、お腹空いたねとレストランに向かうも目の前で閉店された時の絶望たるや筆舌に尽くし難い。
更に、飢えをしのごうと入ったカフェで、名物っぽいからといって、タコの唐揚げなんか頼んではならない。
レンジでチンしたフニャフニャの油くさいものがでてきて、泣き面に蜂となるからだ。
しかしキャンベルソフトは美味しかった。
私が阿修羅にならずに済んだのは、このキャンベルソフトのおかげと思いたい。

さて、色々と妥協が必要な感じだが、それであっても大久野島の魅力は色褪せない。
また来たいと思うし、いろんな人に知ってもらいたいとも思う。
子供からお年寄りまで、幅広く楽しむことのできる場所だ。

御祭神は大山積大神（天照大神の兄神）で、山の神、海の神、水の神、そして戦勝の神であり、歴代の朝廷や武将から尊崇を集めた神社です。
現在も、皇室を初め政界や企業、軍関係など、国民の崇敬は篤く続いています。

境内には国の天然記念物に指定された「大山祇神社のクスノキ群」があり、一の鳥居をくぐって最初に目に付くものが樹齢2600年といわれる「乎千命（おちのみこと）御手植の楠」。
他に、「能因法師雨乞いの楠」「河野通有兜掛の楠」（いずれも枯死）などがある。

これらのクスノキ群には含まれないが、境内から離れた位置に愛媛県指定の天然記念物として、樹齢2000～3000年といわれる「生樹の御門」もある。
根元に空洞ができており、くぐると延命長寿のご利益があると信仰される。

宝物館には、国宝８点をはじめとする国指定文化財の武具を多数所蔵。
海事博物館には、昭和天皇の多数の御著書又、瀬戸内海を中心とした動植物の標本が、水軍関係、海事関係資料と共に展示されています。
尚全国の鉱山から奉納された代表的な鉱礦石も多数有り。


１５時前に訪れました。
閉館まで十分な余裕がない為か、私たち以外に３人ほどしか参拝客がおらず、静粛な雰囲気の境内でした。

静かで凛とした空気が流れており、自然と背筋が伸びるような場所です。
訪れた日にも、白い制服に制帽のいでたちで海上自衛隊とおぼしき方々が、拝殿で御祈祷を受けておられました。

ここでひいたおみくじが、なかなか手厳しい内容でしたがぴしゃりと当たっている気がしました。
主人のひいたおみくじも、後日当たることに…。

閉館が１７時なので、宝物館や海事博物館を含めて見て回るには少し時間が足りませんでした。
ゆっくり見るなら３時間くらいは欲しいところです。

大山祇神社のすぐそばにある大正１２年創業の和菓子屋さんです。
みかん花の蜂蜜が香る神島（みしま）まんじゅうが有名で、おまんじゅうには大山祇神社の紋が入ってます。
１個５５円で、１０個で６００円。（自宅用だと５５０円）

酒まんじゅう（６０円）と神島まんじゅうを１個ずつ買いました。
店内に腰掛スペースがあったので、そこでいただくことに。
まず酒まんじゅうを頂いたのですが、これはいたって普通のおまんじゅうという印象。
できたてを食べれば又、違った感想になったかもしれません。

…で、続けて神島まんじゅうを食べてビックリ！
このおまんじゅう、美味しい！
しっとりとやわらかく、すきっとした甘さを感じるおまんじゅうなのです。
おまんじゅうなのに、この透き通るようなさわやかさはなんだと思ったら、カステラ生地にみかんの花の蜂蜜を使っているからだとか。
なるほど、それだけではないだろうけど、想像以上の美味しさでした。

お土産にするもよし、もらえると尚良しなおまんじゅうです。

よしうみいきいき館で電動自転車を借り、亀老山山頂を目指しました。
レンタサイクルターミナルの係員に、使い方によってはバッテリーがもたない旨を告げられ、やんわりと引き止められるも覚悟を決めての挑戦。
照りつける太陽と平均勾配９．１％の山道と戦うこと４５分。
ついに山頂へ到着。
電動自転車とは言え、かなりきつい行程でした。
まさに苦行です。

