komachikoさんのクチコミ全4件

周囲はジャングル、な～んにもありません。夜はカエルやら何やら亜熱帯の生き物の鳴き声の大合唱が聴けます。ホテルから裏のジャングルに行ける歩道があるのですが、夜は真っ暗（夜間通行禁止）伸ばした手の先も見えないぐらい… 。秘境気分を味わいたい人にはお勧めです。

お部屋もすべてジャングルビュー。ずっと広がる緑が堪能できます。

でも難点が… 。食事の選択ができない。私達はホテルのレストランで夕食セットを食べました。地のモノを… という触れ込みでしたので大変楽しみにしていたのですが、それは前菜のみ。量も少なし。メインディッシュ？はベーコンを挟んだカツレツ。しかも味がファミレス以下… 。かき玉汁が子供用の洗面器ぐらいのお椀に入って出てきたのにはドン引きです 。夫がお酒に泡盛の湯割りを頼んだのですが、薄～い泡盛がコップに半分以下… 。

食事は明るいうちに上原に行って安くて、おいしい郷土料理店に行かれることをお勧めします。

それから歯ブラシがなぜか「環境保護」のため常備されていないのでご注意。でも売店で買えるんだってさ～。

国道３６１号線沿いの開田高原にありますが、走りやすい国道なのでスピードを出して走っていると間違いなく旅館は見落としてしまうのでご注意！外観は普通の民家という感じ。建物内の設備等も「旅館」というより「民宿」ですが、その分アットホームなサービスが受けられると思って下さい。

食事はこの地方の郷土料理が堪能できます。モロッコ豆、あまごの塩焼き、馬刺し、信州蕎麦、鯉の甘露煮などボリュームがあって食べきれません。大食いの私としては嬉しい限りでした。食べている最中から次の料理が出てくるのはいいのですが、最後の方に出てきた蕎麦は量が半端ではなく食べ残してしまったのが心残りです。

部屋には鍵がなく、また畳も古く変色していたので張り替えた方がいいかな。トイレ、洗面所は共同。２階のトイレは男女一緒、しかも和式。１階のトイレは洋式で新しいのでわざわざそちらまで行きましたが、ちょっと面倒ですね。

温泉は珍しい鉄泉、貧血などにいいそうです。木の湯船は風情がありますが、残念ながら露天風呂はなし。入浴時間はいつでも可。

ホテルの看板は錆びているのでぜひ塗り直して欲しいですね。外観は古いのですが、客室は広くて清潔です。宿泊したのは真夏ですが、とても涼しくて都会のうんざりした暑さから解放されました。

食事ですが、飛騨牛のバター焼きに全力投球という感じで、とても柔らかくておいしかったです。品数はそんなに多くなく、佃煮系の保存がきくような品が多かったのですが9600円（大人１泊２食）という宿泊代を考えるとコスパ的にはいいと思います。

温泉はメインの温泉は露天風呂付き、家族風呂の露天風呂が全部で４つあります。ただ露天風呂は体を洗う設備がないのでご注意。１家族４０分以内の使用です。湯質もぬるっとした感じで、露天風呂には「湯の花」がたくさんありました。

平湯温泉のバスターミナルからあちこちへ向かうバスが出ていてこの旅館ではチェックアウトした後でも車を無料で預かってくれるそうです。

料理、温泉、部屋、サービス、どれをとっても大満足です。特に料理の素晴らしかったこと、到着時間がかなり遅れたこともあるし、大ホテルだから冷めた料理かと思いきや揚げたての天ぷらを持って来て下さって感激しました。料理は地のもの、旬のものがボリュームたっぷり。配膳の方やフロントの方もとても丁寧で親切。喫茶券、巾着プレゼント、朝にはドアの下に新聞、など至れり尽くせりのサービスでした。温泉も湯質がよく、広々として湯船が５つぐらいありました（男女が日によって入れ替わるようです。）
この値段で、このサービスはあり得ません。また行きたいです。