42℃の世界は本当だった /真夏のアンダルシア - コルドバのクチコミ
- ウェンディさん
- 女性 / コルドバのクチコミ : 16件
- 旅行時期 : 2015/07(約9年前)
街頭温度計の表示(19時頃)
スペインのアンダルシア地方の夏。
そこは、灼熱のフライパンとも称される世界だった。
日本を出発する前に現地での天気予報をチェックして、まさか本当に欧州で42℃になる都市があるなんて…と思っていたが、2015年7月に訪れたコルドバ、グラナダ、ロンダのアンダルシアの都市では、実際に42℃の気温が街頭温度計に表示されていた。
しかし、これらの都市では1日中42℃が続くわけではなく、朝10時位までは30℃も行かない心地よい気温で、一番暑い時間帯は10時〜19時位。
日本だと14時位が最高気温となる場合が多いが、アンダルシア場合、お昼以降の気温が長時間にわたって暑かった。
気温が高い場合に心配なのは、熱中症。
その対策としては水分摂取が有効だが、欧州のミネラル水は硬水のことが多く、日本の水の様にごくごくとは喉に入っては行かない。
そんな時に有効なのが、粉末のスポーツ飲料(スポーツドリンク)の素。
私はアクエリアス粉末を持参したが、水に規定量の半分程度溶かすだけで、水がまろやかになり喉通りが良くなった。
大人がスポーツドリンクを飲む場合、袋に指示された粉末の量を全て溶かすと若干甘すぎてカロリーも気になるので、水を飲みやすくして体への水分の吸収効率を少しでも良くする為であれば、粉末の添加量は少なめにしても構わないと思う。
しかし、水に様々な栄養素を加えるとそれだけ雑菌が繁殖しやすくなるのも事実。
薄味に作るという事は、菌の繁殖も規定量で作った時よりは早い可能性がある。
朝に作ったスポーツドリンクは半日くらいで飲みきりにする方が良いかもしれない。
私たちは42℃の暑さの中を毎日歩き回ったが、結構、疲れ知らずだった。
もしかすると熱中症対策に毎日飲んでいたスポーツ飲料が、疲れ知らずの元だったのかもしれない。
スポーツ飲料にはアミノ酸やクエン酸が添加されているので、歩き旅の疲労回復にも向いている。
夏にアンダルシア地方への旅を計画する場合、42℃という気温と、熱中症予防対策、脱水症状の予防対策が、旅行の計画と同じくらい大事になってくる…と考えても良いと思う。
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