公園入り口にある売店でアイスを食べて休憩した後、階段を上り展望台へ。
展望台はコンクリートむき出しの近代建築的なデザインで、それでいて周りの緑に埋まった様相でした。

眺望は素晴らしく、風を感じながら来島海峡が一望できます。
くたくたに疲れたけど、登ってきた甲斐がありました。

ところで展望台の手すりの一部分に、恋人たちの誓いの証たる南京錠が、団子のように絡まりあっていました。
景観が台無しになるので、この風習なくならないかなあ。

亀老山山頂の展望公園入り口にある売店。
この売店の前を通り、展望台へと向かう形となる。
なので山頂に訪れた者は高確率で、ここのアイス看板の誘惑に晒されることとなる。

電動自転車とはいえ、歯を食いしばって登ってきた私たち夫婦も、例に漏れずオアシスの恩恵を受けることとなりました。
倒れこむように売店の向かいにあるベンチに座り、まずは瀬戸田産のデコポンアイスを堪能。
生き返る～～～！！
程よい酸味で、くたびれ果てた体に元気が染み渡るようでした。

玉藻塩アイスは売店オリジナルの人気商品。
主人はコレを「めちゃくちゃうまい！」と大絶賛。
一口分けてもらうと、ミルクの風味が濃厚で、藻塩が効いてて存在感のある甘さでした。
しかし私は、塩アイスやスイカに塩などの「甘いもの×塩」という組み合わせが苦手なタイプ。
やはり玉藻塩アイスも塩気が気になり、どうも馴染めない味でした。

売店には他にも、お土産用に様々な塩が売られていました。
海水１００％の手作り玉藻塩もありました。

四万十川のすぐ近くにあるのどかな駅。
１日７～８本の汽車が通っています。
宇和島方面行き列車は始発が６時台、終電が２１時台。
窪川方面行き列車だと始発が６時台、終電が１９時台。

以前この駅の自販機でジュースを買おうとしたら、お金を入れたにも関わらずジュースが出てこないことがあった。
窓口の人に事情を説明すると、とても親切な対応をして下さったことが印象に残っている。

「四万十川りんりんサイクル」という７箇所のターミナルで乗り捨て可能なレンタサイクルもある。（当日返却1,500円／24時間以内2,000円）
２６インチ２１段変速のマウンテンバイクが２５台ほど。
やたらと本格的だ。

ちなみに2013年8月12日、江川崎では気温が41℃まで上がり、国内最高気温の記録を更新。
観測点は、駅から１．５ｋｍ程離れた場所にあります。
散策の際は十分な暑さ対策が必要でしょう。

亀老山に登る為、こちらで電動自転車をレンタルしました。
山道が続くので、バッテリーが持つかどうか保障できないという説明を受けつつ、それでも構わないと覚悟を決めての挑戦。
いまいち踏ん張りの利かないママチャリでしたが、なんとか持ちこたえて往復できました。
（ちなみにかかった時間は、登りで４５分、下りで１５分くらいでした。）
料金は電動自転車レンタル１台８００円＋保証金１０００円です。
タクシーだと亀老山まで往復３０００円だそうです。

さて、お昼ご飯をこちらで頂くことに。
時間があれば名物の七輪海鮮バーベキューを楽しみたかったのですが、今回はスケジュールの都合上ゆっくりもしていられず。
代わりに、海鮮丼（1,200円）とタコの唐揚げ（550円）を注文しました。

海鮮丼のネタは、来島海峡らしさという点では違和感を覚えますが、なかなかのボリュームで満足できます。
タコの唐揚げも揚げたてプリプリで美味しかったです。
空腹も手伝って、最高に満足のゆくランチでした。

糸山公園の展望館に自転車を置き、展望台まで歩いて登りました。
展望館周辺はきれいに整備されておりますが、そこからの登り道は少々荒れた様相です。
虫除けスプレーで対策をとってから登ることをお勧めします。

眼下に広がる景色は素晴らしく、しまなみ海道や今治の工業地帯、来島海峡大橋のループ橋など、見ごたえ十分です。
あまり人もいないので（というよりは自分たち以外誰もいなかった）、景色をじっくり堪能することができます。

