m-falvorさんのクチコミ全6件

メスキータ西側にはいくつか食事処があります。
この日は雨でどの店も結構混雑していました。
そんな中、西側にあるインフォメーションセンター隣の「CAFETERIA TABLAO」でランチです。

初めてのスペイン郷土料理を口にしたのが、コルドバ名物のサルモレホ。
サルモレホはガスパチョの一種で、ガスパチョのようなサラサラではなく、ピューレ状スープ。
水に浸して柔らかくしたフランスパンを潰したトマトに入れてとろみをつけたものだとか。
程良い酸味で、付け合わせのパンをつけて食べても美味しい。
トマトジュースが苦手な私は結構好みでした。
でも連れはイマイチだったよう・・・。ちょっと好みが分かれるかなと。

付属のパンは堅めでポソポソしています
だからサルモレホにつけて食べるに適していたのかも。

そして、スペインのスイーツはどんなもんだとコルドバケーキをオーダー。
正直、激甘。パイよりパンに近い生地の中にジャムが入ってました。
生地の甘さはないものの、ジャムが甘い！
このバランスが取れれば飽きずにいただけるのになぁ、残念（笑）

【コインロッカー】
コルドバ駅（renfe）にはコインロッカーはなし（2011.4月末情報）。
駅の北側にあるバスターミナルの建物内（入って右に進む）にあります。

※コルドバ駅（renfe）インフォメーションセンターらしきものがありますが、
　荷物預かり所ではありません。
　コインロッカーの場所を聞いてもバスターミナルを案内されます。

コインロッカーはお金を直接入れるのではなく、
ロッカーが置いてあるスペースの外に自販機（日本のを想像していると分かりずらいちゃちいモノ）で
トークンと呼ばれるメダルを購入し、それを使います。

トークンはとても小さく、建物内も薄暗いので、
自販機の口からトークンが出てきたことに気付かないこともあり、
出てきているか要確認。

自販機は紙幣使用不可なので、小銭は要準備。
金額は忘れてしまいましたが、他の方の情報では3.2ユーロだとも。

大型のスーツケースも十分入るサイズのロッカーもありますが、
世界的観光地の割にロッカー数少なく、
壊れているロッカーもあるので早めの行動をおススメします。
コルドバへ11:25到着でお昼前のロッカーは比較的空きはあったものの、
まだハイシーズンではない時期だけに、ハイシーズンのロッカー使用率は予想できず。


【コルドバ駅構内】
構内地図を見つけたので、ご参考に（PDF）。
バスターミナルは構内地図で見ると右下あたり。
http://www.adif.es/es_ES///infraestructuras/estaciones/planos/Cordoba110325.pdf

Adif（スペイン鉄道インフラの管理会社みたい）のサイトより。

メスキータ南に位置するプエンテ門とローマ橋。

プエンテ門は、街の城壁の一部となっていた門を1571年にフェリペ2世の命により造り変えた門。
メスキータ、アルカサルだけでなく、街自体がイスラムとカトリックのせめぎ合いを感じます。

ローマ橋は、ローマ時代の土台に幾度に渡り修復しているんだとか。
世界遺産のコルドバ歴史地区になっているので、メスキータの後で立ち寄ってみるといいです。

そして、プエンテ門からメスキータ外壁を見ると紋章みたいものが描かれています。
後から写真を見て気付きましたが、一つづつ絵柄が違っているんです。
行ったら是非見てみて下さい。

花の小径は、白壁の旧ユダヤ人街にあります。

旧ユダヤ人街は、ユダヤ教徒が居住区でしたが、レコンキスタ後、イスラム教国に協力したとされたユダヤ教徒が追放された地。
そんな面影もなく、今現在は観光客にあふれています。

ただの小径を通って広場からメスキータのミナレットが見れるだけなのですが、観光スポットだけあってひっきりなしに団体さんがやってきます。
写真撮るのあれば、いなくなった隙を狙って撮るべし。
10分もいない場所なので、ちょっとねばっていればいなくなりました。

白い壁に壺焼きに入れられたゼラニウム、自分もやってみたくなります。

庭園が美しいことでガイドブックに掲載されていますが、大きな見所は以下かと思います。

１）美しい庭園。

２）ガイドブックではレコンキスタ後に焦点が置かれ紹介されているが、
　　ローマ、アラブ、カトリックとそれぞれの時代のものを見ることができる。

その中で、私は城塞四隅にある塔に注目。
是非レオンの塔にあがってみて下さい。
アルカサル全景や、メスキータ・ミナレットが見渡せます。

メスキータはイスラム教、キリスト教が混在する唯一無二の場所。

と、これがガイドブックにも載っている目玉でもありますが、
イスラム建築だけでメスキータ創設以後、約200年の間に4回改造しています。
ガイドブックにもそのエリアは掲載しているので、
それを見ながら内部を巡るとぐっと楽しく興味がわきます。

私の個人的見所は以下。
１）4回改造している、それぞれの造りを見付けると楽しめる。

２）マクスラ、ミフラブの美しさ。

３）ほぼイスラム部分が面積を占める中にある、カトリック部分。
　　（融合とはちょっとほど遠く、見る人によってはアンバランスと感じるかも）