一眼って、キモいんですか!?
津郷佳子さん、おはようございます。 千葉県在住のヨレヨレジジイです。
冒頭からユーモア満載のご旅行記を楽しんでいましたら、「What' NIIGATA」の文字の前で逆立ち・セルフタイマー撮影を30歳なのでやめたというお話を読み、残念に思いました。
私が忘れもしない33歳のとき、よくあるツアーでバンコクに行ったのですが、あるお寺の前でツアーメンバーの80はとうに過ぎたと思われるお婆さんがタイの民俗舞踊のポーズを撮って仲間に写させていました。
大袈裟ですが、それを見た私は人生観が変わり、今でも「平均年齢70代のチアリーディング」とか老人会での「ハワイアンダンス(げてもの)」に陶酔するおばあさんたちを見ると、心底尊敬と羨望を覚えます。
私は今80歳ですが、なにかというと年齢を言い訳にして自分を抑えてしまいます。
ですが、シンガポールでマーライオンの口から出る水を手で受け止めているお決まりのポーズに興じている人を見ると羨ましくなったり、旅先でばらまき土産を両手に抱えて満面の笑みを浮かべているおばさんを見ると好感をもったりしています。
自分で自分を制限する癖はたぶん子供のころに極貧の家庭で育ったことや学校の勉強やスポーツでいつも人に負けていた劣等感からきているのだと思いますが、もはや遅きに失したとはいえ、自分を抑えずに行動できる人になりたいという思いは常にあります。
せっかく都合の良いハンドルネームをお持ちなのですから、30という若さで早くも逆立ちセルフ写真を諦めるような勿体ない自己制御はせず、なんでも都合(津郷)良く(佳く)考えて、おおいに旅を楽しんでいただきたいものだと思います。
こういうお節介なことを書きたくなる80歳まで、まだ50年もあります。 どうぞ自由な生き方を心がけてください。
ところで、一眼って、キモいんですか!? 私は退職祝いに子供たちが買ってくれた一眼を旅の友として後生大事にしているのですが・・・。
ねんきん老人