自転車で橋を渡る前に、全景を見ておこうと立ち寄りました。
ゴミも落ちておらず、とてもきれいな公園でした。
清掃員の方も笑顔で挨拶してくれて気持ちの良い場所です。
橋と島々の織り成す景色も素晴らしいのですが、潮の流れを目で追うのもまた楽しいものです。
えひめ感動の地２０選、堂々の第一位だそうです。納得。

ここに自転車を置き、更に１０分ほど歩いて登ると展望台があります。

しまなみ海道を渡る際、自転車をレンタルするついでに、ここで朝食を頂きました。
オープンと同時に入店で、自分たちのほかに利用者は２～３グループくらい。
店内は清潔感にあふれ、従業員さんも感じが良く親切です。

何より店内からの眺望が圧巻！
一面ガラス張りなので、来島海峡大橋と島々の美しい景色を堪能できます。

モーニングは和食と洋食を選べるかたちです。
材料はほぼ地元産でその日仕入れたものを使っているそうです。
入り口の黒板に「本日の野菜」として産地が載せられてました。

サラダとみかん卵のスクランブルエッグに魅力を感じ、洋食を選びました。
ベーコンは厚切りの焼きたてで、脂がジュージュー。
サラダもシャキシャキしてて満足のいく内容でした。おいしくて元気でます。

サラダに見慣れぬ野菜が入っており、食べても分からなかったので従業員さんに聞いてみると、丁寧に応えてくれました。
コリンキーという生食できるカボチャだそうで。
仕入れにより野菜の種類も変わるので、サラダの内容も毎日違ってくるそう。
別席で注文されていた和食も、干物が大きくてとても美味しそうでした。

お店の入り口付近には、こじんまりとした今治のおみやげ物コーナーがあり、なかなか楽しんで選ぶことができました。
てぬぐいタオルや今治のゆるキャラ「バリィさん」のグッズが魅力的でした。

しまなみ海道を通るときには、必ず寄りたい場所です。

土佐市の中心街にある地元では有名なパン屋さんです。
駐車場が広くお店もきれいで、パンもそこそこ美味しいともあり、平日でも朝からお客さんで賑わっているお店です。
パンの種類は、ハード系から創作おもしろパンまで幅広く、購入したものを店内で食べることも可能です。
※トースターも自由に使えます。

コルネパンにソフトクリームを乗せた「アイスコルネ（３６０円）」というものもありました。
コルネは注文後に揚げてくださるそうです。
創作意欲の高い店で、新作パンの登場も多いのですが、モーニングのスープが味噌汁という、どこか古風な面もあります。

キャラクターパンが可愛くておすすめです。
個人的には、「クルミとレーズンのパン」と「ポンデケージョ」がお気に入り。

店員さんも皆さん感じが良くて、居心地の良いお店です。

大抵の人はこちらの展望台よりも、もう少し西へ進んだところの展望広場へと向かう。
ところが、実はこちらの展望台の方が眺めが良いのだ。
トイレもないし駐車場も広いとは言えず、全体的に寂れた雰囲気ではあるものの、人がいないという点で悲しくも評価されている穴場スポットなのだ。

木製の展望台や屋根つき休憩スペース等だいぶ劣化しているが、定期的に周辺の草刈などが行われているのか、荒れ果てたイメージはない。（細かい草は生えてるけど）
案内板が大雑把な上に文字が消えかかっている点は、観光スポットとして致命的かも。
。
寂れ具合を気にしなければ、絶景を独り占めできる贅沢な展望台とも言える。

2013年7月現在、展望台横のわんぱく広場が、工事中で立ち入り禁止になっています。

見た目は地味な建物ですが、実はいっぱい魅力の詰まった水族館です。
思い出せないくらい昔に来たことがあるのですが、大人になった今、海洋館を応援する気持ちで入館。
まず高さ６ｍの大水槽で大興奮。
正直なところそれほど期待してなかったわけで、まさかこんな豪快な演出で迎えられるとは…完全に心奪われた瞬間でした。

