ぽんぽこさんのクチコミ全3件

チューリッヒから電車で２0分のユートリベルグ駅、ここから１０分少々、未舗装の（雨の日は大変そう）山道を登った、ユートリベルグ山の頂上にあるレストランホテルです。
４つ星ホテルらしく、部屋も水回りも清潔で気持ちよく、申し分ないです。
部屋からの眺望もすばらしく、眼下にチューリッヒの町が広がり、昼間はもちろん、夜景も、そして正面からのぼる朝日も、とても心に残るものでした。
ホテル正面には見晴し台という名の鉄塔があり、階段をがんばって上がれば、更に眺めが抜群です。
併設の（というか元々こちらが本体だそうですが）レストランも利用しました。とてもお洒落でおいしいお料理と、それに合うおいしいオリジナルワイン（ボトル）で、二人で１８０フランでした。

海に面していて、眺望の良いホテルです。
（シービューよりも安いシティビューを選んだため、部屋からは海は見られませんでしたが。）
ホテル前の海沿いの散歩も気持ちよく、スタッフ対応も申し分ありません。
周辺には、海の幸を楽しめるレストランがたくさんあります。

なお、ピランはこのホテルに限らず、中心部への一般車両の乗り入れができません。
なので、区域手前の駐車場に車を停めてホテルに電話し、送迎してもらう必要があります。
駐車場からホテルまでは５分ですが、ホテルの乗り合いバンを待つ時間が長めなので、特に朝（チェックアウト後）は、時間と気持ちに余裕が必要です。
車で行く場合はご注意ください。

麓の駐車場（無料）からケーブルカーの駅まで２０分、ケーブルカーを降りて洞窟の入口まで２０分、これがひたすら上りの登山道でかなりきついです。
入場料は往復のケーブルカー込みで２４ユーロ。
ツアーの開始時間の表示などが特になく、洞窟の入口で、英語のガイドツアーが始まるのを２０分待ちましたが、なんと人数が集まらずドイツ語ツアーに組み込まれてしまいました。英語の説明プリントは渡されましたけども。

洞窟内は撮影全面禁止です。
一家族に１個渡されるガスライトは、雰囲気はありますが、結構重くて風ですぐ消えますので、断ってもよかったかと。
洞窟内は暗く、全７００段の階段はかなり急です。でも進みがゆっくりでカメラに気を取られることもないため、危険は感じませんでした。
時折ガイドが立ち止まり、説明のため発光用の花火に火をつけて辺りを照らすと、一面の氷の世界が広がり、自然が作った氷の宮殿に圧倒されます。
途中には１９７９年にこの洞窟を発見した探検家が引き返した地点のマークなどもあります。
氷の厚みは最大２５メートル、どこまでも透き通った中に空気の粒や亀裂が光で滲んで、とても幻想的でした。
ただし、７０分のツアーを最後まで楽しむために、ダウンなどの防寒着、手袋、帽子、分厚い靴下とホッカイロの着用、使用をおすすめします。