水槽にかじりついて見ていると、ようやく館内にお客さんは自分たちだけという現実に気付く…。
なんで～～！こんな面白いところなのにどうしてこんな閑散としてるの！
でも、逆に言えばこの独り占め状態…快適で悪くないかも。

従業員（飼育員）さんがフロアを数名歩いていきましたが、皆さんここの海洋館を愛してるんだなあとわかる雰囲気でした。
これは重要なことなんです。
施設が心地よい空間なのは、それを支える人達の情熱によるものだと思います。

タッチングプールというふれあいコーナーがあったので、童心に返りナマコや貝をつついていました。
すると、従業員と思われるおばちゃんがバケツを手にやってきて
「この子はね、こうすると喜ぶよ。」
といって、サカタザメの腹側に手をさしいれ…
と、途端にサメがウィリー状態でザババババ！と水面を駆けてゆくじゃありませんか。
（おばちゃん、それ嫌がってない！？）
しかしおばちゃんは「喜んでる喜んでる♪」と満足げ。
そう言われると不思議とじゃれてるようにも見えてくる。
何だか楽しい一幕でした。

小さな水族館ですが、めいっぱい堪能でき大満足です。
遠くてなかなか行けないのが難点ですが、足摺方面へ行く方々には断然おすすめします。

日高村を抜けて西方面へと向かう際に、国道沿いでどどんと目立つ大きなレストラン。
周辺に食事処が無いのも手伝って、いつ行っても繁盛しているお店です。

特別美味しい訳でもないが不味くも無く、雰囲気も良いのでそこそこ満足できる良いお店。
食事のボリュームがやたらと多いのは昔から。
何故かほとんどのメニューが「ご飯＋うどんor茶そば」という炭水化物のタッグで構成されている。
そしてデザートは基本、コーヒー羊羹である。
「小倉（小豆）と思ったのにコーヒーやった…。」
誰もが通る道である。

会計時には、小学生以下のお子様に限り、オモチャが貰えたりもする。
敷地内にギャラリー（という名の雑貨屋さん）もあるので、結構楽しめます。

自社船でとったマグロが自慢の回転寿司屋さん。
コスパがよく、須崎どれの鮮魚を使った握りが好きなのでリピートしてます。
しかし以前と比べてお客さんの数は減っている模様。。。
他の格安寿司チェーン店が増えたせいかな。

とはいえ、こちらのお魚は新鮮で美味しさ間違いなし。
本日のお勧めを頼めば大抵満足できますが、個人的に「ピリ辛炙りイカ」や「車海老焼き塩にぎり」なんかもおすすめします。
あと、職人技だな～と感心したのが意外や意外「お子様にぎり」（正式名称不明）。
小さな回転皿に所狭しと、極小にぎりとかっぱ巻き、更にはひとくちゼリーまで乗っているのです。
小さなイカにも食べやすいよう隠し包丁が入れられてるし。
仕事の細やかさに脱帽。天晴れ！

あまり教えたくないのが本音だけど、素晴らしいお店なので紹介。
今ではめずらしい純喫茶のお店です。
食事メニューなんてありません。
あるのは、美味しく香り高い珈琲と紅茶、そしてジュースとトースト類くらい。

店内は落ち着いたブラウンの家具に赤いベロアのチェア。
そして、カウンターにはくつくつと気泡をたてるコーヒーサイフォン。
熟練のマスターがじっくりと美味しい珈琲を煎れてくれます。
カップとソーサーも、雰囲気に合わせてその時々で変化します。

お客さんは大抵男性のひとり客で、新聞を読んだり珈琲を味わったり、思い思いの時間を過ごしています。
窓の外には夏椿。
美味しい珈琲を味わいたいときに足を伸ばすお店です。

四国最大級と謳われているが、そのことを知ったのはごく最近である。
宿毛へ行く際に立ち寄る道の駅で、お土産にとどまらず山海の珍味やお惣菜、おやつも幅広く売られている。
いつだったか、信じられないくらい大きなコウイカが、ででーんと店先で売られておりたまげたことがあった。
そして何故か分からないけど、ここでは他の道の駅で見るものよりも商品が魅力的に映る。
たこやきやドーナツなど見慣れたものでも、俄然購買意欲が沸いてくるのだ。

敷地内に観光案内所があり、レンタサイクルも可能。

高速道路が延伸し、移転してきた道の駅。
以前は田舎独特の個性を感じる道の駅だったが、移転後はあまり印象に残らない感じになってしまった。
好きな具を選んで大きなおにぎりを作ってもらえるのだが、久々にたずねてみるとおにぎりは小さくなり値段に見合わない感じになっていた。
これじゃコンビニのおにぎりの方がマシでは。。。
立地条件がよくなり、観光客相手の商売に走り出したのだろうか。
お土産の種類などはどこも似たり寄ったりだが、あえて気付いた点を挙げるとすれば、アンパンマン自販機なるものが存在するところだろうか。
好きな人には嬉しいサプライズか。

余談だが、ここから目と鼻の先に天満宮や土讃線の踏切がある。
のどかで良い景色が広がるので、気分転換に少し歩いてみるのも良い。

駐車場もそこそこ広いし（１２～１３台くらい？）、トイレもある。
そして何より、卵を使ったスイーツが美味しいというお気に入りの休憩スポット。

養鶏農家の自慢の卵「コロンブスの茶卵」を使い、シュークリームやロールケーキ、プリン、ソフトクリーム、焼きドーナツ、焼き菓子・・・と、卵好きな甘党を魅了してやまない面子が揃う。
もちろん、素材となる卵も販売中だ。
お菓子は毎日、店舗内の厨房で焼きたて作りたてを出しているそう。
材料も四万十町産を軸に、こだわって選んでいる模様。

ネーミングが個性的で、シュークリームは「ちゃまごでしゅ」、ロールケーキは「ちゃまごdeロール」「ちょこっこロール」、プリンに至っては「ちゃらんぷりん」「こっこぷりん」など、頼む者を試すようなセンスが並ぶ。

店内やテラスにイートインスペースがあるので、涼しい店内で「ちゃまごでしゅ」をいただいた。

思わずびっくり。
こんなに皮のしっかりしたおいしいシュークリームってそうそう出会えない。
個人的に、皮がしっとりやわらかくてクリームを味わうタイプを好む私ですが、ここのシュークリームはまるで違うタイプなのに魅力的な逸品でした。
皮はクッキータイプで噛み応えがあり、サクッとしていて且つ伸びが良く、卵と小麦の味わいがガツンと響くような元気な味わいなのです。
クリームはめずらしいほどに甘さ控えめ。
しかし卵の濃厚でいてやさしい甘みが生地と相俟って、たまらなく幸せな気持ちになれます。
皮がしっかりしているので、噛んだときにクリームがモニッとはみ出るところも、卵の元気さを味わうようで楽しいものでした。

お客さんはひっきりなしに現れる感じでしたが、高確率で「プリンソフトクリーム」を注文していました。
カラメルソースを後がけしており、そちらも美味しそうでした。

持ち帰り用に「ちゃらんぷりん」と「こっこぷりん」を購入。
こちらも相当に美味でした。
「ちゃらんぷりん」は全卵使用のプリンで、卵黄の濃厚な風味を感じるコクのあるプリンでした。
スポーンですくうと、とろりとしたやわらかさなのに、口に含んだときの存在感たるや王様級です。
これは間違いなくこの店ナンバー１だと思い、翌朝「こっこぷりん」を食べたら、順位付けがいかに無意味であるか思い知らされた次第です。
「こっこぷりん」は白身だけで作られた真っ白なプリンです。
プリンは卵黄が入ってこそなんて先入観で食べたら、カウンターくらいます。くらいました。
こちらもとろりとやわらかな生地ですが、すっと口の中に溶けてゆくまでの味わいはとても幸せなもので、ミルキーな風味に感嘆するばかりでした。
ただのあっさりしたプリンとは一線を画しています。

久々に美味しいお店を発見しました。
作り手の真面目さが伝わってくるお菓子です。